リバーブエフェクト

リバーブエフェクトを使うと、部屋、コンサートホール、洞窟、広場などの音響環境の音をシミュレートすることができます。

音波はあらゆる空間内の壁や天井、窓などの面や物体に当たって反射を繰り返しながら減衰していき、やがて聞こえなくなります。反射による音声波形は反射パターン、より一般的な名前で言えば残響(またはリバーブ)になります。

残響信号の開始部分は、リバーブテイルが拡散し増大していく前にはっきりと聞き分けることができる、いくつかの不連続な反射音から構成されています。この初期反射音は、人間の耳が部屋の大きさや形状といった空間の特徴を聞き分けるために不可欠です。

Figure. Reverb tail diagram.