セルに数式を挿入すると、計算が行われ、その結果がセルに表示されます。数式が含まれるセルは、数式セルと呼ばれます。
たとえば、列の一番下のセルに、その上にあるすべてのセルの数値を合計する数式を挿入できます。数式セルの上にあるセルの値を変更すると、数式セルに表示される合計値が自動的にアップデートされます。
数式では、ユーザが指定した特定の値を使って計算が行われます。たとえば、数値またはテキスト(定数)を数式に直接入力できます。また、表のセルを指定して、そのセルの値を使うこともできます。これは、セル参照と呼ばれます。ユーザが指定した値は、演算子や関数を使って計算されます:
演算子とは、算術演算や比較演算などの演算を始める記号のことです。数式でこれらの記号を使って、実行したい演算を指定します。たとえば、「+」記号では値が加算されます。また、「=」記号では 2 つの値が比較され、それらが等しいかどうかが判断されます。
関数とは、あらかじめ定義されていて、SUM や AVERAGE などの名前が付けられた演算のことです。関数を使うときは、関数の名前を入力し、名前の後に、その関数に必要な引数を丸かっこで囲んで指定します。引数とは、関数で演算を行うときに使う値のことです。
操作
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参照先
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選択したセルの合計、平均、最小値、最大値、および値の個数を瞬時に表示し、必要に応じてこれらの値の算出に使用された数式を保存する |
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選択したセル内の合計、平均、最小値、最大値、個数、または値の積を表示する数式をすぐに追加します。 |
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ツールや特定の方法を使って数式を作成および変更する |
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さまざまな iWork 関数を使う/財務、工学、統計などの関数の使いかたを示す例を参照する |
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数式にさまざまな種類のセル参照を追加する |
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数式で演算子を使う |
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数式またはその計算値を表のセル間でコピーまたは移動する |
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数式や数式の要素を検索する |