ジェネレータパラメータ
次のセクションでは、各ジェネレータに共通のパラメータとジェネレータの詳細について説明します。
すべてのジェネレータに共通するパラメータ
すべてのジェネレータは、「ジェネレータ」インスペクタにリセットボタンと「幅」、「高さ」、「ピクセルのアスペクト比」のコントロールが用意されています。各タイプのジェネレータ固有のコントロールについては、この章で紹介します。
リセット: クリックすると、ジェネレータをデフォルト設定にリセットできます。
幅: ジェネレータの幅をピクセル単位で設定するスライダです。値の範囲は、1 から現在のプロジェクトの幅までです。
高さ: ジェネレータの高さをピクセル単位で設定するスライダです。値の範囲は、1 から現在のプロジェクトの高さまでです。
ピクセルのアスペクト比: ジェネレータによって描かれるピクセルのアスペクト比を設定するポップアップメニューです。値は以下のいずれかのメニューオプションから選択します:「正方形」、「NTSC D1/DV」、「NTSC D1/DV アナモフィック」、「PAL D1/DV」、「PAL D1/DV アナモフィック」、「アナモフィック 2:1」、「D4/D16」、「D4/D16 アナモフィック」、「HD(960x720、1440x1080)」、「HD(1280x1080)」、または「カスタム」。「カスタム」以外の値を選択した場合は、その値に対応するピクセルのアスペクト比がポップアップメニューの横の値フィールドに表示されます。値フィールドに入力できる値の範囲は 0 〜 10000 です。その値が現在の値に対応していない場合(たとえば、アナモフィック 2:1 に対して 2 など)は、「カスタム」がポップアップメニューに表示されます。
HUD に表示されるコントロール
ジェネレータの HUD には通常、「ジェネレータ」インスペクタにある全コントロールの中の一部が含まれます。さらに HUD では「不透明度」と「ブレンドモード」のパラメータがあります。
重要: HUD の「不透明度」パラメータは、「情報」インスペクタにある「不透明度」コントロールと同じです。このスライダはジェネレータの全体的な透明度を設定します。一部のジェネレータでは、「ジェネレータ」インスペクタに別個の不透明度コントロールがあります。これは「情報」パネルにある類似する名前のコントロールとは独立しています。
網目
「網目」ジェネレータは、水面のシミュレーションをアニメートします。「網目」のパターンのサイズ、速度、屈折、ブライトネス、カラーを変更したり、アニメートしたりできます。「網目」ジェネレータは、プロジェクトへ光のパターンを追加するために使ったり、イメージマップのソースオブジェクトとして使ったりすることができます。
「インスペクタ」のパラメータ
サイズ: パターンのシェイプとスペースのサイズを設定します。
カラー: 光のシェイプの色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: サイズ, 速度, 屈折, 明度, および カラー.
セルラー
「セルラー」ジェネレータは、動く細胞を顕微鏡で見たときのようなアニメーションのパターンを作成します。細胞の色、サイズ、速度を変更できます。
「インスペクタ」のパラメータ
サイズ: パターンに含まれる細胞のサイズを設定します。値の範囲は、3 〜 64 です。
速度: 細胞の動きの速さを設定します。値の範囲は、0 〜 2 です。
グラデーション: 細胞に使用するカラーのグラデーションを設定します。グラデーションの使いかたについて詳しくは、「グラデーションコントロール」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: サイズ, 速度, および グラデーション.
チェッカーボード
「チェッカーボード」ジェネレータは、静止画像のチェッカーボードパターンを作成します。チェッカーボードの四角形のコントラスト、色、サイズ、および位置を編集したり、これらにキーフレームを設定したりすることができます。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー 1: チェッカーボードの 1 番目の色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
カラー 2: チェッカーボードの 2 番目の色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
サイズ: チェッカーボードの四角形のサイズを設定します。値の範囲は、0 〜 800 です。
コントラスト: 2 種類の四角形間のコントラストを設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー 1, カラー 2, サイズ, および コントラスト.
雲
「雲」ジェネレータは、雲のパターンをアニメートします。雲のレイヤーの色、調整、速度、および強度を変更したり、アニメートしたりできます。
「インスペクタ」のパラメータ
左右に縮小/拡大: ジェネレータを横方向に縮小/拡大することで、シミュレーションで外観のズームイン/ズームアウトを指定します。数値が大きいほどズームレベルが高くなります。
上下に縮小/拡大: ジェネレータを縦方向に縮小/拡大することで、シミュレーションで外観のズームイン/ズームアウトを指定します。数値が大きいほどズームレベルが高くなります。
速度: 雲の動きの速さを設定します。値の範囲は、0 〜 2 です。
グラデーション: 雲に使用するカラーのグラデーションを設定します。グラデーションの使いかたについて詳しくは、「グラデーションコントロール」を参照してください。 オフセット: 雲の中心の座標を設定します。座標はオブジェクトの中心(座標の原点)を元に算出されます。
「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールを使用してこのパラメータを調整することもできます。詳しくは、「画面のコントロールを使用してジェネレータを編集する」を参照してください。
第 1 レイヤーの強度: 雲の最初のレイヤーの強度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
第 2 レイヤーの強度: 雲の 2 番目のレイヤーの強度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
第 3 レイヤーの強度: 雲の 3 番目のレイヤーの強度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
第 4 レイヤーの強度: 雲の 4 番目のレイヤーの強度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 左右に縮小/拡大, 上下に縮小/拡大, 速度, グラデーション, 方法, 第 1 レイヤーの強度, 第 2 レイヤーの強度, 第 3 レイヤーの強度, および 第 4 レイヤーの強度.
単色
「単色」ジェネレータは、1 色のオブジェクトを作成します。単色の色を調整したり、色にキーフレームを設定して色が変化するアニメーションのテクスチャを作成したりできます。
メモ: 色で塗りつぶした小さなボックスやシェイプを作成してアニメートするには、「単色」ジェネレータを作成してマスクするよりはシェイプツールを使ってベクトルのシェイプを描画する方が簡単です。プロセッサのパフォーマンスもワークフローもその方が効率的です。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー: カラーを設定します。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー.
同心円シェイプ
「同心円シェイプ」ジェネレータは、シェイプの繰り返しパターンを作成します。
「インスペクタ」のパラメータ
サイド数: 「シェイプ」ポップアップメニューで「ポリゴン」が選択されているときに使用でき、ポリゴンシェイプの辺の数を指定します。ポリゴンには少なくとも 3 辺が必要です。
回転: 「シェイプ」ポップアップメニューで「ポリゴン」が選択されているときに使用でき、ポリゴンシェイプの方向を指定します。
中心: キャンバスにおけるジェネレータの中心を設定します。左側の値スライダが X 軸、右側の値スライダが Y 軸を表します。X および Y の各コントロールにアクセスするには、開閉用三角ボタンをクリックします。
内側のカットオフ: ジェネレータの中心の停止領域を定義します。0 よりも大きい値を設定すると、ジェネレータの中央に穴が作成され、値を大きくすると穴が大きくなります。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。
周囲のカットオフ: ジェネレータの周囲の停止領域を定義します。値が低いほど、ジェネレータの外側のエッジがカットオフされます。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。
カラー 1: 「カラータイプ」ポップアップメニューから「2 カラー」を選択すると使用でき、ジェネレータの 1 番目のカラーを設定します。デフォルト設定を使用した場合、このカラーは同心円シェイプの中央に現れます。
カラー 2: 「カラータイプ」ポップアップメニューから「2 カラー」を選択すると使用でき、ジェネレータの 2 番目のカラーを設定します。
コントラスト: 「カラータイプ」ポップアップメニューから「2 カラー」を選択すると使用でき、2 つのカラーの間のトランジションを制御します。値 1 はカラー間のコントラストが最も高くなり、低い値になるほどコントラストが弱くなり、シェイプがぼやけます。
位相: カラーまたはグラデーションを順番に切り替えます。
ヒント: 「位相」パラメータをアニメートして催眠効果を作成します。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: シェイプ, サイド数, 回転, 内側のカットオフ, 周囲のカットオフ, カラータイプ, カラー 1, カラー 2, 幅, コントラスト, および 位相.
グラデーション
「グラデーション」ジェネレータでは、最初は直線状のグラデーションが作成されます。グラデーションのタイプを直線状から放射状に変更したり、グラデーションの色を追加および削除したり、グラデーションの始点と終点を変更したりすることができます。変更したグラデーションを「ライブラリ」の「グラデーション」カテゴリに保存して、シェイプ、テキストオブジェクト、またはパーティクルセルに適用することができます。また、グラデーションコントロールにキーフレームを設定すれば、色が変化するという動きのあるグラデーションが作成されます。
「インスペクタ」のパラメータ
グラデーション: カラーグラデーションを設定します。グラデーションの使いかたについて詳しくは、「グラデーションコントロール」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: グラデーション, タイプ, 開始, 終了, および 終了時の状態.
グリッド
2 色の線からなるグリッドパターンを作成します。デフォルトでは、黒の背景に白の線のグリッドが作成されます。「インスペクタ」のコントロールを使えば、グリッドのカラーや幅をカスタマイズしたり、グラフ用紙の罫線を追加したりすることができます。
「インスペクタ」のパラメータ
オフセット: グリッドの中心の座標を設定します。座標はオブジェクトの中心(座標の原点)を元に算出されます。
「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールでこのパラメータを変更することもできます。詳しくは、「画面のコントロールを使用してジェネレータを編集する」を参照してください。
BG のカラー: グリッドの背景のカラーを設定します。
BG の不透明度: 背景の不透明度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
ぼかし: グリッド線のぼかしまたはシャープネスを設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
自動調整: グリッドの背景の幅と高さの値を丸め、グリッドの端に位置する列や行に欠けが生じないようにします。
BG の幅: 背景の幅、またはそれぞれの線の間のスペースを設定します。
BG の高さ: 背景の高さ、またはそれぞれの線の間のスペースを設定します。
グラフ用紙の線: 既存のグリッド上にグリッドパターンを重ねます。このオプションを選択すると、「グラフ線のカラー」コントロールと「グラフ線の数」コントロールが使用可能になります。
グラフ線のカラー: 「グラフ用紙の線」チェックボックスが選択されている場合に有効で、「グラフ用紙」の線のカラーを指定します。
グラフ線の数: 「グラフ用紙の線」チェックボックスが選択されている場合に有効で、グリッド線がグラフ罫線と重なる頻度を設定します。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 線のカラー, BG のカラー, BG の不透明度, ぼかし, 線の幅, 自動調整, BG の幅, BG の高さ, グラフ用紙の線, グラフ線のカラー, および グラフ線の数.
レンズフレア
「レンズフレア」ジェネレータは、レンズの方を向いた明るい光源からの光が、カメラのレンズ部分に含まれる、複数の部品によって屈折させられる結果、生じるものです。このフィルタを使うと、レンズフレアをシミュレートしてオブジェクトに適用することができます。
このフィルタは、映像の中で、明るい光源のシミュレーションを行うのに、使うことができます。
「インスペクタ」のパラメータ
強度: レンズフレアの強度を設定します。値の範囲は、0 〜 4 です。
減衰: レンズフレアの減衰速度を設定します。値の範囲は、0 〜 10 です。
カラー: レンズフレアの色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
周囲のカラー: レンズフレアの周囲の色を選びます。
リングのカラー: レンズフレアの輪の色を選びます。
光線のカラー: レンズフレアの中の光線の色を選びます。
光線の強度: 光線の強度を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
光線の数: レンズフレアの中の光線の筋の本数を設定します。値の範囲は、1 〜 100 です。
光線のノイズ周波数: 光線に含まれるノイズの周波数を設定します。値の範囲は、1 〜 100 です。
光線のノイズレベル: レンズフレアの光線に含まれるノイズのレベルを設定します。値の範囲は、0 〜 20 です。
リングの半径: レンズフレアの輪の半径を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
リングの幅: リングの幅を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
グロー減衰: レンズフレアが輝きを失う速さを設定します。値の範囲は、0 〜 20 です。
光線マップ: レンズフレアの光線に使うよう選んだマップのサムネールを表示する、イメージのウェルです。
イメージウェルの使いかたについて詳しくは、「ソースウェル」を参照してください。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: サイズ, 強度, 減衰, カラー, 周囲のカラー, リングのカラー, 光線のカラー, 光線の強度, 光線の数, 光線のノイズ周波数, 光線のノイズレベル, リングの半径, リングの幅, グロー減衰, および 光線マップ.
ベール
「ベール」ジェネレータは、3D 空間を優雅に舞うアニメーションの薄い紙を作成します。速度、始点と終点、オフセット、ブライトネス、カラーを変更したり、アニメートしたりできます。キャンバスの境界よりもさらにアニメーションの範囲を広げるには、「インスペクタ」の「幅」および「高さ」パラメータの値を大きくします。
「インスペクタ」のパラメータ
始点 1 〜 4: 紙の波の始点を設定します。これらのコントロールをいろいろな組み合わせで試し、波のシェイプを作り出してください。
終点 1 〜 4: 紙の波の終点を設定します。これらのコントロールをいろいろな組み合わせで試し、波のシェイプを作り出してください。
オフセット: 紙の中心の座標を設定します。座標はオブジェクトの中心(座標の原点)を元に算出されます。
カラー: ベールの色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 速度, 始点 1 〜 4, 終点 1 〜 4, オフセット, ブライトネス, および カラー.
ノイズ
「ノイズ」ジェネレータは、色付きの静止画像パターンを作成します。アニメーションのノイズを作成するには、「ノイズ」HUD または「インスペクタ」で「ランダムシード」パラメータにキーフレームを設定します。アニメーションの「ノイズ」ジェネレータにフィルタを適用すれば、ユニークなテクスチャを作成することができます。次の右側のイメージでは、アニメーション表示の「ノイズ」ジェネレータに「ディストーション」系の「ストライプ」フィルタを適用し、躍動的な電光タイプのテクスチャを作成しています。
「インスペクタ」のパラメータ
ランダムシード: 個々のシードの値によって異なるノイズイメージが作成されるため、この値を徐々に変化させることでノイズパターンを常に変えることができます。「ランダムシード」パラメータを確認して使う簡単な方法としては、「ランプ」ビヘイビア(パラメータビヘイビアのカテゴリにあります)と組み合わせ、このビヘイビアを使って「ランダムシード」の値を極小から極大に徐々に変化させます。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: ランダムシード.
単色光線
「単色光線」ジェネレータは、色の変化に基づいた光線パターンを作成します。色、変動の度合い、分割の数、パターンの回転を選択することができます。
「インスペクタ」のパラメータ
オフセット: 光線パターンの中心の座標を設定します。座標はオブジェクトの中心(座標の原点)を元に算出されます。
「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールでこのパラメータを変更することもできます。詳しくは、「画面のコントロールを使用してジェネレータを編集する」を参照してください。
カラーのずれ: 各色がお互いにどの程度異なるかを設定します。
ディビジョン: 光線パターンの分割の数を設定します。
回転: 中心点からの全体のパターンの回転を設定します。
シャープネス: 光線のエッジの強さを指定します。値の範囲は、0.25 〜 1 です。
波状: 正の値または負の値によって、光線の波ができます。値の範囲は、- 10 〜 10 です。
周波数: 「波状」を 0 以外の値に設定したときに、光線の波の数を指定します。
位相: 「波状」を 0 以外の値に設定したときに、光線の始点および終点からの波のオフセットを指定します。(この値をアニメートして、興味深いエフェクトを作ることができます。)
内側のカットオフ: ジェネレータの中心の停止領域を定義します。0 よりも大きい値を設定すると、ジェネレータの中央に穴が作成され、値を大きくすると穴が大きくなります。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。
周囲のカットオフ: ジェネレータの周囲の停止領域を定義します。値が低いほど、ジェネレータの外側のエッジがカットオフされます。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー, カラーのずれ, ディビジョン, シャープネス, 波状, 周波数, 位相, 内側のカットオフ, および 周囲のカットオフ.
Op Art 1
「Op Art」ジェネレータには 3 種類あり、背景と前景の感覚を錯覚させるような効果を作成できます。「Op Art」ジェネレータは、シンプルなシェイプの繰り返しを使って数学的なパターンを作成します。静止画像パターンの中には動いているように錯覚するものもありますが、「Op Art」のパラメータにキーフレームを設定して動くモアレパターンを作成することもできます。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー 1: パターンの最初の色を設定します。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
カラー 2: パターンの 2 番目の色を設定します。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
コントラスト: 線と背景の間の分割部分の、鮮明さまたはぼかし具合を設定します。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 線の太さ, カラー 1, カラー 2, コントラスト, 波長 1, 波長 2, 波高, および 丸み.
Op Art 2
このジェネレータは、シンプルなシェイプの繰り返しを使って数学的なパターンを作成します。静止画像パターンの中には動いているように錯覚するものもありますが、「Op Art」のパラメータにキーフレームを設定して動くモアレパターンを作成することもできます。
「インスペクタ」のパラメータ
背景のカラー: 背景の色を設定します。
カラーコントロールの使いかたについて詳しくは、「色コントロール」を参照してください。
コントラスト: ドットと背景の間の分割部分の鮮明さまたはぼかし具合を設定します。
圧縮: 仮想の紙の折り畳み角度(浅いか深いか)を設定します。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 調整, アングル, ドットカラー, 背景のカラー, コントラスト, ドットサイズ, および 圧縮.
Op Art 3
このジェネレータは、シンプルなシェイプの繰り返しを使って数学的なパターンを作成します。静止画像パターンの中には動いているように錯覚するものもありますが、「Op Art」のパラメータにキーフレームを設定して動くモアレパターンを作成することもできます。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー 1: ジェネレータの最初の色を設定します。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
カラー 2: ジェネレータの 2 番目の色を設定します。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
カラーコントロールの使いかたについて詳しくは、「色コントロール」を参照してください。
コントラスト: 線と背景の間の分割部分の、鮮明さまたはぼかし具合を設定します。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: 線の太さ, カラー 1, カラー 2, コントラスト, 波長, 波高, ゆがみ, および 丸み.
ソフトグラデーション
「ソフトグラデーション」ジェネレータは、ソフトエッジな放射状のグラデーションを作成します。グラデーションにはアルファチャンネルが含まれているので、ジェネレータをプロジェクトの別のイメージ上に配置することができます。ソフトグラデーションの色、サイズ、および位置を変更したり、これらにキーフレームを設定したりできます。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー: グラデーションの色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
半径: グラデーションの円の半径を設定します。値の範囲は、0 〜 1000 です。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー および 半径.
スパイラル
このジェネレータは、円状に繰り返しスパイラルパターンを作成します。
「インスペクタ」のパラメータ
中心: キャンバスにおけるジェネレータの中心を設定します。左側の値スライダが X 軸、右側の値スライダが Y 軸を表します。X および Y の各コントロールにアクセスするには、開閉用三角ボタンをクリックします。
「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールでこのパラメータを変更することもできます。詳しくは、「画面のコントロールを使用してジェネレータを編集する」を参照してください。
カラー 1: 「カラータイプ」ポップアップメニューから「2 カラー」を選択すると使用でき、スパイラルの 1 番目のカラーを設定します。
カラー 2: 「カラータイプ」ポップアップメニューから「2 カラー」を選択すると使用でき、スパイラルの 2 番目のカラーを設定します。
調整: 「タイプ」ポップアップメニューで「モダン」が選択されているときに使用でき、スパイラルのアームのサイズを指定します。
タイトネス: 「タイプ」ポップアップメニューで「クラシック」が選択されているときに使用でき、スパイラルの曲がり具合を指定します。「タイトネス」の値が低いほど、スパイラルは緩やかになります。
コントラスト: 2 色の間のトランジションを制御します。値 1 はカラー間のコントラストが最も高くなり、低い値になるほどコントラストが弱くなり、スパイラルがぼやけます。「カラータイプ」ポップアップから「グラデーション」を選択すると、「コントラスト」パラメータを使用できません。
回転: スパイラルをその中心の周りで回転させます。(「回転」パラメータをアニメートして催眠効果を作成します。)
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: タイプ, カラータイプ, カラー 1, カラー 2, グラデーション, 調整, タイトネス, コントラスト, および 回転.
スター
「スター」ジェネレータは、輝く星のシェイプ(アルファチャンネルを含む)を作成します。スパイクの調整、幅、角度、イプシロン(星のスパイクのサイズを微調整)、不透明度、および星の位置、色、半径を変更したり、これらにキーフレームを設定したりすることができます。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー: スターの周囲の光輪の色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
半径: スターの中心にある円の半径を設定します。値の範囲は、0 〜 300 です。
スパイクの調整: スタースパイクのサイズを設定します。値の範囲は、0 〜 100 です。
スパイクの角度: スタースパイクの角度を設定します。
スパイク不透明度: スタースパイクの不透明度を設定します。値の範囲は、-8 〜 0 です。
スパイク幅: スタースパイクの幅を設定します。値の範囲は、0 〜 50 です。
イプシロン: スタースパイクの強度を微調整します。値の範囲は、- 2 〜 0 です。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー, 半径, スパイクの調整, スパイクの角度, スパイク不透明度, スパイク幅, および イプシロン.
ストライプ
「ストライプ」ジェネレータは、デフォルトで 2 色が交互に繰り返される縦の帯を作成します。ストライプの位置、色、サイズ、およびコントラストを変更したり、これらにキーフレームを設定したりできます。「中心」パラメータをアニメートすることで、ストライプを画面上で連続的に動かすことができます。
「インスペクタ」のパラメータ
カラー 1: 1 番目のストライプの色を選びます。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
カラー 2: 2 番目のストライプの色を選択します。開閉用三角ボタンをクリックして「赤」、「緑」、「青」、および「不透明度」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
コントラスト: 各ストライプのエッジ部分の鮮明さまたはぼかし具合を設定します。値の範囲は、0 〜 1 です。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー 1, カラー 2, サイズ, および コントラスト.
2 色光線
「2 色光線」ジェネレータは、2 色が交互に繰り返される光線パターンを作成します。色、分割の数、パターンの回転を選択することができます。
「インスペクタ」のパラメータ
オフセット: 光線パターンの中心の座標を設定します。座標はオブジェクトの中心(座標の原点)を元に算出されます。
「項目を調整」ツールを使用すれば、オンスクリーンコントロールでこのパラメータを変更することもできます。詳しくは、「画面のコントロールを使用してジェネレータを編集する」を参照してください。
カラー 1: 「2 色光線」の基準となる色を選びます。
カラー 2: 「2 色光線」の対になる色を選びます。
ディビジョン: 光線パターンの分割の数を設定します。
回転: 中心点からの全体のパターンの回転を設定します。
コントラスト: 光線の分割の鮮明さまたはぼかし具合を設定します。
波状: 正の値または負の値によって、光線の波ができます。値の範囲は、- 10 〜 10 です。
周波数: 「波状」を 0 以外の値に設定したときに、光線の波の数を指定します。
位相: 「波状」を 0 以外の値に設定したときに、光線の始点および終点からの波のオフセットを指定します。
内側のカットオフ: ジェネレータの中心の停止領域を定義します。0 よりも大きい値を設定すると、ジェネレータの中央に穴が作成され、値を大きくすると穴が大きくなります。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。
周囲のカットオフ: ジェネレータの周囲の停止領域を定義します。値が低いほど、ジェネレータの外側のエッジがカットオフされます。プロジェクトでジェネレータの下で合成されたオブジェクトは、カットオフ領域に表示されます。
OSC を公開: このチェックボックスを選択すると、ジェネレータをテンプレートの一部として「Final Cut Pro X」に送信したときに、「Final Cut Pro」でオンスクリーンコントロールにアクセスできるようになります。オンスクリーンコントロールとその他のパラメータの公開について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール
HUD には以下のコントロールがあります: カラー 1, カラー 2, ディビジョン, 回転, コントラスト, 波状, 周波数, 位相, 内側のカットオフ, および 周囲のカットオフ.