「オブジェクト」メニュー
このメニューには、「Motion」内でオブジェクトを操作するためのすべてのコマンドがあります。レイヤー階層への配置やキャンバスでの物理的な整列などです。
新規グループ: 新しい空のグループをプロジェクトに追加します。(Command + Shift + N キー)
新規カメラ: 新しいカメラをプロジェクトに追加し、2D モードと 3D モードのどちらを使用するかを指定できます。(Command + Option + C キー)
新規ライト: 新しいライトをプロジェクトに追加し、2D モードと 3D モードのどちらを使用するかを指定できます。(Command + Shift + L キー)
新規ドロップゾーン: プロジェクトに新しいドロップゾーンを追加します。ドロップゾーンにより、クリップをキャンバスにドロップすることによってプロジェクトのフッテージを置き換えることができます。ドロップゾーンは、大きい矢印のプレースホルダのグラフィックスとして表示されます。ドロップゾーンのレイヤー名は、ドロップゾーンの中央に表示されます。ドロップゾーンのオブジェクトがある領域にメディア項目をドラッグ&ドロップすると、プレースホルダのグラフィックスが置き換えられます。メディアをドロップゾーン上にドラッグすると、ドロップゾーン領域の周囲にハイライトが表示されます。(Command + Shift + D キー)
新規リグ: プロジェクトに新しいリグを追加します。リグを使用すると、複雑であっても簡単に変更できるアニメーションを作成できます。多数の異なるパラメータを単一のコントロール(スライダ、ポップアップメニューなど)にまとめることができます。詳細については、「リグを使用する」を参照してください。 最前面へ移動: 選択したオブジェクトをグループ内のレイヤーの一番上に移動します。(Command +閉じカッコ(])キー)
最背面へ移動: 選択したオブジェクトをグループ内のレイヤーの一番下に移動します。(Command +開きカッコ([)キー)
前面へ移動: 選択したオブジェクトを「レイヤー」リストの 1 つ上のオブジェクトに移動します。(Command +閉じカッコ(])キー)
背面へ移動: 選択したオブジェクトを「レイヤー」リストの 1 つ下のオブジェクトに移動します。(Command +開きカッコ([)キー)
配置: このサブメニューには、キャンバス内で複数のオブジェクトを整列および配置するためのすべてのコマンドがあります。キャンバス内でオブジェクトを配置する方法について詳しくは、「オブジェクトの配置コマンドを使う」を参照してください。 左端を揃えて配置: 選択しているオブジェクトの左端が揃うようにオブジェクトを移動します。
右端を揃えて配置: 選択しているオブジェクトの右端が揃うようにオブジェクトを移動します。
上端を揃えて配置: 選択しているオブジェクトの上端が揃うようにオブジェクトを移動します。
下端を揃えて配置: 選択しているオブジェクトの下端が揃うようにオブジェクトを移動します。
奥の端を揃えて配置: 3D モードで、各オブジェクトの一番遠い端を Z 軸(奥行き方向)に揃えます。
手前の端を揃えて配置: 3D モードで、各オブジェクトの一番近い端を Z 軸(奥行き方向)に揃えます。
水平方向の中心を揃えて配置: 選択しているオブジェクトをそれぞれの水平方向の中心点で揃えます。
垂直方向の中心を揃えて配置: 選択しているオブジェクトをそれぞれの垂直方向の中心点で揃えます。
奥行き方向の中心を揃えて配置: 選択しているオブジェクトをそれぞれの Z 軸(奥行き方向)の中心点で揃えます。
左端を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、左端を基準にして左から右に均等に配置します。
右端を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、右端を基準にして左から右に均等に配置します。
上端を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、上端を基準にして上から下に均等に配置します。
下端を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、下端を基準にして上から下に均等に配置します。
奥の端を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、各オブジェクトの一番遠い点の間で均等に配置します。
手前の端を基準に配置: 選択しているレイヤーを、各オブジェクトの一番近い点の間で均等に配置します。
水平方向の中心を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、左から右にそれぞれの水平方向の中心を基準にして均等に配置します。
垂直方向の中心を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、上から下にそれぞれの垂直方向の中心を基準にして均等に配置します。
奥行き方向の中心を基準に配置: 選択しているオブジェクトを、Z 軸(奥行き方向)の中心点を基準にして一番近いオブジェクトから一番遠いオブジェクトへと均等に配置します。
グループ: 選択しているオブジェクトをグループにまとめます。(Command + Shift + G キー)
グループ解除: グループを解除して、オブジェクトを個別に操作できるようにします。(Command + Option + G キー)
アクティブ: オブジェクトをアクティブにするかどうかを設定します。アクティブではないオブジェクトは、キャンバスにも最終的な出力にも表示されません。選択している項目がアクティブの場合、メニュー項目の横にチェックマークが表示されます。(Control + T キー)
ソロ: あるオブジェクトをソロにすると、プロジェクトのその他のすべてのオブジェクトが隠れます。選択している項目がソロになっている場合、メニュー項目の横にチェックマークが表示されます。カメラ、ライト、リグはソロにできません。(Control + S キー)
メモ: Control キーを押しながら「レイヤー」リストのオブジェクトをクリックし、ショートカットメニューから「ソロ」を選択することもできます。
分離: オブジェクトを分離すると、オブジェクトが元の向きで表示されます。たとえば、3D 空間で変形したレイヤーにマスクを適用したり、レイヤーをロトスコープしたりするときは、レイヤーを分離すると、元の向き(2D 空間、つまりプロジェクトの前から見た状態)で見ることができます。分離しても、プロジェクト内でのオブジェクトの実際の位置は変更されません。元の向きで見ることができるように一時的に表示が変わるだけです。(Control + I キー)
「分離」は、カメラを含んだプロジェクトでのみ使用可能です。オブジェクトを分離できるときは、「レイヤー」リストでオブジェクト名の右側に小さい「分離」ボタンが表示されます。このボタンをクリックしてオブジェクトを分離します。オブジェクトを分離すると、キャンバスの「カメラ」メニューに現在の表示名としてオブジェクト名が表示されます。カメラを分離すると、そのカメラの表示がアクティブになります。ライトやリグは分離できません。
ロック: オブジェクトをロックすると、そのオブジェクトに変更が適用されなくなります。選択している項目がロックされている場合、メニュー項目の横にチェックマークが表示されます。(Control + L キー)
ソロ解除: このサブメニューは、ソロに設定されているオブジェクトを元の通常の状態に戻します。「ビデオのみ」(Shift + Control + S キー)、「オーディオのみ」、「ビデオとオーディオ」の 3 つの選択肢があります。このメニュー項目は、ソロに設定されているオブジェクトが選択されている場合にのみ使用できます。
3D グループ: 選択されているグループを 3D グループに変更します。このメニューオプションの選択を解除すると、グループが 2D グループに戻ります(Control + D キー)。
ブレンドモード: このサブメニューは、選択しているレイヤーにブレンドモードを設定します。ブレンドモードのオプションを表示するには、オブジェクトを選択する必要があります。1 つのレイヤーで一度に設定できるブレンドモードは 1 つです。現在の設定には、メニュー項目の横にチェックマークが表示されています。さまざまなブレンドモードの説明と例については、「ブレンドモードを使う」を参照してください。 イメージマスクを追加: 選択しているレイヤーにマスクを追加します。(Command + Shift + M キー)
キーフレームを追加: 最後に調整したパラメータに基づいて、選択しているオブジェクトにキーフレームを追加します。最後に行った操作(オブジェクトの位置変更、調整ハンドルの調節など)によって名前が変わります。(Control + K キー)
キーフレームに変換: このコマンドは、選択しているオブジェクトにビヘイビアが適用されている場合にのみ選択できます。すべてのビヘイビアは、適用されるパラメータに基づいてキーフレームとして再現されます。(Command + K キー)
マスクに変換: このコマンドは、2D グループまたは平坦化された 3D グループ内のシェイプを選択している場合にのみ選択できます。シェイプがマスクに変換され、内包しているグループに適用されます。
シェイプをマスクに変換する方法について詳しくは、「シェイプとマスクとを変換する」を参照してください。
パーティクルを作成: 選択しているレイヤーを新しいパーティクルエミッタのセルのソースとして使用します。(E キー)
リプリケータ: 選択しているレイヤーの複製を作成します。(L キー)
クローンレイヤーを作成: 選択しているレイヤーまたはグループのクローンを作成します。モーショングラフィックスのプロジェクトでは、特定のオブジェクトをプロジェクトのほかの部分で何度も再利用する必要があることがあります。オブジェクトを複製したり、カット&ペーストしたりすることもできますが、元のオブジェクトをアップデートした場合、変更はコピーには適用されません。複製ではなくクローンレイヤーを作成すると、元のオブジェクトを変更するだけですべてのコピーを制御することができ、プロジェクトの再生やレンダリングのパフォーマンスも向上します。
クローンを作成すると、各項目がコピーされ、「クローンレイヤー」、「クローンレイヤー 1」と順に名前が付きます。レイヤーの場合、作成したレイヤーのクローンは、元のグループに配置されます。グループをクローンすると、クローンレイヤーを含んだ新しいグループが作成されます。クローン項目は、クローンレイヤー用のアイコンとクローングループ用のアイコンによって「レイヤー」のリスト内で識別されます。
詳細については、「クローンレイヤーを作成する」を参照してください。
ソースメディアを表示: 「メディア」リストを表示し、選択しているオブジェクトに対応する項目を強調表示します。また、「インスペクタ」もアップデートされ、ソースメディアの情報を表示します。(Shift + F キー)