プロジェクトとファイルのやりとり

最近では、ユーザ自身のスタジオや外部スタジオにおいて、プロジェクトのデータを各種プログラムやデバイスで移動することが一般的になっています。しかし、すべてのアプリケーションやデバイスが共通の「言語」を話すわけではありません。「Logic Pro」にはファイルの書き出しと読み込みに関する高度な機能が備わっており、幅広い種類のアプリケーションやデバイスとの互換性を実現しています。このため、プロジェクトの一部または全体を「Final Cut Pro」や「Pro Tools」などのほかのアプリケーションでも使用できます。さらに、ワークステーション・キーボード・シーケンサーやデジタルレコーダーなどのハードウェアデバイスもサポートされています。

「Logic Pro」では、簡単な操作でプロジェクトの完全なアーカイブを作成できます。このため、ほかのストレージメディアにプロジェクトを転送したり、物理的メディアやネットワークを介してしてほかのユーザや施設にプロジェクトを送ったりすることも、容易にできます。さらに、ローカルまたはリモートネットワーク上で「Logic Pro」のほかのユーザと設定情報を共有することもできます。