「Logic Pro」では、Mac、iPad、または iPhone 用の「GarageBand」のプロジェクトを Logic Pro プロジェクトと同じ方法で開くことができます。GarageBand プロジェクトは 1 対 1 の関係で変換されて「Logic Pro」に読み込まれます:
GarageBand プロジェクトで使用されているトラックに合わせて、必要な数と種類のトラックが「Logic Pro」に自動的に作成されます。
GarageBand プロジェクトのテンポがそのままプロジェクトで使用されます。
GarageBand プロジェクトの「プロジェクトキー」に合わせて最初の調号が設定されます。
ソフトウェア音源パートは、「Logic Pro」の GarageBand 音源で再生されます。GarageBand 音源は、「Logic Pro」のインストール時に自動的にインストールされます。「GarageBand」でソフトウェア音源や Apple Loops ベースのトラックに使用されているミキシングデータおよびエフェクト(それぞれの設定も含む)も、「Logic Pro」に読み込まれます。
「GarageBand」のチャンネルストリップ設定も、「Logic Pro」内の対応する設定に 1 対 1 で変換されます。ただし、便利な例外があります。1 つの GarageBand チャンネルストリップに挿入されている各プラグインに個別にアクセスできるようになります。
すべてのチャンネル・ストリップ・オブジェクトは、「Stereo Output」(デフォルトのステレオ出力ペア)に送られ、「Logic Pro」>「環境設定」>「オーディオ」「I/O 割り当て」>「出力」パネルで選択されている「Stereo Output」環境設定に従ってすぐに再生されます。
「GarageBand」の 2 つのバスエフェクト(リバーブとエコー)も、「Logic Pro」で開くときに変換されます。これらはそれぞれバス 1 およびバス 2 で PlatinumVerb とエコーに置き換えられます。
GarageBand プロジェクトをいったん「Logic Pro」に読み込んでしまえば、通常の Logic Pro プロジェクトと同じようにパート、ミキシングレベル、音源、およびエフェクトパラメータを自由に変更することができます。
メモ: Logic Pro プロジェクトを「GarageBand」で開いたり、Logic Pro プロジェクトを「GarageBand」で読み出し可能なフォーマットで書き出したりすることはできません(オーディオファイルは例外)。