DVD 用 MPEG-1 ビデオ設定を作成する

以下のセクションでは、DVD に適した MPEG-1 エレメンタリービデオ出力ファイル用の設定を作成します。

ステージ 1: DVD 用 MPEG-1 ビデオ設定を作成する

このセクションでは、DVD 用の MPEG-1 ビデオ設定の作成について説明します。

「設定」タブを開いて新しい設定を作成するには
  1. 「設定」タブを開いて、新規設定の作成(+)ポップアップメニューから「MPEG-1」を選択します。

    既存のリストに新しい設定が追加されます。

  2. 新規設定「DVD 用 MPEG-1 ビデオ」に名前を付けます。

    詳細については、最初から設定を作成するを参照してください。

ステージ 2: ビデオ設定を構成する

このセクションでは、DVD 用の MPEG-1 ビデオ設定の構成について説明します。

MPEG-1 の「エンコーダ」パネルを開いて DVD 用の「ビデオ」設定を構成するには
  1. 「エンコーダ」タブをクリックし、「ファイルフォーマット」ポップアップメニューから「MPEG-1」を選択します。

  2. MPEG-1 の「エンコーダ」パネルで「ビデオ」ボタンをクリックし、「ビデオ」タブを開きます。

    Figure. Video tab of the MPEG-1 Encoder pane of the Inspector window.
  3. 「有効」チェックボックスを選択します。

  4. ソースビデオに適合するフレームレート(29.97 または 25)を「フレームレート」ポップアップメニューから選択します。

  5. 「DVD」ボタンを選択します。

    出力の解像度が、選択したフレームレートに適合する値に設定されます。

  6. 「ビットレート」スライダを動かして使用するビットレートを選択するか、値を直接入力します。

    DVD プロジェクトで通常使われる値は 1.15 Mbps で、上限が 1.856 Mbps です。

ステージ 3: エレメンタリービデオストリームを作成する

出力メディアファイルをエレメンタリービデオストリームにするには、オーディオ設定をオフにする必要があります。

ビデオ設定のオーディオをオフにするには
  1. MPEG-1 の「エンコーダ」パネルで「オーディオ」ボタンをクリックし、「オーディオ」タブを表示します。

  2. 「有効」チェックボックスの選択を解除します。

    こうすることにより、この設定(プリセット)ではエレメンタリービデオストリームしか作成されなくなり、ファイル拡張子は「.m1v」に設定されます。

    Figure. Audio tab of the MPEG-1 Encoder pane of the Inspector window.
  3. 「保存」ボタン(「インスペクタ」の右下隅にある)をクリックして設定を保存します。

    「DVD 用 MPEG-1 ビデオ」設定が保存されます。