座標のコントロール

キャンバス内の特定の位置を定義するパラメータは、X、Y、および Z 座標を設定する 3 つの値スライダを使って制御されます。2 次元オブジェクト内の特定の位置を定義するパラメータには、X 座標と Y 座標用の 2 つの値スライダがあります。

Figure. Position control in inspector.

メモ: ほとんどの場合は、X 軸と Y 軸の値スライダだけが表示され、開閉用三角ボタンをクリックすると両方の値スライダが縦に積み重ねて表示されます。3 次元で操作される 3D グループの場合、パラメータ名の横の開閉用三角ボタンをクリックすると、Z 軸の値スライダが表示に追加されます。

Figure. Expanded Position control in Inspector.

このタイプのコントロールの最も一般的な例は、オブジェクトの中心点をキャンバスの指定位置に設定する「位置」パラメータです。ただし、キャンバス内の位置を定義するパラメータには、座標コントロールが使用されます(レンズフレアの中心やパーティクルシステムの始点など)。

また、大半の座標パラメータは、キャンバス内でオブジェクトを動かすかオンスクリーンコントロールを動かすことで設定できます。たとえば、「ブラー(放射)」フィルタの「中心」パラメータでは、キャンバスに座標のオンスクリーンコントロールが表示されます。これを使うとエフェクトの震源を数値によらず視覚的に調整できます。

Figure. The onscreen coordinate control.
インスペクタで座標の値を変更するには
  • X、Y、および(該当する場合は)Z 軸の値スライダを使用します。

  • 座標のオンスクリーンコントロールがキャンバスに表示された場合は、それを別の場所にドラッグします。

    値スライダの使いかたの詳細については、「値スライダ」を参照してください。