GM ミキサーは 16 個のフェーダーモジュールで構成されており、16 個の MIDI チャンネル用のバーチャル・ミキシング・デスクをエミュレートしたものです。各モジュールには、音量、ミュート、プリセット、およびバンク、そして 4 つの割り当て可能なノブ(通常は 1 つをパンに使用)のコントロールがあります。標準の XG エフェクトと GS エフェクト用コントロールもオプションで用意されています。
「新規」>「GM ミキサー」と選択します。
GM ミキサーは、GM/XG/GS 規格に適合する MIDI デバイスの 16 チャンネルを制御します。これには、128 のプログラム名(および XG/GS のバリエーションバンク)、MSB/LSB バンク・セレクト・メッセージ、および標準のコントローラ名(#1:モジュレーションホイール、#2:ブレス、#7:音量、#10:パン、#11:エクスプレッション)などの GM セットが含まれています。
GM ミキサーの設定のほとんどはミキサー自体で行いますが、パラメータボックスのパラメータもいくつか使用することができます。
音源オブジェクトやマルチインストゥルメントオブジェクトと同じく、GM ミキサーでも MIDI アウトプットの直接接続が可能です。この設定は、「ポート」パラメータで行います。
「チャンネル」パラメータにより、最下位の GM ミキサーモジュールのチャンネル番号が決まります。GM ミキサーのサイズを変更すると共に、この設定を使って、連続する MIDI チャンネル(1 〜 4 など)用にサブミキサーを作成することができます。
MIDI チャンネルストリップは、制御対象となるサウンドモジュールとシンセサイザーのミキシングパラメータ(音量とパンなど)のリモートコントロールとして機能します。
使用するサウンドソースでバンク・セレクト・イベントを認識できる場合は、各チャンネルストリップの下部にあるバンク・パラメータ・フィールドでバンク番号を選択できます(このフィールドは、オブジェクト・パラメータ・ボックスで「バンク」パラメータを選択した場合にのみ表示されます)。すべてのシンセサイザーでバンク・セレクト・イベントがサポートされるわけではありません。いくつかの異なるバンク選択形式を使用できます(マップドインストゥルメントオブジェクトを参照)。
「プログラム」ボタンでは、サウンドを名前で選択できます。クリックすると、すべての GM サウンド名が含まれるメニューが開きます。各チャンネルには、それぞれのメニューがあります。
レベルフェーダーは、MIDI チャンネルの出力レベルを制御します。これを調整することで、MIDI インターフェイスからコントローラー 7 が送信されます。
レベルフェーダーを上下にドラッグします。
ミュートボタンにより、チャンネルの音量がゼロまたは現在のレベルフェーダーの位置に切り替わります。ボタンを押すと、チャンネルがミュートします。ミュートボタンをオフにすると、現在のレベルフェーダーの位置(および値)が使用されます。
チャンネルのミュートボタンをクリックします。
すべてのコントローラは、いずれかのノブに割り当てることができます。
ノブの隣のラベルをクリックします。
表示されたメニューから、目的のコントローラを選択します。
GM 規格のほかに、Roland(GS)および YAMAHA(XG)提供の拡張規格が用意されています。
GS および XG モードでは各種のエフェクトプログラムを選択でき、リバーブやコーラスエフェクトのレベルを制御できます。
「ミキサー」のローカル「表示」メニューから「GS/XG エフェクトコントロール」を選択します。
GS/XG 設定のコントロールが「ミキサー」の右上隅に表示され、各種のエフェクトプログラムを選択することができます。
「ミキサー」の右上隅の最初のポップアップメニューから規格を選択します。
選択内容に応じた拡張エフェクトのコントローラが表示されます。
2 番目のポップアップメニューからリバーブまたはコーラスエフェクトを選択します。
「タイム」パラメータをダブルクリックして入力フィールドに値を入力することで、リバーブまたはディレイ時間をプログラムします。