EVB3 でモーフィングする
上鍵盤のプリセットを切り替える、またはスムーズにクロスフェード（モーフィング）することができます。
- 「Range」ポップアップメニュー： モーフィングの影響を受けるプリセットキーの範囲を設定します。詳細については、EVB3 のモーフィング範囲を設定するを参照してください。
- 「MIDI CC」ポップアップメニュー： クリックして、MIDI コントローラを「Morph」ホイールに割り当てます。「CC」メニュー（またはチャンネルアフタータッチ）に表示された任意の MIDI コントローラ番号を選択して、「Morph」ホイールを制御できます。「Learn」をクリックして、受信するメッセージに対する応答を「Morph」ホイールに指示することもできます。EVB3 の MIDI コントローラ割り当てについてを参照してください。
- 「Save to」ポップアップメニュー： 実際のモーフィング処理で作成されたドローバー設定を保存できます。モーフィング時に EVB3 のドローバー設定を保存するを参照してください。
EVB3 のモーフィング範囲を設定する
コントローラで上段鍵盤のプリセットの切り替えやモーフィングの操作をする場合に、有効なプリセットキーの範囲を指定するパラメータです。
モーフィング（または切り替え）の最上位のプリセットキーは B に固定されています。
「Range」パラメータで最下位のプリセットキーを指定します。
「Range」を「A#」に設定すると、A#および B の 2 つのプリセット間で切り替えやモーフィングを行うことになります。
「Range」を「G#」に設定すると、B、A#、A、G#の 4 つのプリセット間で切り替えやモーフィングができることになります。
「Range」を「F#」に設定すると、6 つのプリセット間で切り替えやモーフィングができます。
モーフィング時に EVB3 のドローバー設定を保存する
リニアモード（モーフィング）では、シームレスにクロスフェードする新しいさまざまなドローバー設定を見つけられますが、それらの設定は保存することができます。ドローバー位置を手動で自由に調整してから保存することも可能です。
モーフィング時に設定を保存するには
「MIDI cc」パラメータの右側にある「Save to」をクリックし、ポップアップメニューからプリセットキーを選択します。
メモ: モーフィングを始めると、「Morph」ホイール下部の「Morph」という文字がオレンジ色に変わりモーフィングの実行を示します。ドローバーを直接変更してモーフィング結果を調整しても構いませんが、「Save to」ポップアップメニューを使用する必要があります。さもないと後で再現することはできません。手動でドローバーを微調整すると、「Morph」という文字が点滅し、モーフィングに変更が加えられていることが示されます。