高精細度ソースと MPEG-2 について

「Compressor」には、高精細度(HD)ビデオソースファイルを MPEG-2 ファイルにトランスコードするためのオプションとワークフローがいくつか用意されています。

HD Blu-ray

「Compressor」は、HD ソースメディアまたは標準解像度(SD)ソースメディアから HD 解像度 Blu-ray ディスクを作成するために MPEG-2 ファイルを出力できます。「Compressor」は、MPEG-2 をトランスコードするときに高精細度ビデオの各種フレームサイズおよびフレームレートを保持できます。「Compressor」は、Blu-ray フォーマットで必要なより高いビットレートもサポートします。Blu-ray ディスク用の出力の作成について詳しくは、「ストリームの用途」を参照してください。Blu-ray ジョブ操作のジョブへの追加については、「ジョブ操作について」も参照してください。

メモ: Blu-ray ディスクのもう 1 つの出力ファイルフォーマットオプションは H.264 です。これは、MPEG-4 Part 10 とも呼ばれます。

HD から SD へのダウンコンバート

高精細度(HD)のソースを「Final Cut Pro」で編集して標準精細度(SD)の DVD を作成する場合のために、「Compressor」には画質のダウンコンバート機能が用意されています。「Compressor」は、DVD 用の MPEG-2 にエンコードする際に、縮尺変更による細部の損失を最低限に抑え、プログレッシブまたはインターレースのフォーマットを正確に維持します。

ソースメディアの解像度とフレームレートを見るには
  1. ソースメディアファイルを「バッチ」ウインドウに読み込みます。

  2. 「バッチ」ウインドウで、目的のソース名をクリックします。

ソースメディアファイルの解像度、フレームレート、および継続時間が「プレビュー」ウインドウの左下の隅に表示されます。