各オーディオトラックには、レベルおよびパンのカーブがあり、キーフレームを追加または編集して時間経過と共にレベルとパンを自動的に変化させることができます。これによって、フェードインとフェードアウトを作成したり、ボイスオーバーなどのサウンドエフェクトのためにオーディオレベルを下げたり、クリッピングを防止したりすることができます。
キーフレームの使いかたおよびカーブの編集について詳しくは、「キーフレームとカーブ」を参照してください。
オーディオレベルおよびパンのキーフレームを記録するには、「記録」ボタンをクリックして、「オーディオ」リスト、HUD、または「インスペクタ」でダイヤルまたはスライダを調整します。または、「オーディオトラック」インスペクタの「レベル」パラメータと「パン」パラメータにキーフレームを手動で追加することもできます(その後調整を実行すると、現在の再生ヘッド位置にキーフレームが追加されます)。オーディオレベルおよびパンのキーフレームを記録すると、変更を試した結果をリアルタイムで聴きたい場合に便利です。
レベルおよびパンのカーブは、「オーディオタイムライン」と「キーフレームエディタ」の両方に表示されます。
「オーディオタイムライン」でのオーディオキーフレームは、フラットなシーケンスとして表示され、タイミングを移動したり、削除したり、数値を編集したりできます。
「キーフレームエディタ」でのオーディオキーフレームは、カーブとして重なって表示されます。カーブの背後にオーディオ波形を表示するには、「キーフレームエディタ」の右上の波形ポップアップメニューからトラック名を選択します。
「レベル」と「パン」のパラメータの調整範囲は異なります:
レベルカーブの範囲は- 96 ~ 6 で、0 が 0 dB(ユニティゲイン)に相当します。
パンカーブの範囲は- 100 ~ 100 です。
レベルとパンのカーブは調整範囲が異なるため、「キーフレームエディタ」でそれらを同時に編集するのが難しい場合があります。
アニメートする「レベル」や「パン」設定のキーフレームを編集、追加、または削除するには、「オーディオタイムライン」または「キーフレームエディタ」を使用してください。「キーフレームエディタ」を使った作業について詳しくは、「キーフレームとカーブ」を参照してください。「オーディオタイムライン」でのキーフレームの編集について詳しくは、「「タイムライン」でキーフレームを表示する/変更する」を参照してください。