第 2 章 VoiceOver の基本を学習する

この章では、VoiceOver の基本的な使用方法を説明します。これには、学習中にヘルプを参照する方法も含まれます。VoiceOver の入/切を切り替えたり一時停止したりする方法、画面上の項目に関する情報を読み上げて操作する方法、およびカーソル追従の使用方法について学習します。

VoiceOver を入/切にする

VoiceOver は、いつでも入/切にできます。Mac を再起動したり、再度ログインしたりする必要はありません。

「アクセシビリティ」環境設定で「メニューバーにアクセシビリティの状況を表示」を選択した場合は、メニューバーの状況メニューを使用して VoiceOver の入/切を確認できます。

はじめて VoiceOver を起動するときに、Quick Start チュートリアルの受講を選択できます。これは、VoiceOver の基本を学習する対話型のツアーです。VoiceOver が入になっている場合は、VO + Command + F8 キーを押せば、いつでもチュートリアルを開始できます。

ログインウインドウで VoiceOver を自動的に使用する

「システム環境設定」で、VoiceOver を OS X ログインウインドウで自動的に使用するためのオプションを選択できます。

  1. アップルメニュー>「システム環境設定」と選択してから、「ユーザとグループ」をクリックします。

    「ユーザとグループ」環境設定がロックされている場合は、ウインドウの左下隅にあるカギのアイコンをクリックしてから、管理者パスワードを入力してロックを解除します。

  2. アカウントリストで、VoiceOver カーソルを「ログインオプション」に移動し、VO +スペースバーを押します。
  3. ログインオプションで、VO +右矢印キーを押して「ログインウインドウで VoiceOver を使用」チェックボックスに移動してから、VO +スペースバーを押してチェックボックスを選択します。

Command + F5 キーを押して、ログインウインドウで VoiceOver を入にできます。

読み上げを一時停止して再開する

読み上げの途中で、読み上げを一時的に停止してから再開することができます。

読み上げを一時停止した後に VoiceOver カーソルを動かした場合には、現在の VoiceOver カーソル内の項目から読み上げが開始されます。

ようこそダイアログを使用する

VoiceOver をはじめて入にするときは、ようこそダイアログが表示されます。

ようこそダイアログを今後表示しないことを選択したけれども、考えを変えて表示したくなった場合は、「VoiceOver ユーティリティ」を開き、「一般」カテゴリをクリックして、「VoiceOver の起動時にようこそダイアログを表示」チェックボックスを選択します。

VoiceOver の「ヘルプ」メニューを使用する

VoiceOver が入になっているときに「VoiceOver ヘルプ」メニューを開いて、VoiceOver の使用方法について学習したり、VoiceOver カーソル内の項目に対応するコマンドにアクセスしたりできます。

VoiceOver の「ヘルプ」メニューのスクリーンショット。 パネルは黒い背景に白いテキストで、「VoiceOver ヘルプ」というタイトルが付けられています。 「ヘルプ」メニューには、上から順に「オンラインヘルプ」、「コマンドヘルプ」、「キーボードヘルプ」、「サウンドヘルプ」、「クイック・スタート・チュートリアル」、「スタートアップガイド」が含まれます。各項目の右側には、その項目の表示に使用するコマンド、または項目のサブメニューにアクセスするための矢印が表示されています。
  1. VoiceOver が入のときに、VO + H キーを押して「VoiceOver ヘルプ」メニューを開きます。

    VoiceOver メニューが画面に表示されます。メニューのフォントサイズを大きくしたり小さくしたりするには、} キーまたは { キーを押します。

  2. 矢印キーを使って、メニューおよびサブメニュー内を移動します。
    • メニュー項目の名前が分かっている場合は、その名前を入力していくと、入力した文字が含まれる項目だけにメニューが絞り込まれていきます。すべての項目を再度一覧表示するには、Delete キーを押します。
    • サブメニューに移動すると、そこに含まれる項目の数が読み上げられます。
    • メニュー項目にキーボードコマンドがある場合は、項目の名前と一緒に読み上げられます。次回からはそのキーボードコマンドを使用できます。「VoiceOver ヘルプ」メニューを開く必要はありません。たとえば、コマンドメニューに直接アクセスするには、VO + H + H キーを押します。
    • メニュー項目をコピーするときは、項目を選択して Command + C キーを押します。項目がコピーされたことが確認されます。その後、必要に応じてその項目をペーストできます。
  3. メニュー項目を選択するには、スペースバーまたは Return キーを押します。

    選択しないで「VoiceOver ヘルプ」メニューを閉じるときは、Escape キーを押します。

「コマンド」メニューを使ってコマンドを検索する

使用したい VoiceOver コマンドの名前は分かっているけれども、どのキーを押したらいいかが思い出せない場合は、「コマンド」メニューを使ってコマンドを探して、それを VoiceOver カーソル内の現在の項目に適用できます。

「コマンドヘルプ」メニューのスクリーンショット。 パネルは黒い背景に白いテキストで、「コマンドヘルプ」というタイトルが付けられています。 メニュー内の項目は、上から順に 「一般」、「情報」、「ナビゲーション」、「テキスト」、「Web」、「検索」、「表」、「サイズと位置」、「オーディオ」、「点字」、「ビジュアル」、「ホットスポット」、「テンキーコマンダー」、「キーボードコマンダー」、「クイックナビ」です。リスト内の各項目の右側にある矢印を使って、その項目のサブメニューにアクセスできます。
  1. VoiceOver が入のときに、VO + H + H キーを押して「コマンド」メニューを開きます。
  2. コマンド名を入力していくと、入力した文字が含まれるコマンドだけに「コマンド」メニューが絞り込まれていきます。

    矢印キーを使用して「コマンド」メニュー内を移動し、目的のコマンドが読み上げられたところで放します。すべてのコマンドを再度一覧表示するには、Delete キーを押します。

  3. 使用したいコマンドが読み上げられたら、Return キーまたはスペースバーを押して VoiceOver カーソル内の項目にコマンドを適用します。

VO キーをロック/ロック解除する

VoiceOver コマンドは、Control キーおよび Option キー(VO キー)とファンクションキーや矢印キーなどのほかのキーを一緒に押すことで入力します。たとえば、VoiceOver ヘルプメニューを開くときは、VO + H キーを押します。

コマンドを入力するときに、VO キーを押さなくてもコマンドの残りのキーを押すだけで VoiceOver を操作できるように、必要に応じて VO キーをロックすることができます。たとえば、VO キーがロックされていると、H キーを押すだけで VoiceOver ヘルプメニューを開くことができます。

キーボード上の特殊キーの場所をまだはっきり覚えていない場合は、キーボードヘルプを使用します。

次に押されたキーを VoiceOver が無視するように設定する

アプリケーションによっては、Control + Option キー(VO キー)と別のキーの組み合わせを使用して操作を実行するものがあります。VoiceOver を使用しているときに、このようなアプリケーションのコマンドを使用したい場合は、次に入力するキーの組み合わせを VoiceOver が無視するコマンドを入力できます。

VO + Tab キーを押します。 次に押すキーの組み合わせが無視されます。

「キーボード」環境設定の「キーボードショートカット」パネルで、アプリケーションのさまざまなキーボードショートカットを変更できます。

キーボードヘルプを使って、キー、ショートカット、ジェスチャについて学習する

キーボードヘルプを使って、任意のキーを押してそのキーの名前を読み上げたり、任意のキーボードショートカットを入力してそのショートカットが表す VoiceOver コマンドを読み上げたりできます。コマンダー、更新式点字ディスプレイ、および VoiceOver ジェスチャでキーボードヘルプを使うこともできます。

注記:キーボードヘルプを使用しているときに、その他の作業でキーボード、点字ディスプレイ、またはトラックパッドを使用することはできません。

キーボードヘルプを開始する

VoiceOver が入の状態で、VO + K キーを押します。

キーボードまたは点字キーの名前を読み上げる

該当するキーを押します。たとえば、「d」を読み上げるには D キーを押します。

キーに対応する VoiceOver コマンドを読み上げる

Control + Option キーと該当するキーを押します。たとえば、「Control-Option-D Go to Dock Moves VoiceOver cursor to the Dock」を読み上げるには、Control + Option + D キーを押します。

ジェスチャの名前と対応する VoiceOver コマンドを読み上げる

ジェスチャを使用します。たとえば、「Double Tap Perform Action for Item Performs the default action on the item in the VoiceOver cursor」を読み上げるには、ダブルタップします。

キーやジェスチャに対応する代替機能を読み上げる

キーやジェスチャの中には、Shift、Control、Option、またはコマンドなどの修飾キーを押すと、代替機能が実行されるものがあります。

キーについて調べるには、Control キーと Option キーを修飾キーと一緒に押してから、キーを押してみてください。そのキーの別の機能が読み上げられます。

キーボードヘルプを終了する

キーボードの左上隅にある Escape キーを押します。

標準 QWERTY キーボードを使用することが困難な場合は、キーボードを Dvorak 配列に切り替えると、入力しやすいキー配列に最適化できます。

同時に複数のキーを押すことが困難な場合は、「複合キー」を入にすることで、修飾キーの組み合わせを連続で入力できるようになります。

VoiceOver のサウンドエフェクトを学習する

VoiceOver では、OS X で使用されるサウンドのほかに、イベント(例:ウインドウが開いた)と場所(例:境界線に到達したとき)を通知するために固有のさまざまなサウンドエフェクトが使用されます。サウンドの意味を学習するときに、その説明を聞くと学習に役立ちます。

  1. VoiceOver が入のときに、VO + H キーを押して「VoiceOver ヘルプ」メニューを開きます。
  2. メニューを下方向に移動し、「サウンドヘルプ」に到達したところで右矢印キーを押します。
  3. 下矢印キーと上矢印キーを使ってリスト内を移動し、各サウンドエフェクトとその説明を聞きます。

    サウンドエフェクトと説明をもう一度聞くときは、スペースバーを押します。

  4. 終了したら、Escape キーを押して「VoiceOver」メニューを閉じます。

項目に関するヒントと情報を読み上げる

VoiceOver では、VoiceOver カーソル内の項目の詳細について、いくつかの方法で学習できます。

説明、ヘルプタグ、および使いかたは、キャプションパネルと点字パネルに表示されます(パネルが開いている場合)。

Web ページには、Web 項目(リンクやボタンなど)へのキーボードショートカット(「アクセスキー」と呼ばれます)が設定されていることがあります。VoiceOver ではアクセスキーを検出するので、アクセスキーについて説明することができます(ヘルプタグを読み上げることを選択した場合)。たとえば、リンク上のアクセスキーが検出されると、「Access key available: s」と読み上げられます。「s」がアクセスキーです。Control + S キーを押すとリンクを開くことができます。

画面上の項目の場所を聞く

ステレオヘッドフォンまたはデュアルスピーカーがある場合は、ポジショナルオーディオを使って、画面上の項目の場所に関するオーディオキュー(サウンドエフェクト)を聞くことができます。このオプションはデフォルトで入になっています。

  1. VoiceOver が入のときに、VO + F8 キーを押して「VoiceOver ユーティリティ」を開きます。
  2. カテゴリ表で「サウンド」をクリックしてから、「ポジショナルオーディオを有効にする」を選択します。

「アクセシビリティ」環境設定でステレオオーディオをモノラルオーディオとして再生するように設定している場合は、VoiceOver を使ってポジショナルオーディオを聞くことはできません。

画面上の現在の項目の位置やその項目に重なっているものがあるかどうかを読み上げるときは、VO + Command + F3 + F3 を押します。

内容領域を操作する

ウインドウ、書類、Web ページには、テキスト、ファイル、またはその他の内容が含まれるさまざまな領域があります。VoiceOver カーソルがこれらのいずれかの領域に到達すると、その内容領域が識別されます。たとえば、スクロール領域、HTML コンテンツ、リスト、アウトライン、表、グループ、テキスト領域が識別されます。

内容領域を超えて操作するか、または内容領域で停止してそこで操作して内容を読み上げるかを切り替えることができます。たとえば、Finder ウインドウで、サイドバーを超えて表示ブラウザを操作するか、またはサイドバーを操作してフォルダやファイルを開くかを切り替えることができます。

「メール」のポップアップボタンやスマートアドレスなど、タイトルや埋め込みテキストがある要素を操作することもできます。これにより、単語や文字で要素を読み上げることができます。

操作を開始する

VO + Shift +下矢印キーを押します。VoiceOver ジェスチャを使用する場合は、2 本の指で右にフリックします。

操作を停止する

VO + Shift +上矢印キーを押します。VoiceOver ジェスチャを使用する場合は、2 本の指で左にフリックします。

領域の操作の開始/停止は何度でも行うことができます。それ以上操作するものがない場合は、サウンドエフェクトが再生されます。

VoiceOver カーソルは操作している領域の境界内に留まるので、その領域内でのみ操作できます。

進行状況や状況の変化を読み上げる

VoiceOver カーソル下の進行状況バーや状況テキストが変化したときに、それを読み上げることができます。たとえば、ソフトウェアをインストールしているときに、「Installation 45 percent completed」やカチカチというサウンドを聞くことができます。

VoiceOver コマンドを使用する(状況テキストのみ)
  1. VO + V キーを押してローテーションを開き、詳細度設定に移動します。

    入力読み上げ、句読点、テキスト属性などの設定があります。

  2. 左矢印キーまたは右矢印キーを繰り返し押して、「when status changes」と読み上げられたところで放します。現在の設定も読み上げられます。
  3. 上矢印キーまたは下矢印キーを繰り返し押して、目的の設定が読み上げられたところで放します。「トーンを再生」、「読み上げる」、「何もしない」。
  4. Escape キーを押して、ローテーションを閉じます。
「VoiceOver ユーティリティ」を使用する
  1. VoiceOver が入のときに、VO + F8 キーを押して「VoiceOver ユーティリティ」を開きます。
  2. カテゴリ表で「詳細度」をクリックしてから、「通知」をクリックします。
  3. 状況テキストと進行状況バーが変化したときのオプションを選択します。

    オプションの説明については、右下隅の「ヘルプ」ボタンをクリックしてください。

ゲストコンピュータでポータブル環境設定を使用しているときに状況の設定を変更した場合は、設定はポータブル環境設定ドライブに保存され、ゲストコンピュータには保存されません。

項目を選択する/選択解除する

1 つまたは複数の項目を選択または選択解除できます。

1 つの項目を選択する

カーソル追従が切になっているときは、VO + Command + F4 キーを押します。

複数の項目を選択する
  1. リストまたは表を操作してから、VO + Command +スペースバーを押します。

    ここで複数の項目を選択できます。

  2. 選択したい項目ごとに、その項目に移動して VO + Command +スペースバーを押します。

    項目が選択されます。

  3. 項目の選択が完了したら、項目をコピーまたはカットして、Escape キーを押すか、リストまたは表の操作を停止します。

    複数の項目を選択できなくなります。

1 つの項目を選択解除する

VO + Command +スペースバーを押します。VoiceOver ジェスチャを使用する場合は、ダブルタップします。

複数の項目を選択解除する

いずれかの項目に移動し、VO + Command + F4 キーを押します。VoiceOver カーソル内の項目を除くすべての項目の選択が解除されます。その項目の選択を解除するときは、VO + Command +スペースバーを押します。

VO + F6 キーを押すと、いつでも現在の選択を読み上げることができます。

修飾キーが押されたときに知らせる

修飾キー(Shift、Control、Option、コマンド、および Fn)を押したとき、修飾キーの名前を読み上げるように VoiceOver を設定できます。このオプションを入にすると、キーボードにおける修飾キーの位置に慣れることができ、間違いを防止できます。

  1. VoiceOver が入のときに、VO + F8 キーを押して「VoiceOver ユーティリティ」を開きます。
  2. カテゴリ表で「詳細度」をクリックしてから、「通知」をクリックします。
  3. 「修飾キーが押されたときに知らせる」チェックボックスを選択します。

項目をドラッグ&ドロップする

項目をある場所から別の場所にドラッグ&ドロップすることができます。項目のドラッグを開始するときに、移動元の場所と移動先の場所が同じ画面上にある必要があります。

コマンドを使用する
  1. VoiceOver カーソルを項目に移動し、VO +カンマ(,)を押して、その項目にドラッグ&ドロップのマークを付けます。

    コマンドで修飾キーを使用するときは、VO +カンマ(,)を押したままにして「ドラッグ&ドロップ」メニューを表示し、リストから「Command」、「Option」、または「Control」を選択します。

  2. マークした項目をドロップしたい場所に VoiceOver カーソルを移動してから、次のいずれかのコマンドを使って、マークした項目を次の場所にドロップします:

    カーソル位置:VO + ピリオド(.)

    カーソル位置の前:VO + 左矢印(<)

    カーソル位置の後:VO + 右矢印(>)

操作の開始時に修飾キーを選択した場合は、項目をドロップするときにその修飾キーを使用して特別な動作が実行されます。たとえば、Option キーを修飾キーとして使用して Finder でマークしたファイルをドロップした場合は、そのファイルが複製されます。

マウスを使用する

マウス追従が入であるかどうかにかかわらず、マウスを使用してファイルをドラッグ&ドロップできます。

  1. 移動したい項目へ VoiceOver カーソルを動かします。

    マウス追従が切の場合は、VO + Command + F5 キーを押して VoiceOver カーソルを移動先に移動します。

  2. VO + F5 キーを押して、マウスが項目の上にあることを確認します。
  3. VO + Command + Shift +スペースバーを押して、マウスボタンをロックします。
  4. VoiceOver カーソルを移動先に移動します。

    マウス追従が切の場合は、VO + Command + F5 キーを押してマウスを移動先に移動します。

  5. VO + F5 キーを押して、マウスが移動先にあることを確認します。
  6. VO + Command + Shift +スペースバーを押して、マウスボタンをロック解除します。

マークした項目は、その項目が利用できなくなるまで、またはドラッグ&ドロップする新しい項目をマークするまで、再度ドロップできます。

複数の項目を同じホットスポットにドラッグできます。「VoiceOver ユーティリティ」の「コマンダー」カテゴリを使って「マークの付いた項目をドロップ」ホット・スポット・コマンドをキーまたはジェスチャに割り当てることから始めます。ドラッグする項目をマークしてから、割り当てたコマンドのいずれかを使います。ドロップに使用したいホットスポットの数字キーを押すように求める確認が表示されてから、マークした項目がホットスポットの後、前、またはホットスポット上にドロップされます。ドロップ後、VoiceOver カーソルは元の場所に戻ります。ホットスポットにドロップしたい項目ごとに同じ操作を繰り返します。

カーソル追従を切にする

VoiceOver カーソルとキーボードフォーカスは、互いに追跡(「追従」)するように設定されています。キーボード、マウスポインタ、および挿入ポイントを個別に操作するために、VoiceOver カーソル追従を切にすることができます。たとえば、カーソル追従が切になっていると、作業中の書類にキーボードフォーカスを置いたまま、VoiceOver カーソルを別の場所に移動しても、書類でどこにいたかが分からなくなることはありません。

  1. VoiceOver が入のときに、VO + F8 キーを押して「VoiceOver ユーティリティ」を開きます。
  2. 「ナビゲーション」をクリックしてから、以下のチェックボックスを選択解除します:

    キーボードの操作対象が VoiceOver カーソルに追従

    VoiceOver カーソルがキーボードの操作対象に追従

    挿入ポイントが VoiceOver カーソルに追従

    VoiceOver カーソルが挿入ポイントに追従

  3. 「マウスポインタ」ポップアップメニューから、「VoiceOver カーソルを無視」を選択します。

カーソル追従を切にして操作しているときに、クイックコマンドを使用して一方のカーソルをもう一方のカーソルのある場所に移動することができます。

作業中に一時的にカーソル追従の入/切を切り替えるときは、VO + Shift + F3 キーを押します。このコマンドでは「VoiceOver ユーティリティ」の設定は変更されません。もう一度コマンドを押すまで設定の入/切を切り替えるだけです。

カーソル追従を切にして操作する

カーソル追従を切にして操作しているときに、クイックコマンドを使用して一方のカーソルをもう一方のカーソルのある場所に移動することができます。

マウスのカーソル追従を入にする

マウスポインタと VoiceOver カーソルのフォーカスを一致させるために、マウスのカーソル追従を入にできます。

  1. VoiceOver が入のときに、VO + F8 キーを押して「VoiceOver ユーティリティ」を開きます。
  2. カテゴリ表で「ナビゲーション」をクリックし、「マウスポインタ」ポップアップメニューからオプションを選択します。
    • マウスポインタの動きを VoiceOver カーソルに合わせるときは、「VoiceOver カーソルに追従」を選択します。
    • VoiceOver カーソルの動きをマウスポインタに合わせるときは、「VoiceOver カーソルを移動」を選択します。

VoiceOver ユーティリティを使って VoiceOver をカスタマイズする

「VoiceOver ユーティリティ」は、VoiceOver の設定を要件に合わせてカスタマイズするときに使用するアプリケーションです。環境設定やオプションを設定しやすいように、カテゴリ・リストがあります。

「VoiceOver ユーティリティ」ウインドウのスクリーンショット。 「VoiceOver ユーティリティ」ウインドウは、左右 2 つの部分に分かれています。 左側のサイドバーにはカテゴリが、その前にアイコン付きで表示されています。右側の領域には、現在選択されているカテゴリのオプションが表示されます。 サイドバーの現在のカテゴリは「ナビゲーション」で、右側にはナビゲーションオプションが表示されています。 ウインドウの右下隅にある「ヘルプ」ボタンを使って、VoiceOver のオンライン・ヘルプ・トピックを表示して、オプションの詳細を確認できます。 「ヘルプ」ボタンは、すべての「VoiceOver ユーティリティ」パネルで使用できます。

「VoiceOver ユーティリティ」ウインドウの左側でカテゴリを選択すると、対応するオプションが右側に表示されます。一部のカテゴリはいくつかのパネルで構成されていて、右側の上部に横方向に表示されます。カテゴリやパネルへは、マウス、矢印キー、「表示」メニュー、キーボードショートカット、またはジェスチャを使って移動できます。

メニューバーのコマンドを使って、環境設定の書き出し/読み込みを行ったり、ポータブル環境設定を設定したり、すべてまたは一部の環境設定をデフォルト設定にリセットしたりできます。

ツールバーの検索フィールドを使って、特定のオプションをすばやく見つけて、そこに直接移動することができます。

「VoiceOver ユーティリティ」を開く

次のいずれかの操作を実行します:

各カテゴリやパネルには、右下隅にヘルプボタンがあります。このボタンをクリックすると、VoiceOver オンラインヘルプが開き、そのカテゴリやパネル内の各オプションの説明が読み上げられます。

VoiceOver ユーティリティを検索する

さまざまなカテゴリやパネルに移動する代わりに、「VoiceOver ユーティリティ」で特定のオプションをすばやく検索してそこに移動することができます。

  1. VoiceOver が入のときに、VO + F8 キーを押して「VoiceOver ユーティリティ」を開きます。
  2. ツールバーを操作してから、検索フィールドで、検索対象のオプションを入力します。たとえば、「caption」または「braille」と入力し始めるとします。

    入力していくと、「VoiceOver ユーティリティ」で一致する可能性のあるオプションが検索フィールドの下に表示されます。

  3. 検索結果のリスト上を移動するときは、VO +下矢印キーまたは VO +上矢印キーを押します。

    検索結果ごとに、オプションのあるパネルが表示され、オプションが強調表示されます。

  4. 結果を選択するときは、Return キーを押します。