スプレッドシートを保存するたびに、最後に保存してから行った変更を加えずにコピーを保存できます。それによって、行った編集について考えが変わった場合に、そのスプレッドシートのバックアップバージョンに戻ることができます。
バックアップバージョンを作成する最善の方法は、使用している OS X のバージョンに応じて異なります。OS X Lion(v10.7)以降では、スプレッドシートを保存するたびに、そのスナップショットが自動的に保存されます。以前に保存したすべてのバージョンのアーカイブに、いつでもアクセスできます。Lion での、過去のバージョンの書類へのアクセス方法とその使用方法については、スプレッドシートのアーカイブバージョンを検索するを参照してください。
Mac OS X v10.6(Snow Leopard)以前を使用している場合は、最後に保存したバージョンのスプレッドシートのコピーを自動的に作成するように「Numbers」を設定できます。この方法は、Lion を使用しており、スプレッドシートのバックアップバージョンを、ネットワーク上の別のハードディスクに保存したい場合にも便利です。
「ファイル」>「バージョンを保存」と選択するか、Command + S キーを押します。
「Numbers」>「環境設定」と選択し、「一般」をクリックして「以前のバージョンをバックアップ」を選択します。
次回スプレッドシートを保存すると、バックアップバージョンが同じ場所に作成されて、ファイル名に「〜のバックアップ」が付きます。最後に保存したバージョンが 1 つだけバックアップされます。スプレッドシートを保存するたびに、古いバックアップファイルが新しいバックアップファイルで置き換えられます。
行った変更を保存していない場合に最後に保存したバージョンに戻るには、「ファイル」>「最後に保存した状態に戻す」と選択します。開いているスプレッドシート内の変更は取り消されます。