フォントを使用して、ビデオのラインアートを作成する

インターレース放送用ビデオイメージで使用するためにラインアートを作成したり、フォントを選択したりする場合は、太さ 1 ピクセルの横ラインを作成することは避けてください。細すぎるフォントを使用することも避けてください。インターレースビデオではラインが交互に表示されるので、1 ピクセルのラインが表示されるフィールドがオン/オフすると、ラインがゆらゆら揺れます。この結果、グラフィックスが不明瞭になるエフェクトが生じ、イメージ内のグラフィックスやテクスチャの細い部分が水平軸に近づくにつれて、さらに不明瞭の度合いが大きくなります。

この問題は、イメージに少量のブラーまたはアンチエイリアスを加えると軽減できます。とはいっても、放送用グラフィックスの作成時に 1 ピクセル幅のラインを使わないことに勝る対処方法はありません。