画面上の変形ハンドルを操作することで、「情報」インスペクタにある対応するパラメータも変更されます。オンスクリーンコントロールよりも高い精度でレイヤーを変形する場合は、「情報」インスペクタでパラメータの値を変更できます。
1 つのレイヤーを選択して、「情報」インスペクタを開くと、レイヤーのパラメータが表示されます。「情報」インスペクタで値を変更すると、選択したレイヤーに反映されます。複数のレイヤーがキャンバス、「レイヤー」リスト、または「タイムライン」で選択されている場合は、「情報」インスペクタに表示されているパラメータの値を操作できなくなります。ただし、オンスクリーンコントロールはまだ調整できます。画面上の変形ハンドルを操作すると、選択したすべてのレイヤーに均等に影響します。
パラメータ値のフィールドを選択し、新しい数値を入力してから Return キーを押します。
パラメータに、スライダやダイヤルなどのグラフィックコントロールがある場合は、それらのコントロールを調節します。
パラメータをデフォルトの状態にリセットするには、リセットボタンをクリックするか、パラメータのアニメーションメニューで「パラメータをリセット」を選択します。
パラメータ値を小さくするには値を左にドラッグし、値を大きくするには右にドラッグします。
パラメータコントロールの使いかたについて詳しくは、「ユーザインターフェイスのコントロール」を参照してください。
「インスペクタ」の「情報」パネルには、ほとんどのレイヤーやグループについて以下のパラメータが表示されます:
「Motion」で使用される座標系では、プロジェクトのフレームサイズに関係なくキャンバスの中央が 0,0,0 に定義されます。レイヤーを左に移動すると X の値から減算され、右に移動すると X の値に加算されます。レイヤーを上に移動すると Y の値に加算され、下に移動すると Y の値から減算されます。レイヤーを手前に移動すると Z の値に加算され、奥に移動すると Z の値から減算されます。
各レイヤーは、アンカーポイントが中心となるように置かれます。アンカーポイントのオフセットによって、レイヤーの位置も X、Y、および Z 位置に設定した値から相対的にオフセットされます。
360 度を超える回転は、「回転」パラメータをアニメートすると、複数回の回転になります。
「回転」パラメータの隣にある開閉用三角ボタンをクリックすると、3 つの座標軸(X、Y、および Z)すべてを中心とする回転を調整するダイヤルと、「アニメート」ポップアップメニューが表示されます。
回転を使用:デフォルトの補間方法です。レイヤーはその開始角度から最終角度まで回転します。アニメーションによっては、最終の向き(最後のキーフレーム値)に到達する前にレイヤーがツイストすることもあります。たとえば、X、Y、Z の「アングル」パラメータを、0 度から 180 度までアニメートするように設定した場合、レイヤーは最後の向きに到達するまですべての座標軸で回転することになります。
方向を使用:この代替の補間方法では、補間が滑らかになりますが、複数の回転を使用できません。レイヤーの開始方向(最初のキーフレーム)と終了方向(2 つ目のキーフレーム)の間で補間されます。
メモ: アニメートパラメータのオプションが有効になるようにするには、「回転」パラメータがキーフレームである必要があります。
メモ: 反射はレイヤーが 3D グループに属している場合にのみ表示されます。3D グループについて詳しくは、「3D グループの特性」を参照してください。
ライトの使いかたについて詳しくは、「ライティング」を参照してください。
メモ: シャドウの使いかたについて詳しくは、「シャドウ」を参照してください。
値スライダでは、レイヤーの 4 つの角(「左下」、「右下」、「右上」、および「左上」)の X 座標と Y 座標を変更できます。
「歪み」ツールを使って、これらのパラメータをキャンバス内で視覚的に制御することもできます。詳しくは、「2D 変形ツール」を参照してください。
クロップパラメータを変更するには、4 つのスライダを調整します。各スライダは、レイヤーの 4 辺からクロップするピクセル数を定義します。4 つの辺は、レイヤーを囲む境界ボックスの外側のエッジに対応します。これらのパラメータは、「メディア」インスペクタのクロップパラメータ(「メディア」リストでレイヤーを選択すると表示されます)と似ています。ただし、レイヤーを「メディア」インスペクタ経由でクロップすると、プロジェクトで表示されるそのオブジェクトのすべてのインスタンスもクロップされますが、「情報」インスペクタでクロップすると、レイヤーの 1 つのインスタンスのみがクロップされ、レイヤーの複製はクロップされません。詳しくは、「「メディア」インスペクタ」を参照してください。