「Motion」の「ライブラリ」には、テキストに適用できる一連のテキストスタイルのプリセットが用意されています。テキストスタイルは、「ライブラリ」に保存された変更済みの「スタイル」パラメータです。たとえば、「Tropical Waters」テキストスタイルは、熱帯の珊瑚礁に囲まれた海の色のようなグラデーションの塗りつぶし、およびテキストフェースの前面に配置された青色のグローです。グローが縮小されてオフセットが適用されています。
独自のテキストスタイルまたはフォーマット(あるいはその両方)をカスタマイズして、「ライブラリ」に保存することもできます。
テキストにテキストスタイルを適用する方法は 2 通りあります。1 つは、「ライブラリ」でスタイルを選択する方法です。「ライブラリ」を使う方法には、テキストに適用する前にスタイルをプレビューできるという利点があります。もう 1 つは、「インスペクタ」の「テキスト」タブで「スタイルのプリセット」ポップアップメニューを使ってスタイルを適用する方法です。このセクションでは、両方の方法を説明します。
「ライブラリ」で「テキストのスタイル」カテゴリを選択します。
スタックからスタイルを選択します。
以下のいずれかの操作を行います:
テキストを選択して、プレビュー領域にある「適用」ボタンをクリックします。
スタックからキャンバス、「レイヤー」リスト、または「タイムライン」内のテキストオブジェクトにスタイルをドラッグします。
テキストスタイルがテキストに適用されます。
スタイルを適用するテキストを選択します。
「テキスト」インスペクタの「スタイル」パネルで、「プリセット」ポップアップメニューから項目を選択します。
テキストスタイルがテキストに適用されます。
「スタイル」パネルのパラメータ(「グラデーション」、「グロー」など)または「フォーマット」パネルのパラメータ(「文字間隔」、「イタリック体」など)を変更した後、作成したスタイルを「ライブラリ」の「テキストのスタイル」カテゴリに保存できます。このカスタムスタイルは、プリセットスタイルと同じように使用および適用できます。
メモ: 「ライブラリ」に保存したカスタムプリセットは、「/ユーザ/ユーザ名/ライブラリ/Application Support/Motion/Library/Text Styles/」に保存されます。
スタイルとして保存する変更後のパラメータを含むテキストを選択します。
「スタイル」パネルで「プリセット」ポップアップメニューを開いて、以下のいずれかのオプションを選択します:
「スタイル」パネルのパラメータだけを含むスタイルを保存するには、「スタイル属性を保存」を選択します。
「フォーマット」パネルのパラメータだけを含むスタイルを保存するには、「基本属性を保存」を選択します。
「スタイル」および「フォーマット」パネルの両方のパラメータを含むスタイルを保存するには、「基本属性とスタイル属性をすべて保存」を選択します。
「プリセットをライブラリに保存」ダイアログで、プリセットの名前を入力します。
「保存」をクリックします。
カスタムプリセットが「ライブラリ」の「テキストのスタイル」カテゴリに保存されます。「ライブラリ」でカスタムプリセットを区別できるように、テキスト・スタイル・アイコンの右下隅に小さなユーザバッジが表示されます。