Playback プラグインのトランスポートボタンと機能ボタンを使用する

このセクションでは、再生、フェード、カウントイン、クリック、およびマーカーナビゲーションの操作に使用する各ボタンについて説明します。

Figure. Playback transport and function controls.
  • 先頭に戻るボタン: オーディオ素材の先頭に移動します。再生は開始しません。ただし、再生モードの場合は、オーディオファイルの先頭から再生が続けられます。
  • 再生/停止ボタン: 再生を開始または停止します。再生の開始位置は、「SYNC」、「SNAP TO」、および「PLAY FROM」パラメータによって変わります。Playback プラグインの同期、スナップ、および再生開始位置のパラメータを使用するを参照してください。
  • サイクルボタン: 現在のマーカーと次のマーカーの間で再生を繰り返します。クリック音を最小限に抑えるために、マーカー位置でオーディオが自動的にクロスフェードします。ファイルにマーカーが含まれていない場合は、ファイル全体の再生が繰り返されます。
  • フェード・アウト・ボタン: 「FADE TIME」パラメータで指定された秒数の間に、音量を徐々に下げて最終的に無音にします。フェードアウト中はフェード・アウト・ボタンが青色になり、フェードアウトが完了すると再生が停止します。

    フェードアウト中にこのボタンをもう一度クリックすることによって、フェードアウトを中止できます。この場合、フェードアウトで経過した時間と同じ時間を使って、徐々にフル音量に戻ります。

  • カウントインボタン: 「MainStage」のメトロノームクリックを使って、1 小節のカウントインを入れます。カウントインでは、同期モードに関係なく、常にコンサートのテンポと拍子が使われます。
  • メトロノームボタン: 「MainStage」のメトロノームのオン/オフを切り替えます。メトロノームでは、同期モードに関係なく、常にコンサートのテンポと拍子が使われます。
  • 前のマーカーに移動ボタン: 再生モードでは、オーディオ素材にマーカーが含まれる場合、前(現在の再生ヘッド位置の左)のマーカーにただちに移動します。この位置から再生が続けられます。オーディオファイルにマーカーが含まれていない場合は、8 小節(同期がオンの場合)または 20 秒(同期がオフの場合)前に移動します。この位置から再生が続けられます。

    再生が停止している場合は、前のマーカーまたはオーディオファイルの先頭(現在の再生ヘッド位置が最初のマーカーの前にある場合)に移動します。ファイルにマーカーが含まれていない場合は、8 小節(同期がオンの場合)または 20 秒(同期がオフの場合)だけ移動します。再生ボタンをクリックすると、この位置から再生が開始されます。

  • 次のマーカーに移動ボタン: 再生モードでは、オーディオファイルにマーカーが含まれる場合、次(現在の再生ヘッド位置の右)のマーカーにただちに移動します。この位置から再生が続けられます。オーディオファイルにマーカーが含まれていない場合は、8 小節(同期がオンの場合)または 20 秒(同期がオフの場合)後に移動します。この位置から再生が続けられます。

    再生が停止している場合は、次のマーカーまたはオーディオファイルの末尾(現在の再生ヘッド位置が最後のマーカーの後にある場合)に移動します。ファイルにマーカーが含まれていない場合は、8 小節(同期がオンの場合)または 20 秒(同期がオフの場合)巻き戻ります。再生ボタンをクリックすると、この位置から再生が開始されます。