「レイアウト」モードでスクリーンコントロールを選択すると、スクリーンコントロールのパラメータが「スクリーン・コントロール・インスペクタ」に表示されるので、そこで値を編集できます。ほとんどのスクリーンコントロールでは共通のパラメータを使用しますが、一部のタイプのコントロールでは機能に応じて異なるパラメータを使用します。各タイプのパラメータについては、以下のセクションで説明します。
一般的でない特別な目的にスクリーンコントロールを使用する場合以外、「ハードウェア入力」のほとんどのパラメータでは、コントローラアサインメントの登録時に「MainStage」によって設定されるデフォルト値を変更する必要はありません。
「レイアウト」モードで、スクリーンコントロールを選択します。(スクリーンコントロールをワークスペースにドラッグすると、選択状態になります。)
「スクリーン・コントロール・インスペクタ」で、選択したスクリーンコントロールのパラメータを編集します。目的のパラメータに対してメニュー項目を選択する方法や、テキストを入力する方法、ボタンをクリックする方法、チェックボックスを選択する方法などがあります。
スクリーンコントロールから特定のパラメータをまとめて「リフト」つまりコピーし、ほかのスクリーンコントロールに「スタンプ」できます。この方法を使うと、複数のスクリーンコントロールに同じサイズ、外観、およびテキスト属性を簡単に適用して、レイアウトに統一感を持たせることができます。リフトとスタンプの対象になるパラメータは、「スクリーン・コントロール・インスペクタ」の「アピアランス」セクションと「テキストラベル」セクションのパラメータ(コントロールのタイプは除く)と、スクリーンコントロールのサイズです。
ワークスペースで Control キーを押しながらスクリーンコントロールをクリックし、ショートカットメニューから「属性をリフト」を選択します。
ワークスペースで Control キーを押しながらスクリーンコントロールをクリックし、ショートカットメニューから「属性をスタンプ」を選択します。
Shift キーを押しながら複数のスクリーンコントロールをクリックして、Control キーを押しながら選択項目をクリックすることもできます。
ボタン、ノブ、フェーダー、ペダル、フットスイッチ、モジュレーション/ピッチホイール、メーター、VU メーター、オルガンドローバー、進行状況インジケータ、およびパラメータテキストの各スクリーンコントロールでは、以下の共通のパラメータを編集できます。
連続コントロール:0 〜 127 の値を送信するノブ、ロータリーエンコーダ、フェーダー、およびほとんどのペダルが該当します。ほとんどの場合、これらのコントロールは「絶対」に設定されます。一部のロータリーエンコーダは、相対コントローラメッセージを送信するようにハードウェアをプログラミングした後には「相対」に設定できます。「相対」コントロールメッセージの種類は、各ベンダー(所有者名で呼ばれることもあります)が使用しているエンコーディングタイプを反映しています。
ボタンコントロール -(トグルのみ):1 つ(単一)または 2 つ(交互)の値を送信するボタンが該当します。
ボタンコントロール -(トグルまたはモメンタリ):ボタンを放したときと押したときに値を送信するドラムパッドやその他のボタンが該当します。
MIDI ノートメッセージを送信するキーボードコントローラまたはその他の MIDI デバイスを使用する場合は、「キーボード」(または「MIDI 動作状況」)スクリーンコントロールをレイアウトに取り込みます。キーボード・スクリーン・コントロールに対しては、以下のパラメータを編集できます。
「MIDI 動作状況」は、MIDI ノートメッセージを受信したことを知るためのスクリーンコントロールです。「ノートのない」小型のキーボード・スクリーン・コントロールとして使うこともできます。「MIDI 動作状況」スクリーンコントロールに対しては、以下のパラメータを編集できます。
ドラムパッドには「ドラムパッド」スクリーンコントロールを使用できます。「ドラムパッド」スクリーンコントロールに対しては、以下のパラメータを編集できます。
「波形」スクリーンコントロールでは、Playback プラグインのオーディオファイルのオーディオ波形を表示できます。「波形」スクリーンコントロールに対しては、「カラー」および「ルーラを隠す」パラメータを編集できます。
「セレクタ」スクリーンコントロールでは、パッチやセットを表示/選択したり、Playback プラグインで使用するオーディオファイル内のマーカーを表示/選択したりできます。「セレクタ」(パッチまたはマーカーセレクタ)のスクリーンコントロールに対しては、以下のパラメータを編集できます。