「Logic Pro」の「表示」環境設定

「表示」環境設定は、「一般」、「アレンジ」、「ミキサー」、および「ピアノロール」タブで構成されます。

Figure. Display preferences.
「表示」環境設定を開くには
以下のいずれかの操作を行います:
  • 「Logic Pro」>「環境設定」>「表示」と選択します(または「表示環境設定を開く」キーコマンドを使います)。

  • 「アレンジ」ウインドウのツールバーの「環境設定」ボタンをクリックしてから、ポップアップメニューから「表示」を選択します。

「表示」環境設定の「一般」パネル

このパネルでは、プログラム全体で使用されているいくつかのコンポーネントの外観を設定します。

Figure. General Display preferences.
  • 「ローカルウインドウのメニューを拡大」チェックボックス: ローカルメニューのタイトルや項目が通常のシステムフォントで表示されます。このオプションが選択されていない場合は、通常よりも小さいフォントが使用されます。
  • 「再生ヘッドを太くする」チェックボックス: すべてのウインドウで太目の再生ヘッドが使用されます。
  • 「ヘルプタグを表示」チェックボックス: 「Logic Pro」全体でヘルプタグが有効になります。マウスポインタをパラメータやツール上に置くと、その項目の説明(値を含む場合もある)が小さくポップアップ表示されます。編集中は、機能名、リージョンまたはイベント名/番号、パラメータ値などが表示されます。
  • 「デフォルト値を表示」チェックボックス: このオプションを選択すると、ヘルプタグ内に各パラメータのデフォルト値が表示されます。これにより、デフォルト値との違いを簡単に識別できます。

「表示」環境設定の「アレンジ」パネル

このタブにあるオプションでは、アレンジ領域の外観に関する設定を行います。

Figure. Arrange Display preferences.
  • オートメーションの透明度:「リージョン」スライダ: 値を上げると、リージョンの色が(トラックオートメーションのレーンよりも)濃くなります。
  • オートメーションの透明度:「その他のデータ」スライダ: (アクティブでない)オートメーションデータの表示を明るくします。この機能は、リージョンのズームレベルによって効果が変わります。

「表示」環境設定の「ミキサー」パネル

このタブにあるオプションでは、ミキサー領域の外観に関する設定を行います。

Figure. Mixer Display preferences.
  • 「挿入時にプラグインウインドウを開く」チェックボックス: このチェックボックスが選択されている場合、エフェクトやソフトウェア音源プラグインを適切なチャンネルストリップスロットに挿入した時点で自動的にそれらのウインドウが開きます。

「表示」環境設定の「ピアノロール」パネル

このパネルにあるオプションでは、ピアノロール領域の外観に関する設定を行います。

Figure. Piano Roll Display preferences.
  • 「背景のタイプ」のボタン: カラー設定を編集するために、暗めの色または明るめの色から選択できます。
  • 「白鍵」および「黒鍵」フィールド: カラーフィールドをダブルクリックすると、「カラー」ウインドウが開きます。キーボードの白鍵に沿ったグリッド行のカラーを選択または定義してください。同様に、黒鍵用のカラーを指定します。
  • 「C、D、E キーの明るさ」スライダ: これらのキーの明度を各オクターブで強くすることができます。これは、トランスポーズなどを行う際の目安になります。
  • 「小節線」スライダと「点線」チェックボックス: 「小節線」スライダを使って、小節線の透明度を定義します。「点線」チェックボックスを選択すると、線種が直線から点線に変わります。
  • 「ビートライン」スライダと「点線」チェックボックス: 「ビートライン」スライダを使って、ビートラインの透明度を定義します。「点線」チェックボックスを選択すると、線種が直線から点線に変わります。
  • 「ディビジョンライン」スライダと「点線」チェックボックス: 「ディビジョンライン」スライダを使って、ディビジョンラインの透明度を定義す。「点線」チェックボックスを選択すると、線種が直線から点線に変わります。
  • 「リセット」ボタン: ユーザが加えた変更がリセットされてデフォルト値に戻ります。