「オーディオ」設定

「オーディオ」プロジェクト設定では、プロジェクトにおけるオーディオ関連のパラメータを設定します。

Figure. Audio project settings pane.
Figure. Audio project settings pane.
「オーディオ」プロジェクト設定を開くには
以下のいずれかの操作を行います:
  • 「ファイル」>「プロジェクト設定」>「オーディオ」と選択します(または「オーディオのプロジェクト設定を開く」キーコマンドを使います。デフォルトは Option + P キーです)。

  • 「アレンジ」ウインドウのツールバーの「設定」ボタンをクリックしてから、ポップアップメニューから「オーディオ」を選択します。

  • 「チャンネル・ストリップ・オブジェクトを自動管理」チェックボックス: トラックやチャンネルストリップの設定や使用を自動的にバックグラウンドで行います。選択されていると、新規トラック作成時に自動的にチャンネルストリップが作成され、それらの管理も自動的に行われます。このオプションは、「エンバイロメント」ウインドウでチャンネルストリップを手動で変更する必要がない限り選択解除しないでください。
  • 「チャンネル・ストリップ・オブジェクトに自動的に名前を付ける」チェックボックス: このオプションは、Logic Pro 9 プロジェクトではデフォルトで有効になります。ユーザが(トラックヘッダ、「アレンジ」ウインドウのチャンネルストリップ、ミキサー、またはエンバイロメントで)手動で名前を入力した場合を除いて、チャンネルストリップの名前が最後に読み込まれた設定(CST、SI PST、または EXS インストゥルメントのうち、最後に読み込まれたもの)に基づいて自動的に付けられます。
  • 「プリロールを再生」チェックボックス: このオプションを選択した場合、再生開始コマンドがトリガされると、「Logic Pro」は開始位置の少し前(左に少しシフトした個所)から再生を始めます。プリロールの正確な値は、プラグイン用に設定されている現在のディレイ補正値によって異なります。このオプションでは、ぴったり開始位置上にあるトランジェントが正確に再生されるようになります。このオプションの選択を解除すると、開始位置上のトランジェントが欠けるか、またはフェードインのような状態になります。
  • 「“Pan Law”補正をステレオバランサに適用」チェックボックス: Pan Law 補正をステレオ・バランス・コントロールに適用します。

    メモ: 互換性のために、古いプロジェクトを Logic Pro 9 で開く場合にはこのチェックボックスがデフォルトで選択されます。