「メトロノーム」設定
「メトロノーム」プロジェクト設定には、スピーカークリック、MIDI クリック、KlopfGeist（バーチャルメトロノーム音源）のすべてのパラメータが含まれています。KlopfGeistは、スピーカーやMIDIクリックソースに追加するものとして、または代わりになるものとして使用することができます。
メモ: KlopfGeist は、音源チャンネルストリップのプラグインメニュー内にあるソフトウェア音源です。KlopfGeist はデフォルトで音源チャンネル 256 に挿入されます。「ソフトウェアクリック音源（KlopfGeist）」チェックボックスを選択すると、自動的に音源チャンネル 256 が作成され、そこに KlopfGeist が挿入されます。論理的には、「Logic Pro」や他社製のどのソフトウェア音源でも、音源チャンネル 256 に挿入すればメトロノームの音源として利用できます。KlopfGeist について詳しくは、「Logic Pro 音源」マニュアルの「KlopfGeist」の章を参照してください。
「メトロノーム」プロジェクト設定を開くには
以下のいずれかの操作を行います:
「ファイル」＞「プロジェクト設定」＞「メトロノーム」と選択します（または「メトロノームのプロジェクト設定を開く」キーコマンドを使います）。
「アレンジ」ウインドウのツールバーの「設定」ボタンをクリックし、ポップアップメニューから「メトロノーム」を選択します。
Control キーを押しながらトランスポートバーのメトロノームボタンをクリックしてから、ショートカットメニューから「メトロノーム設定」を選択します。
MIDIクリック設定
「小節」チェックボックス： 小節用のノートイベントを生成するときに選択します。
「ビート」チェックボックス： 拍用のノートイベントを生成するときに選択します。
「ディビジョン」チェックボックス： ディビジョン用のノートイベントを生成するときに選択します。
「チャンネル」フィールド： 生成されるノートの MIDI チャンネルを定義します。
「ノート」フィールド： 生成されるノートのノート番号を定義します。
「ベロシティ」フィールド： 生成されるノートのベロシティを定義します。
「ソフトウェアクリック音源（KlopfGeist）」設定
「ソフトウェアクリック音源（KlopfGeist）」チェックボックス： KlopfGeist メトロノームを有効／無効にします。
「小節」チェックボックス： 小節用のノートイベントを生成するときに選択します。
「ビート」チェックボックス： 拍用のノートイベントを生成するときに選択します。
「ディビジョン」チェックボックス： ディビジョン用のノートイベントを生成するときに選択します。
「ノート」フィールド： 生成されるノートのノート番号を定義します。
「ベロシティ」フィールド： 生成されるノートのベロシティを定義します。
「調性」スライダ： バーチャルメトロノームのサウンドを、短いクリック音からウッドブロックやクラベスに似た音程のあるパーカッションに変更します。
音量スライダ： バーチャル・クリック・サウンドの出力レベルを設定します。
その他のメトロノーム設定
「録音時にクリックを使用」チェックボックス： 録音時にメトロノームクリックが自動的にオンになります。これは、録音中にトランスポートバーのメトロノームボタンを有効にするのと同じことになります。
「カウントインのときのみ使用」チェックボックス： このオプションを選択すると、クリック音がプロジェクト内での録音のカウントインのときにのみ鳴り、その後はオフになります。
「再生時にクリックを使用」チェックボックス： メトロノームのクリック音が再生時にも自動的にオンになります。これは、再生中にトランスポートバーのメトロノームボタンを有効にするのと同じことになります。
「ポリフォニック・クリック」チェックボックス： 複数のノートが小節、拍、およびディビジョンに定義されているものとして送信されます。たとえば、各小節の 1 拍目で 2 つか 3 つのノートが同時に送信されます。このオプションが選択解除されている場合、メトロノームが送信するノートは一度に 1 つだけとなります。
