パーツボックスで選択できるオブジェクト(音符、記号、テキストオブジェクト)は、グループ分けされています。一番上の部分には、各オブジェクトを示す四角ボタンがグループ別に並んでいます。これはパーツボックスのグループメニューとして捉えることができます。下のパネルには、グループに含まれるすべての要素が表示されます。このパネルは、パーツボックスの要素表示と呼ばれます。
パーツボックスのグループメニューの四角ボタンをクリックします。
対応するグループがパネルの上部に移動するので、要素をすばやく選択できます。
メモ: どのような要素でも、任意のグループパネルから必要に応じていつでも選択して挿入できます。特に、ディスプレイ画面が小さい場合や、スコアエディタウインドウの表示を小さくしている場合は、グループの配置を切り替えるとパーツボックスを操作しやすくなります。
「表示」>「パーツボックス」>「グループの位置をロック」と選択します。
コマンドをもう一度選択すると、位置の固定が解除されます。
「表示」>「パーツボックス」>「すべてのグループを表示」の選択を解除します。
パーツボックスのオブジェクト(音符、スラー、音部記号など)を選択するには、そのオブジェクトをクリックします。目的のオブジェクトグループがパーツボックスに表示されていない場合は、パーツボックスのグループメニューで対応する四角ボタンをクリックしてください。そのオブジェクトのグループが、パネルの最上位に移動します。
パーツボックスのグループメニューでいずれかの四角ボタンをマウスで押したままにして、表示されるメニューからオブジェクトを選択します。
グループメニューのいずれかの四角ボタンをダブルクリックします。
パレットウインドウと呼ばれる、小さなウインドウが表示されます。このウインドウは、グループ内のすべてのオブジェクトを含み、自由に移動することができます。このウインドウから直接、オブジェクトを譜面の任意の場所にドラッグします。パレットは必要に応じていくつでも開き、画面上に並べることができます。
メモ: 通常のパーツボックスと違って、パレットウインドウではオブジェクトを選択しても反転表示されません。
パレットウインドウを開くときに、パーツボックスのグループメニューで修飾キーを押しながら四角ボタンをダブルクリックすると、表示されるウインドウの形状が変わります:
標準(Control キーを使った場合)
縦長(Option キーを使った場合)
横長(コマンドキーを使った場合)
パレットウインドウのデフォルト(ダブルクリックだけで開いた場合)の形状は、「Logic Pro」>「環境設定」>「スコア」>「フローティングパレット表示」ポップアップメニューで設定できます。
次のキーコマンド(ただし、キーはまだ割り当てられていません)を使うと、パーツボックス内で対応する音価を選択できます。鉛筆ツールと組み合わせて使うと、これらの音価を効率よく入力できます:
パーツボックス:1/1 音符
パーツボックス:1/2 音符
パーツボックス:1/4 音符
パーツボックス:1/8 音符
パーツボックス:1/16 音符
パーツボックス:1/32 音符
上記のキーコマンドを 2 回以上続けて実行すると、以下の操作が実行されます:
2 回続けると、対応する 3 連符が選択されます。
3 回で付点音符になります。
4 回で元の値に戻ります。
パーツボックス内の選択を切り替えるキーコマンドもあります:
メモ: グループ表示の並べ替えに従って、現在のグループの表示順番の前と次のグループが決まります。