トラック・オートメーション・データを書き込む場合、以下のオプションがあります:
オートメーションモードが「Touch」、「Latch」、または「Write」に設定されている、選択したチャンネルストリップのフェーダーまたはコントロールを操作します。実際には、オートメーションデータを完全に消去してしまう破壊的な「Write」モードを使うことは、(あったとしても)きわめてまれです。通常の書き込みには、「Touch」モードと「Latch」モードを使います。
「Write」モードのいずれかを有効にした状態で、アレンジ・トラック・リストのパラメータを選択し、トラックリストの右側にある値スライダを動かします。
「Write」モードのいずれかを有効にした状態で、接続しているハードウェアコントローラのフェーダーまたノブを動かします。外部コントローラでトラックオートメーションを書き込むを参照してください。
ポインタツールまたは鉛筆ツールを使って、オートメーションデータを描きます。
「Write」モードのいずれかが有効になっていれば、録音モードまたは再生モードで、トラックオートメーションのデータを記録することができます。「アレンジ」ウインドウのトラックが選択されているか、オーディオが録音可能な状態になっているかは、関係ありません。チャンネルストリップがいずれかの「Write」モードになっていれば、操作または動かした設定は記録されます。「Write」モードの場合、ミキサーのコントロールを操作するたびに、操作する前のオートメーションデータが消去されます。
「Logic Pro」が停止している場合はオートメーションの「Write」モードは無視され、フェーダーを動かしてもデータは書き込まれません。ただし、1 つの例外として、変更が動的でない(オートメーションデータがない)場合は、現在のフェーダーの設定は、プロジェクト全体に影響します。これは、新しいプロジェクトの開始時に、すべてのミックスパラメータについて実行されるデフォルトの動作です。