オーディオファイルを最適化する

「Logic Pro」では、不要なファイルだけでなく、オーディオファイルの使われていない部分も削除することができます。その結果、ハードディスクの空き容量が増えます。

プロジェクトで使用されなくなったオーディオファイルの部分を削除するには
  1. オーディオビンで、最適化するオーディオファイルを選択します。

    「編集」>「使用されている項目を選択」と選択します。複数のオーディオファイルにまとめて「ファイルを最適化」を適用することもできます。

  2. オーディオビンで、「オーディオファイル」>「ファイルを最適化」と選択します(または、対応するキーコマンドを使います。デフォルトの割り当ては Control + O キーです)。

「ファイルを最適化」コマンドの実行中に、以下の処理が行われます:

  • アレンジ領域で使用中のリージョンのいずれにも含まれないオーディオファイル内の部分が特定されます。

  • この部分がオーディオファイルから削除され、残りの部分(リージョンで使われている部分)は保持されます。この残りの部分は、ファイル内で詰めて整理されます。

    メモ: 安全のため、「ファイルを最適化」機能では、実際に使われているリージョンの前後のそれぞれ 1 秒分のオーディオデータ(プレロール/ポストロール領域)が削除されずに残されます。

  • オーディオビンのリージョンを再定義します。

  • プロジェクトも自動的に保存されます。

警告: この処理でストレージメディアから物理的に削除されたデータを元に戻すことはできません。