レコーディングフォルダを指定する

MIDI データは直接プロジェクトファイルに格納されますが、オーディオデータは格納されません。このため、録音を開始する前に、オーディオデータ用にハードディスク上のフォルダを指定します。

プロジェクトを素材と一緒に保存する際、「Logic Pro」はプロジェクトファイルをプロジェクトフォルダに保存します。プロジェクトフォルダには「Audio Files」フォルダが自動的に作成され、デフォルトのレコーディングフォルダとして利用されます。

メモ: このフォルダへの録音パスは「相対的」です。つまり、プロジェクトとともに録音パスが移動するため、Finder 内でプロジェクトフォルダを移動したり、「別名で保存」コマンドを使用してもかまいません。

各プロジェクトに対して別々のレコーディングフォルダを設定できます。また、実行中の各オーディオ・ハードウェア・システムに対して異なるパスを設定することもできます。

メモ: 現在のプロジェクトフォルダ以外の場所に手動で録音パスを設定した場合、その録音パスは「絶対的」です。つまり、「別名で保存」コマンドを使って新規プロジェクトとして保存したり、Finder 内でプロジェクトフォルダを移動したりしても、オーディオデータの録音パスは変更されません。

レコーディングフォルダを指定するには
  1. 以下のいずれかの操作を行って、「録音」プロジェクト設定を開きます:

    • 「ファイル」>「プロジェクト設定」>「録音」と選択します(または「録音のプロジェクト設定を開く」キーコマンドを使います。デフォルトは Option +アスタリスクキーです)。

    • 「アレンジ」ウインドウのツールバーで「設定」ボタンをクリックし、ポップアップメニューから「録音」を選択します。

    • Control キーを押しながらトランスポートバーの録音ボタンをクリック(または右クリック)し、ポップアップメニューから「録音設定」を選択します。

  2. 「設定」ボタンをクリックし、希望のレコーディングフォルダを表示してから、「選択」をクリックします。

    Figure. Recording Folder path in the Recording project settings pane.