リージョンをソロにする

ソロ機能を使うと 1 つまたは複数の選択したリージョンを別々に聞くことができるため、編集が必要な要素を簡単に特定できるようになります。

ソロツールでリージョンをソロにするには
  • ソロにしたいリージョンをソロツールでクリックし、ボタンを放さずにそのまま待ちます。

    Figure. Solo tool.

クリックしたポイントからリージョン(外枠が黄色)が聞こえ始め、マウスボタンを押している間ずっと続きます。マウスボタンを放すとソロ再生が停止します。

ソロツールで複数のリージョンをソロにするには
  1. ポインタツールで複数のリージョンを選択します。

  2. 選択したリージョンのいずれかをソロツールでクリックし、ボタンを放さずにそのまま待ちます。

ソロツールでスクラブ再生するには
  1. ソロツールで上下にドラッグします。

  2. マウスボタンを放すと、ソロのスクラブ再生が終了します。

ソロモードで 1 つまたは複数のリージョンをソロにするには
  1. トランスポートバーにあるソロボタンをクリックします(または「ソロモード」キーコマンドを使います。デフォルトは S キーです)。

    Figure. Solo button in the Transport bar.

    ソロ機能を有効にするとバールーラは黄色で網掛けされるため、ソロモードを使用中であることがすぐに分かります。

    Figure. Bar ruler shaded in yellow to indicate active Solo mode.
  2. ソロにしたいリージョンをポインタツールでドラッグして選択するか Shift キーを押しながら選択します。選択したリージョンは外枠が黄色になります。

    Figure. Region outlined in yellow to indicate active Solo mode.

トランスポートバーのソロボタンを再度クリックし(または「ソロモード」キーコマンドを使い)、ソロモードをオフにすると、すべてのリージョンが聞こえるようになります。

複数のリージョンに対してソロの状態をロックしておきたいことがあります。たとえば、ソロにしたトラックのグループを聞きながらリージョンの再生パラメータを調整したい場合などに便利です。

選択した複数のリージョンのソロ状態を維持するには(再生モードで実行可能)
  1. ポインタツールで複数のリージョンを選択します。

  2. 選択したリージョンのソロ状態をロックするには、Option キーを押しながら、トランスポートバーにあるソロボタンをクリックします(または「ソロ・ロック・モードに設定」キーコマンドを使います。デフォルトは Option + S キーです)。

    トランスポートのソロボタンにソロ・ロック・モードを示す南京錠のアイコンが表示されます。

    Figure. Solo button in the Transport bar indicating Solo Lock mode.

「ソロ・ロック・リージョンを再選択」キーコマンド(デフォルトは Shift + Option + S キー)を使うと、現在ソロ・ロックがかかっているリージョンをすべて選択できます。このコマンドは、ソロ・ロックを選択している状態から複数のリージョンを除外したい場合に便利です。