MIDI リージョンとオーディオリージョンの比較

次の表に、オーディオリージョンと MIDI リージョンの主な違いを示します。

機能
MIDI リージョン
オーディオリージョン
独立したデータで構成されているか
はい
いいえ。オーディオリージョンは、単にオーディオファイルの一部を参照したものです。
名前を付けることができるか
はい
はい
「クオンタイズ」パラメータを使用できるか
はい
はい。Flex が有効になっているオーディオリージョンには使用できます。
「Q-スウィング」パラメータを使用できるか
はい
はい。Flex が有効になっているオーディオリージョンには使用できます。
「ループ」オプションを使用できるか
はい
はい
「トランスポーズ」パラメータを使用できるか
はい
いいえ。ただし、(サンプルエディタと「アレンジ」ウインドウで)タイムマシンとピッチシフト機能を使用できます。オーディオ Apple Loops はトランスポーズ可能です。
「ディレイ」パラメータを使用できるか
はい
はい
「ベロシティ」パラメータを使用できるか
はい
いいえ
「ゲイン」パラメータを使用できるか
いいえ
はい
「ダイナミクス」パラメータを使用できるか
はい
いいえ
「フェードイン」/「速度アップ」パラメータを使用できるか
いいえ
はい
「ゲートタイム」パラメータを使用できるか
はい
いいえ
「カーブ」パラメータを使用できるか
いいえ
はい
「クリップの長さ」パラメータを使用できるか
はい
いいえ
「フェードイン」/「速度ダウン」パラメータを使用できるか
いいえ
はい
「スコア」パラメータを使用できるか
はい
いいえ
「テンポに従う」パラメータを使用できるか
いいえ
はい
位置を自由に指定できるか
はい
はい
左隅または右隅の編集
はい
はい。ただし、オーディオリージョンは影響を受けますが、シーケンサーの時間軸を基準にしたオーディオ波形の位置は変わりません。
ハサミツールでカットできるか
はい
はい。新しいオーディオリージョンが作成されます。
リージョンからエイリアスを作成できるか
はい
はい。ただし、MIDI リージョンがエイリアスなのに対して、オーディオリージョンはクローンという名前になります。
左隅をドラッグしてデータを最初から隠すことができるか
いいえ
はい
音楽参照ポイントは可変か
いいえ
はい、可変アンカーです。これは、所定のオーディオファイルから継承したすべてのリージョンに影響し、シーケンサーの時間軸を基準にオーディオの位置を変更する可能性があります。
ミュート機能でサウンドをオフにできるか
はい
はい
フォルダに保存できるか
はい
はい
ソロにできるか
はい
はい

インスペクタの再生パラメータで MIDI イベントに適用可能なもの(トランスポーズなど)は当然、オーディオ信号には影響しません。オーディオの場合、対応する操作のほとんどは、サンプルエディタで破壊編集としてのみ実行可能です。

基本的な機能(自由に位置や長さを指定する昨日、フォルダを使った複雑なアレンジを作成する機能、名前を付けたり、ミュートしたり、ソロにしたりする機能など)は通常、どのタイプのリージョン(MIDI リージョン、オーディオリージョン、フォルダリージョン、その複製、エイリアスやクローンリージョン)でも使用できます。