Sculpture で MIDI コントローラを割り当てる
Sculpture インターフェイスの下部の帯状部分は、たとえばビブラートの深さやモーフパッドの動作を制御するために使用する MIDI コントローラを定義するために使用します。これらのコントロールソース用メニューに表示された、任意の MIDI コントローラを使用できます。
これらのパラメータは、それぞれの設定と一緒に保存されます。パラメータが更新されるのは、プラグインのインスタンス作成時に読み込まれるデフォルトの設定が使用される場合か、プロジェクトと一緒にパラメータが保存されている場合だけです。このアプローチによって、個々の設定をいちいち編集して保存しなくても、すべての MIDI コントローラの設定をキーボードで使用できるようになります。
「Vib Depth Ctrl」メニュー: ビブラートの深さを制御するために使用する MIDI コントローラを定義します。
「Ctrl A」メニュー、「Ctrl B」メニュー: サイドチェーンモジュレーションまたは「via」モジュレーションソース(「Controller A」および「Controller B」モジュレーションルーティングのパネルで設定します)として使用可能な 2 つのコントローラを割り当てることができます。
「CtrlEnv 1」メニュー、「CtrlEnv 2」メニュー: モジュレーション信号またはオフセットとして使用する 2 つのコントロールエンベロープにコントローラの割り当てを設定します。オフセットとして使用されるのは、コントロールエンベロープが「Ctrl」のみモードまたは「Ctrl」+「Env」モードに設定されている場合です。また、コントローラの動作を記録するためのソースも定義できます。
「Morph X」メニュー、「Morph Y」メニュー: 「Morph」パッドの X 軸および Y 軸座標に対するコントローラの割り当てを設定します。コントローラを割り当てると、モーフポイントを手動で移動させたり、単一のモーフエンベロープのポイントをプログラムしたり、モーフエンベロープ全体をシフトさせたりするためにそのコントローラを使用できるほか、モーフの動作を記録するためのソースとして使用できるようになります。
「モード」メニュー: 設定を読み込むときに、MIDI コントローラの割り当てをその設定から取り込むのか、割り当てを維持するのかを指定します。設定と一緒に保存したオリジナルの割り当てとデフォルトの割り当てとでモードを切り替えます。デフォルトの割り当ては、#default.pst 設定が存在すれば Sculpture が音源チャンネルストリップに挿入されるときにそれが読み込まれ、それを元に設定されます。
MIDI 経由でコントローラ割り当てを登録するには
目的のコントロールメニューを開き、「-Learn-」項目を選択します。
MIDI キーボードやコントローラ上で、該当するコントローラを動かします。
メモ: 適切な MIDI メッセージが 20 秒以内に受信されなかった場合、選択されたコントロールは前の値/割り当てに戻ります。