Tuner
Tuner ユーティリティを使うと、お使いのシステムに接続された音源をチューニングすることができます。これにより、外部音源の録音がプロジェクト内のほかのソフトウェア音源、既存のサンプル、既存の録音と調和するようになります。
「Precision」ボタン: チューニングのグラフィックディスプレイはデフォルトでリニアスケールになっています。「Precision」ボタンを有効にするとスケールが変更され、中央から外側に向かって拡張します。
チューニングのグラフィックディスプレイ: 「Keynote/Octave」ディスプレイの中心の半円状の領域にノートのピッチが表示されます。センター位置(12 時の方向)にあれば、ノートは正確にチューニングされています。インジケータが中央から左に動く場合は、基準のノートよりも音が低くなっています。インジケータが中央から右に動く場合は、基準のノートよりも音が高くなっています。
ディスプレイの端の数字は、目的とするピッチとの「ずれ」をセント単位で示しています。中央から上下に半音単位で 6 つずつ範囲が表示されています。以降は刻みが大きくなります。
「Keynote」/「Octave」ディスプレイ: 「Keynote」ディスプレイの上部には、演奏中のノートの目的とするピッチが表示されます(チューニングされた最も近いピッチ)。下部の「Octave」ディスプレイには、入力されるノートが属するオクターブが表示されます。これは MIDI オクターブスケールにマッチしており、中間以上の C が C4、中間の C が C3 と表示されます。
チューニング調整スライダ/フィールド: チューニングのベースとして使用するノートのピッチを設定します。デフォルトでは、Tuner はプロジェクトのチューニングパラメータの値に設定されています。ノブを左にドラッグすると、A に対応するピッチが低くなります。ノブを右にドラッグすると、A に対応するピッチが高くなります。現在の値はフィールドに表示されます。
Tuner を使うには
Tuner をオーディオ・チャンネル・ストリップに挿入します。
音源で単音を鳴らしてディスプレイの表示を確認します。基準のノートと音の高さに差がある場合は、中央より左または右のバーが点灯し、ピッチが(セント単位で)どれだけずれているかが表示されます。
チューニングのグラフィックディスプレイでインジケータが中央に表示されるように音源をチューニングします。