Test Oscillator

Test Oscillator は、スタジオの機材や楽器のチューニングに便利です。音源プラグインとしてもエフェクトプラグインとしても挿入できます。2 つのモードで操作でき、静的な周波数またはサインスイープを生成します。

1 つ目のモード(デフォルトのモード)では、挿入するとすぐにテスト信号の生成を開始します。切り替えはバイパスすることで行うことができます。2 つ目のモード(「Sine Sweep」ボタンをクリックすると有効になります)では、「Trigger」ボタンでトリガすると、ユーザが定義した周波数スペクトラム・トーン・スイープが生成されます。

Figure. Test Oscillator window.
  • 「Waveform」ボタン: テスト・トーンの生成に使用する波形の種類を選択します。
    • 「Square Wave」および「Needle Pulse」の波形は、エイリアシングまたはアンチエイリアシングのいずれかの処理をしたものを使うことができます。アンチエイリアシングでは「Anti Aliased」ボタンも併用します。

    • 「Needle Pulse」はシングル・ニードル・インパルスの波形です。

    • 「Sine Sweep」ボタンが押されている場合、「Waveform」セクションにおける固定されたオシレータ設定は解除されます。

  • 「Frequency」ノブ/フィールド: オシレータの周波数を定義します(デフォルトは 1 kHz)。
  • 「Sine Sweep」ボタン: サインスイープ(周波数スペクトラムは「Start Freq」および「End Freq」フィールドで設定)が生成されます。
  • 「Time」フィールド: サインスイープの長さを指定します。
  • 「Start Freq」/「End Freq」フィールド: 上下にドラッグして、サインスイープの最初と最後におけるオシレータの周波数を定義します。
  • 「Trigger」ボタン/ポップアップメニュー: 「Trigger」ボタンをクリックすると、サインスイープがトリガされます。ポップアップメニューで「Trigger」ボタンの動作を選択します:
    • Single: スイープを 1 回トリガします。
    • Continuous: スイープを無限にトリガします。
  • 「Level」スライダ/フィールド: Test Oscillator の全体の出力レベルを定義します。