ES2 をサラウンドモードで使用する
ES2 のサラウンドインスタンスでは、インターフェイス下部の拡張パラメータセクションに「Surround Range」と「Surround Diversity」の 2 つの追加グローバルパラメータが表示されます。
Surround Range: サラウンドアングルの幅を設定します。これは 0 〜 360 度の範囲で設定できます。別の言いかたをすれば、このパラメータでサラウンドフィールドの幅が決まります。ルーター内でターゲットに「Pan」を指定することにより、サウンドの動きをサラウンド範囲内で変更できます。
Surround Diversity: サラウンドスピーカーに対して出力信号を配分する方法を設定します。0 を選択した場合、オリジナルの信号の位置に最も近いスピーカーだけに信号が送られます。ダイバシティの値を 1 にすると、すべてのスピーカーに同じ量の信号が分散されます。ルーター内でターゲットに「Diversity」を指定することにより、スピーカー間での信号の配分を変更できます。