Sculpture の「Surround Range」と「Surround Diversity」を制御する
サラウンドインスタンスの場合には、Sculpture の拡張パラメータ領域に「Surround Range」と「Surround Diversity」のパラメータが表示されます:
Surround Range: サラウンドアングルの幅(サラウンドフィールドの幅)を設定します。ピックアップのパン位置に 1.0 の量で LFO がルーティングされているとします。LFO の波形をノコギリ波に設定して「Surround Range」を 360 に設定すると、出力されるボイスが円周運動をする(サラウンドサークル全体を回る)ようになります。「Surround Range」パラメータは、「Key」および「Pickup」の広がり具合にも同様の影響を与えます。
Surround Diversity: サラウンドスピーカーに対する出力信号の広がり具合を設定します。値を 0 に設定すると、元の信号位置に最も近いスピーカーのみから信号が出力されます。値を 1 に設定すると、すべてのスピーカーから同じ量の信号が出力されます。