はじめに

概要

音楽は感情にうったえる体験であり、多くの人々にとってなくてはならない存在です。人生の一場面に寄り添う音楽を聴いたとき、それは忘れられない思い出になります。クリエイターにとって、音楽はファンとの架け橋になります。最初のアイデアが生まれてから、レコーディング、ミキシング、マスタリングのプロセスを経る中で、思い描いた通りの作品に仕上げるのは並大抵のことではありません。だからこそ Apple は、あなたの音楽を、本来のあるべき形で提供するよう努めています。

Apple Music スタイルガイドを参照することで、音源、カバーアート、メタデータに最適なフォーマットを行います。コンテンツがリスナーの目に触れる頻度を高め、より良い音楽体験を提供することができます。

コンテンツには審査が行われ、品質保証チームが Apple Music と iTunes が推奨するガイドラインに沿っているかを確認します。

本ガイドラインに従っていただくことで、チケット発行率を低減させ、Apple Music と iTunes Store での配信を迅速に開始いただけるようになります。

コンテンツの定義

用語

定義

広告トラック

アルバムや曲などのコンテンツを宣伝するオーディオが、曲の全体または一部に挿入されているもの。

アルバム

曲やミュージックビデオのトラックをひとまとめにしたもの。

ビート

録音されたトラックの要素の1つ。通常、ライセンス、レンタル、購入、借用、または使用料なしの使用が一般に公開されています。ビートの使用においては、通常非限定的な使用許諾契約が締結されますが、限定的な契約を締結する場合もあります。

コレクティブ

制作に関する最終決定権が一部のメンバーに固定していない、ミュージシャンのパフォーマンス集団。メンバーが変わることもあります。たとえばこれには、スーパーグループや、同一レーベル内のアーティストたちが独自のコレクティブを結成し活動するケースが含まれます。

作曲者

音楽作品を作曲した人。

コンテンツ

曲、アルバム、ミュージックビデオ、着信音。

DJ ミックス

複数のトラックを重ね合わせたり、ミックスしたりして連続再生できるようにしたアルバム。

Featuring/With (フィーチャリング/共同作者)

「プライマリ」の役割で記載するほどではないものの、重要な役割を担っている特別客演。

メモ:「Featuring (フィーチャリング)」と「With (共同作者)」の役割は、1 つの曲/アルバムにつき、アーティスト 1 名に対して 1 つのみ使用します (つまり、同じ曲で 1 人のアーティストに対して「Featuring」と「With」両方の役割を指定することはできません)。

ジャンル

ミュージックのカテゴリ。

ライブ

スタジオで収録されたものではないレコーディングを含むアルバムまたはミュージックビデオ。通常オーディエンスがいます (特にクラシックコンテンツの場合)。

作詞者

音楽作品に歌詞をつけた人。

ミュージカル

出演者が登場人物として行うパフォーマンス。ミュージカルには、舞台 (例:ハミルトン)、映画 (グレイテスト・ショーマン)、テレビ番組 (ハイスクール・ミュージカル)、または上記すべてに該当する作品 (ロッキー・ホラー・ショー) が含まれます。ミュージカルはサウンドトラックのサブジャンルですが、場合によってはプライマリジャンルにする必要があります。

ミュージックビデオ

曲ごとに固有のビデオ。

原語フィールド

アルバムやトラックのメタデータ、つまりタイトルやアーティスト名などを原語で入力するフィールド。

非演奏者

制作に関わっているものの、演奏を行っていない人。プロデューサー、リミキサー、エンジニア/マスターエンジニア、作曲者、ソングライターなど。

オリジナルリリース日

アルバム、トラック、ミュージックビデオが最初にリリースされた日付。

O.S.T.

オリジナルサウンドトラック。

Parental Advisory (警告)

未成年に不適切と考えられるコンテンツ。

パフォーマー

アルバム、曲、ミュージックビデオ内で演奏や歌唱などのパフォーマンスを担うアーティストやグループ。

プライマリ

演奏/歌唱のメインを担当するアーティスト/バンド。

レコーディング

楽曲の演奏を録音したもので、オーディオ (曲) またはミュージックビデオとして提供されます。

リミックス

リミックスは、原型のフォーマットと構成ですでに公開されているトラックの全体を使用して構成され、各所の要素が変えられたり抜き取られたりして構成されるトラックです。制作は権利保持者の許可を得て行われます。制作上要素を追加するような場合もあります。曲は別のものでも、基礎となる土台は原型と同じであるものがリミックスです。

着信音

iPhone の着信音として使用されるオーディオ録音。

サンプル

サンプルとは、単純に既存のトラックの一部を使うことを指します。有名な例として、「Mo Money Mo Problems」はダイアナ・ロスのヒット曲である「I’m Coming Out」のイントロ部分を引用しています。ただし、トラック全体を使ったりアレンジしたりはせず、イントロのボーカルとギターの音源を使用しています。

スコア

サウンドトラックのインストゥルメンタルミュージック。スコア盤には、1 つ以上トラックが含まれています。スコアはサウンドトラックのサブジャンルですが、場合によってはプライマリジャンルにする必要があります。

スニペット

意図的に短く編集された曲の一部分。

ソリスト

曲の中の主要な部分 (ソロ) を担当するアーティストまたは演奏者。

録音されたオーディオのこと。

ソングライター

作曲と作詞のどちらか、あるいは両方を担当する人。

サウンドトラック

別のメディアのために録音されたオーディオのこと。映画、テレビ番組、舞台、インターネット配信、ビデオゲームなどで使用されるものを指します。本や漫画に合わせて作られた楽曲も対象です。サウンドトラックには、インストゥルメンタルスコアやヴォーカル入りの曲、ミュージカル (「アナと雪の女王」など) が含まれます。スコアとミュージカルはサウンドトラックのサブジャンルです。

ステム

トラックの各セクション。一つひとつのステムを合わせて演奏すると1つの曲が完成します。ボーカル、ドラム、ベースなど、曲の構成要素がステムです。サンプルやビートもステムと捉えることができます。

タイトル

Apple Music と iTunes に表示される曲、アルバム、ミュージックビデオ、着信音の名前。

タイトルバージョン

オリジナルのコンテンツとは別のものであることを示し、その識別に必要な情報を加えるために使用されるもの。例:ライブ、ラジオエディット、ボーナストラックバージョン

トラック

曲またはミュージックビデオ。

トラックのオーディオ言語

歌詞の言語情報。

このバージョンの変更点

2024年12月

コンテンツの定義

スタイルの標準およびガイドライン

  • 変更

    • 1.16. 反復トラック(「編集上の非表示」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2. 冒頭の文(「表記の慣習や規則」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.2. 総称的な名称やジャンル名(「表記の慣習や規則」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.7. Various Artists(「プライマリアーティストの役割」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.14. 非プライマリのパフォーマー(「非プライマリアーティスト」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.15. 作曲と作詞(「非プライマリアーティスト」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.16. プロダクションとエンジニアリング(「非プライマリアーティスト」内のセクション):表現を変更しました。

    • 3.9. トラックのバージョン情報(「バージョン情報」内のセクション):例を変更しました。

    • 3.14. リミックスコレクションのバージョン情報(「バージョン情報」内のセクション):表現を変更しました。

    • 4.2. ジャンルの正確な指定(「ジャンル」内のセクション):表現を変更しました。

    • 6.3. 伏せ字(「Parental Advisory(警告)」内のセクション):表現を変更しました。

    • 8.2. グラフィックを重ねた表示や字幕の表示(「ミュージックビデオ」内のセクション):表現を変更しました。

    • 8.6. 予告編およびビデオの一部(「ミュージックビデオ」内のセクション):表現を変更しました。

    • 8.12. フレームに合わせたクロップ(「ミュージックビデオ」内のセクション):表現を変更しました。

    • 9.7. 音楽監督(「インド」内のセクション):表現を変更しました。

    • クラシックのガイドラインの「一般的なルール」セクションの表現を変更しました。

    • 11.3. 作曲者の役割の指定(クラシックのガイドライン「作曲者」セクション):表現を変更しました。

    • 11.10. トラックタイトルの表記形式(クラシックのガイドライン「タイトル」セクション):表現を変更しました。

    • 11.11. オペラ作品の表記形式(クラシックのガイドライン「タイトル」セクション):表現を変更しました。

    • 11.15. バージョン、編曲、トランスクリプション(クラシックのガイドライン「タイトル」セクション):表現を変更しました。

  • 追加

  • 明確化

2023 年 9 月

コンテンツの定義

  • 追加:「コンテンツの定義」セクションでコレクティブとライブに関する定義を追加しました。

  • 変更:「コンテンツの定義」セクションにおけるミュージックビデオの定義を変更しました。

スタイルの標準およびガイドライン

  • 変更

    • 1.13. 誤解を与える(「編集上の非表示」内のセクション):表現を変更しました。

    • 1.17. その他の禁止コンテンツ(「編集上の非表示」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.1. 正確さ(「表記の慣習や規則」内のセクション):制作会社、レーベル、またはスタジオの名前をアーティスト名として指定するケースについて記述を削除しました。

    • 2.9. リミックス(「プライマリアーティストの役割」内のセクション):スピードアップ、スローダウン、Lo-Fiのトラックバージョンに関する記述を追加しました。

    • 2.10. スコア(「プライマリアーティストの役割」内のセクション):表現を変更しました。

    • 2.13. スペシャルゲストまたはフィーチャリングアーティスト(「非プライマリアーティスト」内のセクション):コレクティブに関する記述を追加しました。

    • 3.5. アルバムのバージョン情報(「バージョン情報」内のセクション):ライブビデオアルバムの例を追加しました。

    • 3.9. トラックのバージョン情報(「バージョン情報」内のセクション):トラックのバージョン例、ミュージックビデオのバージョン例を追加しました。

    • 7.2. 品質(「一般的なルール」内のセクション、アートワークについて):表現を変更しました。

    • 8.3. リリース日や広告の挿入(「ミュージックビデオ」内のセクション):QRコードに関する記述を追加しました。

    • 8.5. 規定外のミュージックビデオ(「ミュージックビデオ」内のセクション):曲やアルバムに直接関係しない規定外のミュージックビデオは受け付けられません。

    • 9.8. インドミュージカルの作詞者(「インド」内のセクション):ボリウッドに関する記述を削除しました。

    • 1.16.、1.17.、および 2.5. 〜 2.17.:セクション番号を変更しました。

  • 追加

  • 明確化

    • 2.7. Various Artists(「プライマリアーティストの役割」内のセクション):トラックが1つのシングルの場合、すべてのプライマリアーティストをアルバムレベルでクレジットする必要があります。

スタイルの標準およびガイドライン

1. 要件

一般的なルール

配信するコンテンツを準備する際に考慮すべき最も重要なガイドラインは、以下の通りです。

以下のようなコンテンツは、承認されない可能性があります。

1.1. Apple Inc. が著作権を持つ用語の使用 Apple Inc. 製作でないコンテンツのカバーアートやメタデータに Apple の商標 (Apple ロゴ、「Apple Inc.」、または iPhone や Apple Music、iTunes 等の Apple プロダクトの名称) を使用し、コンテンツが Apple ブランドであるかのような印象を与えることは禁じられています。

1.2. 広告 メタデータ、オーディオ、およびカバーアートに広告を含めないでください。メタデータに Apple Music や iTunes と競合する企業やサービスの情報、今後のプロダクトリリースに関する URL、ロゴ、日付などは記載できません。検索語句とキーワードは、メタデータやカバーアートに含めることも禁止されています。

1.3. 編集によって誤りを訂正する権利 Apple Music と iTunes は、文法、綴り、句読点の誤りを訂正する権利を留保します。

1.4. 完全なアルバムとトラック 物理メディア (CD、アナログレコード、カセットテープ等) に収録されているすべてのトラックをデリバリし、トラック番号を一致させます。たとえば、アルバムの物理メディア版に 10 個のトラックが収録されているにもかかわらず、デリバリされたバージョンに含まれているトラックが 8 個である場合、システム内でそのアルバムは「不完全」と判断され、iTunes Store 上で「Buy Album (アルバムを購入)」ボタンが表示されなくなります。

1.5. トラック数の上限 アルバムのトラック数の上限は、500 です。

言語とローカリゼーション

言語固有のガイドラインについては、本ガイドの「ヨーロッパ、ロシア、中央アジア、および南アジアの言語に関するガイドライン」および「その他のアジア太平洋諸国と地域」セクションを参照してください。本セクションでは、言語およびローカリゼーションに関する主な考慮事項をいくつか紹介します。

  • 1.6. メタデータの言語 Apple Music および iTunes でアクセントや大文字表記を正しく表示するには、アルバムレベルのメタデータで適切な言語を設定してください。言語コードは音声ではなく、メタデータの言語に一致させます。

  • 1.7. トラックのオーディオ言語 トラックレベルのメタデータに適切なオーディオ言語を設定してください。言語コードは音源の発話や歌で使用される言語に一致させます。非言語によるコンテンツには「zxx」のフラグを設定する必要があります。

  • 1.8. ローカリゼーション ローカリゼーションを追加することで、コンテンツを見つけやすくなります。アーティストとタイトルのメタデータは、コンテンツに対して指定したプライマリ言語で提供します。すべてのテリトリでメタデータをプライマリ言語で表示させる場合を除き、提供可能なすべての言語で正確なローカリゼーションを提供してください。

ヘブライ語とアラビア語の 2 つのアルバムで、メタデータをローカライズする例を紹介します。

フィールド名

ヘブライ語

英語

アルバムタイトル

מרוץ החיים

Merotz Hachaim

アルバムアーティスト

שרית חדד

Sarit Hadad

トラックタイトル

הגוֹרל הטוב

Hagoral Hatov

トラックアーティスト

שרית חדד

Sarit Hadad

トラックタイトル

אהבה בתיכי

Ahava Betochi

トラックアーティスト

שרית חדד

Sarit Hadad

フィールド名

アラビア語

英語

アルバムタイトル

على فين

Ala Fain

アルバムアーティスト

ايمن معروف

Ayman Maarouf

トラックタイトル

حبيبي ارجعلي

Habeebi Ergaali

トラックアーティスト

ايمن معروف

Ayman Maarouf

1.9. 訳文の併記 メタデータ内で訳文を併記することは避けてください。エントリまたはローカリゼーションごとに 1 つの言語のみを使用します。

1.10. 絵文字 タイトル、アーティスト名、歌詞、またはその他のメタデータに、絵文字を使用しないでください。

編集上の非表示

チケットとは異なり、編集上の非表示は再配信またはメタデータの更新によって修正することはできません。最高のカスタマーエクスペリエンスを提供するため、編集上の理由から Apple Music と iTunes ではストアのコンテンツを非表示にする場合があります。

  • 1.11. Curated Artist (キュレーションされたアーティスト) Apple Music でキュレーションされたアーティストのページがあり、入手可能な曲やカタログが多数あると判断された場合、「Curated Artist」という理由でコンテンツが非表示になることがあります。パブリックドメインのコンテンツをデリバリする場合は、入手可能なもので最も良いソースから作成した 1 つのバージョンのみを送信してください。

  • 1.12. コンテンツの重複提出コンテンツが非表示になる理由に、「Repeated Submissions」(コンテンツの重複提出) があります。これはタイトルやアーティスト名を少し変えて、同じ内容またはオーディオファイルのコピーを複数回提出することを指します。同じコンテンツの複製バージョンを送信しないでください (トラックリストが再編成された同じアルバム、ほぼ同一のベストアルバム、または、トラックリストが類似または同一のコンピレーションアルバムやホリデーアルバムなど)。

  • 1.13. 誤解を与える 人気コンテンツを模倣したり、検索語句を使用したり、誤情報を追加したりするなどして、カスタマーを欺くことを意図しているコンテンツは「Misleading」(誤解を与える) という理由で非表示となります。これには、映画、演劇、書籍、ポッドキャスト、ソーシャルメディア、スタジオ、テレビ番組、作品、キャラクターといった大衆に人気のブランドやシリーズと類似または同一の、商標登録済みアーティスト名、アルバムタイトル、曲タイトルが含まれますが、それに限定されるものではありません。ほかにも、そのようなシリーズを連想させる商標登録済みのイメージ、ロゴ、フォントも対象となります。なお、「Royalty Free」(ロイヤリティフリー) や「Public Domain」(パブリックドメイン) のような誤解を与えるような情報をタイトルに含めたコンテンツも同様の理由で非表示となります。

    オリジナルに非常によく似たカバーバージョンまたはトリビュート曲は認められません。コンテンツタイトルまたはカバーアートに人気アーティストに似た名前、タイトル、またはイメージが含まれるトラックは編集上の理由により非表示になることがあります。このようなコンテンツは、著作権法には違反していない場合もありますが、カスタマーの混乱を招きかねません。

  • 1.14. 文化的配慮に欠けるもの コンテンツは「Sensitive Material (センシティブな内容)」の理由で非表示となります。各地の規制や文化への見識を深めることはコンテンツプロバイダの責務です。また、コンテンツは配信先の国や地域の法律に準拠し、かつ適切な内容でなければなりません。

  • 1.15. ナチスのプロパガンダ コンテンツは「Refusal (拒否)」の理由で非表示となります。ドイツ (DE)、オーストリア (AT)、スイス (CH) などのナチスのプロパガンダが制限されている国や地域においてコンテンツの販売が許可されている場合、ドイツ刑法典第 86a 条によって制限されているように、コンテンツはナチスのシンボルを描写するものであってはなりません。

    この規則に違反するコンテンツを提出すると、ドイツ、オーストリア、スイスなどの該当国または地域において、カタログ全体が停止される可能性があります。

  • 1.16. 反復トラック 曲やアルバム内でスニペット音源や反復トラックが繰り返し使用されている場合、「Short Tracks/Snippets」という理由で非表示となります。

  • 1.17. その他の禁止コンテンツ 以下の音楽のカテゴリに分類されるコンテンツは非表示となります。

    • サブリミナルコンテンツ。

    • カラオケミュージックビデオおよび着信音。

    • リードボーカルまたはボーカルバージョンを含むカラオケトラック。

    • ミュージックアルバムのトラックとしてデリバリされる着信音。

    • 1 つのオーディオファイルとしてデリバリされる DJ ミックスアルバム。

    • 広告トラック

    • ライブアルバム、別テイク、レア音源、初期録音、ラジオ放送、インタビュー、一般的に「ブートレグ」と呼ばれるアルバム

    1.18. Apple Music と iTunes の利用規約 Apple Music および iTunes に提供されるすべてのミュージックは、「Apple メディアサービス利用規約」に従う必要があります。Apple Music と iTunes のサービスでは、誰もがアクセスおよび閲覧可能な Apple Music と iTunes のサービスの領域に素材 (他社製コンテンツへのリンクを含む) を送信できるインタラクティブな機能を提供する場合があります。プロバイダは、自ら送信する素材を含め、この機能を自己責任の下で使用すること、また、いかなる第三者の権利も侵害または違反しないことに同意するものとします。また、これらの素材はいかなる法律にも違反しないこと、権利侵害やその他の不法行為に寄与および奨励をしないこと、あるいは卑猥、不快、または不適切な内容を含まないことに同意するものとします。

2. 名前とクレジット

表記の慣習や規則

ミュージックやオーディオ、ミュージックビデオのデリバリの際に、アーティスト名やクレジットについて、特にクレジットにおいてはパフォーマー、プロダクション&エンジニアリング、作曲&作詞のクレジットの各項目において、不足なく正確な情報を提供することが求められます。たとえば、プライマリアーティストに「Performer」(パフォーマー)の役割を単に割り当てるのではなく、パフォーマーが演奏している楽器や、該当するメディアにおいて担っている演奏上の役割などを指定してください。

一貫性を保つため、「Apple Music仕様」の「推奨されるコントリビューターの役割」を参照してください。なお、一覧に記載されていない楽器や役割を含めてデリバリすることも可能です。

一般的なクレジットについては、「Library of Congress Medium of Performance Thesaurus for Music PDF Files (英語)」および「American Library Association RDA Toolkit (英語)」を参照してください。

2.1. 正確さ すべてのコンテンツで、アーティスト名やその他のクレジットには、完全で正式な名前を使用します。名前の表記は正確で、そのアーティストの該当レコーディングおよび全コンテンツで一貫性を保ちます。アーティスト名やその他の名前には、役割、日付、楽器、前所属バンド、Web サイトなどの追加情報を含めないでください。

アーティスト名の英語表記は名、姓の順にします (例:Fred Smith)。 日本語のアーティスト名は、姓、名の順にしてください。

例:

理由

Joe Satriani

Joe Satriani (ギター演奏者)

担当楽器情報が含まれています

Slash

Slash (Guns N’ Roses 所属)

バンド名が含まれています

Johann Sebastian Bach

Johann Sebastian Bach (1685 ~ 1750)

生没年が含まれています

Joey Boy

Joey Boy โจอี้ บอย

翻訳が含まれています

Mickey Mouse

Mickey Mouse Bret Iwan

声優名が含まれています

2.2. 総称的な名称やジャンル名 「ホワイトノイズ」「ヨガ」「犬の音楽」「Lo-Fi」「スピードアップ」「ワークアウト」「瞑想」「乳児向け」「クリスマス」「トップヒット」「コーラス」「オーケストラ」「歌手」などの総称的な名称は認められていません。また、「ロック」「ヒップホップ」「スムースジャズ」などの総称的なジャンル名も使用できません。

Smooth Jazz All-Stars

Smooth Jazz

White Noise Therapy Group

White Noise

Baby Lullaby Academy

Lullabies

Pet Care Therapy Players

Music for Dogs

Into the Unknown

Unknown

Lo-Fi Beats

Speed Music

2.3 複合アーティスト アーティストフィールドごとに、アーティスト名を 1 つのみ指定します。

トラックタイトル

アーティスト名 (正)

アーティスト名 (誤)

Ebony and Ivory

Paul McCartney (プライマリ)

Stevie Wonder (プライマリ)

Paul McCartney & Stevie Wonder (プライマリ)

Bang Bang

Jessie J (プライマリ)

Ariana Grande (プライマリ)

Nicki Minaj (プライマリ)

Jessie J &

Ariana Grande & Nicki Minaj (プライマリ)

2.4. 例外的に混在させるべきアーティスト名 一般にアーティスト名がバンド名として並列表記される場合は、複合アーティストとは見なされません。常に一緒に表記する必要があります。

例:

  • Simon & Garfunkel

  • Anderson Bruford Wakeman Howe

  • Brooks & Dunn

  • Katrina & The Waves

  • Dizzy Gillespie & His Fab Five

2.5. スタジオミュージシャン テレビゲームのサウンドトラックや、汎用性が高いホリデーミュージックやエレベーターミュージックといったアーティストを雇って作成するタイプのコンテンツなどの場合、アーティスト名として制作会社、レーベル、スタジオの名前を使用することができます。

正しい例:

  • MGM Studio Orchestra

  • Hollywood Studio Symphony

  • EA Games Studio Orchestra

  • The Muscle Shoals Rhythm Section

誤った例:

  • MGM Studios

  • Hollywood Studios

プライマリアーティストの役割

2.6. プライマリ演奏アーティスト 主な演奏アーティストは、アルバムとトラックの両レベルで「Primary」として指定する必要があります。

「Meets」または「vs.」を使用しているアーティストの場合、関係するすべてのアーティストをトラックレベルで指定し、「プライマリ」として識別させる必要があります。「Meets」と「vs.」という語は、アルバムタイトルまたはトラックタイトルにのみ示す必要があります。

トラックタイトル

In My Dreams (Adrima Meets Vinylshakerz) [Adrima EDM Edit]

トラックアーティスト

Adrima (プライマリ)

Vinylshakerz (プライマリ)

トラックタイトル

Brute (Ferry Corsten vs. Armin van Buuren)

トラックアーティスト

Ferry Corsten (プライマリ)

Armin van Buuren (プライマリ)

演奏に参加しているアーティストは、トラックレベルで「プライマリ」として指定する必要があります。

トラックタイトル

Serious Love (Mind Fair Presents 21st Century Fox) [The Rhythm Odyssey Mix]

トラックアーティスト

Mind Fair (プライマリ)

21st Century Fox (プライマリ)

トラックタイトル

Electrify (Fabio XB Rework Edit) [Lange & Fabio XB Present Yves De Lacroix]

トラックアーティスト

Yves De Lacroix (プライマリ)

Lange (プライマリ)

Fabio XB (プライマリ)

アーティストがキャラクターの役を演じている場合、「キャラクター」の名前をプライマリアーティストとして使用できます。「キャラクター」と「演奏者」の両方をプライマリに指定しないでください。

2.7. Various Artists 1つのアルバム内で5人以上のアーティストを「Primary」として指定した場合、アルバムレベルのプライマリアーティストは「Various Artists」とします。「Various Artists」をトラックレベルのアーティストに設定することはできません。なお、使用する際はアルバムレベルにおいて「Various Artists」が唯一のプライマリアーティストである必要があります。「Various Artists」と具体的なアーティスト名(例:「John Smith」)を同時に使用することは認められていません。トラックが1つのシングルの場合、すべてのプライマリアーティストをアルバムレベルでクレジットする必要があります。

「Various Artists」の変化形または略称である「V/A」「V.A.」「Various」「Various Artist」「Varios」などは、使用しないでください。「Various Artists」の訳語は、コンテンツの言語と一致している場合に限り認められます。

舞台、映画、テレビ番組のスコア盤およびミュージカルには、「Various Artists」を使用しないでください。この場合、アルバムレベルのプライマリアーティストには作曲者名と作詞者名を指定します。主なパフォーマーをアルバムレベルでプライマリアーティストとして記載しても構いません。

言語

翻訳

アラビア語

فنانون متنوعون

中国語 (簡体字)

群星

中国語 (繁体字)

群星

オランダ語

Verschillende artiesten

フィンランド語

Eri esittäjiä

フランス語

Multi-interprètes

ドイツ語

Verschiedene Interpreten

ギリシャ語

Διάφοροι καλλιτέχνες

ヘブライ語

אמנים שונים

イタリア語

Artisti Vari

ポルトガル語

Vários intérpretes

ロシア語

Разные исполнители

スペイン語

Varios Artistas

スウェーデン語

Blandade Artister

タイ語

รวมศิลปิน

トルコ語

Çeşitli Sanatçılar

2.8. DJミックス DJまたはアーティストがさまざまなトラックをミキシングまたは編成してまとめたアルバムの場合、そのDJまたはアーティストをアルバムレベルで指定し、「Primary」に設定します。DJミックスに含まれる各トラックについては、オリジナル版のアーティストを「Primary」に指定してください。

アルバムタイトル

A State of Trance 2015

アルバムアーティスト

Armin van Buuren (プライマリ)

トラックタイトル

Pegasus

トラックアーティスト

Protoculture (プライマリ)

トラックタイトル

Panta Rhei

トラックアーティスト

Armin van Buuren (プライマリ)

Mark Sixma (プライマリ)

アルバムタイトル

4 To the Floor Presents Nu Groove (DJ ミックス)

アルバムアーティスト

Luke Solomon (プライマリ)

トラックタイトル

Tech Trax Inc. (Xplanitory Mix) [ミックス]

トラックアーティスト

Tech Trax Inc. (プライマリ)

2.9. リミックス スピードアップ(Sped Up)、スローダウン(Slowed Down)、Lo-Fiバージョンを含むリミックストラックは、元のアーティストを「Primary」(プライマリ)とし、リミキサーには「Remixer」(リミキサー)の役割を割り当てる必要があります。

アルバムタイトル

MMXX — VIII (feat.Lunice) [Kornél Kovács Remix] - シングル

アルバムアーティスト

Diplo (プライマリ)

Lunice (フィーチャリング)

Kornél Kovács (リミキサー)

トラックタイトル

MMXX — VIII (feat.Lunice) [Kornél Kovács Remix]

トラックアーティスト

Diplo (プライマリ)

Lunice (フィーチャリング)

Kornél Kovács (リミキサー)

トラックタイトル

ICU (Sped Up Version)

トラックアーティスト

ココ・ジョーンズ

トラックタイトル

Tokyo (Lo-Fi Version)

トラックアーティスト

Leat’eq

2.10. スコア 元々映画用にスコアリングされたインストゥルメンタルトラックを含むアルバムは、アルバムおよびトラックレベルで映画スコアの作曲者をプライマリアーティストおよび作曲者の役割としてクレジットする必要があります。その他の演奏者(オーケストラ、ソリスト、バンドなど)がいる場合は、アルバムおよびトラックレベルで「Primary」(プライマリ)に設定してください。

例:Star Wars: A New Hope (Original Motion Picture Score) [アルバムレベル]

アルバムタイトル

Star Wars: A New Hope (Original Motion Picture Score)

アルバムアーティスト

John Williams (プライマリ 1)

John Williams [非プライマリ] (作曲者)

London Symphony Orchestra (プライマリ 2)

例:Star Wars: A New Hope - “Main Title” [トラックレベル]

トラックタイトル

Main Title

トラックアーティスト

John Williams (プライマリ 1)

John Williams (作曲者)

London Symphony Orchestra (プライマリ 2)

2.11. ミュージカル 作曲者および作詞者(または音楽監督)は、アルバムレベルでプライマリアーティストの先頭に設定する必要があります。また、作曲者および作詞者は、トラックレベルで作曲者と作詞者の役割としてもクレジットし、ヴォーカルは、トラックレベルでプライマリアーティストとしてクレジットしてください。

例:Frozen (Original Motion Picture Soundtrack) [アルバムレベル]

アルバムタイトル

Frozen (Original Motion Picture Soundtrack)

アルバムアーティスト

Robert Lopez (プライマリ 1)

Robert Lopez [非プライマリ] (作曲者)

Kristen Anderson-Lopez (プライマリ 2)

Kristen Anderson-Lopez [非プライマリ] (作詞者)

Christophe Beck (プライマリ 3)

Christophe Beck [非プライマリ] (作曲者)

Idina Menzel (プライマリ 4)

Kristen Bell (プライマリ 5)

例:Frozen - “For the First Time in Forever” [トラックレベル]

トラックタイトル

For the First Time in Forever

トラックアーティスト

Kristen Bell (プライマリ 1)

Kristen Bell [非プライマリ] (ボーカル)

Idina Menzel (プライマリ 2)

Idina Menzel [非プライマリ] (ボーカル)

Robert Lopez [非プライマリ] (作曲者)

Kristen Anderson-Lopez [非プライマリ] (作詞者)

例:Frozen - “Let It Go (Single Version)” [トラックレベル]

トラックタイトル

Let It Go (Single Version)

トラックアーティスト

Demi Lovato (プライマリ)

Robert Lopez [非プライマリ] (作曲者)

Kristen Anderson-Lopez [非プライマリ] (作詞者)

例:Frozen - “Epilogue” [トラックレベル]

トラックタイトル

Epilogue

トラックアーティスト

Christophe Beck (プライマリ)

Christophe Beck [非プライマリ] (作曲者)

2.12. カラオケアルバム、トリビュートアルバム、オルゴールアルバム、パロディアルバム、カバーアルバム、着信音 トラックレベルとアルバムレベルのいずれにおいても、オリジナルアーティストの名前を「アーティスト」フィールドで表示することはできません。

例:

  • 「The Billy Joel Tribute Band」は、アーティスト名として認められません。

  • 「Karaoke (カラオケ)」は、The Karaoke Kangaroos や All Star Karaoke など法人名の一部である場合を除き、アーティスト名として使用しないでください。

非プライマリアーティスト

2.13. スペシャルゲストまたはフィーチャリングアーティスト スペシャルゲストやフィーチャリングアーティストには、「Featuring」(フィーチャリング)または「With」(共同作者)の役割を指定します。すべてのトラックでフィーチャリングアーティストが共通している場合、アルバムレベルでもそのフィーチャリングアーティストを指定してください。「Featuring」(フィーチャリング)や「With」(共同作者)に指定したアーティストには「Primary」(プライマリ)を設定することはできません。プライマリアーティストがコレクティブである場合、パフォーマーとしてそのコレクティブに参加しているメンバーをフィーチャリングアーティストとして指定しないでください。

タイトルの「feat.」と「with」の表記は、英語で小文字にする必要があります。日本語に訳さず、括弧または角括弧で括ります。その他の綴り (「featuring」「Featuring」「Feat」「w/」など) は使用しないでください。

正しい例:

トラックタイトル (feat. アーティスト)

Dearly Departed (feat. Esmé Patterson)

トラックタイトル (with アーティスト)

That Old Black Magic (with The Dave Brubeck Trio)

トラックタイトル (feat. アーティスト 1 & アーティスト 2)

Body Language (feat. Usher & Tinashe)

トラックタイトル

(feat. アーティスト 1、アーティスト 2 & アーティスト 3)

We Dem Boyz (feat. Rick Ross, ScHoolboy Q & Nas)

誤った例:

トラックタイトル

Friends

アーティスト

The Carters (Primary)

Beyonce (Featuring)

JAY-Z (Featuring)

トラックタイトル

Against the Wind (feat. Willie Nelson, Waylon Jennings, Kis Kristopherson, and Johnny Cash)

アーティスト

The Highwaymen (Primary)

Willie Nelson (Featuring)

Waylon Jennings (Featuring)

Kris Kristopherson(Featuring)

Johnny Cash (Featuring)

メモ:初回デリバリ時に「Featuring (フィーチャリング)」または「With (共同作者)」の役割を使用すると、フィーチャリングアーティスト名が Apple Music または iTunes によってアルバムタイトルまたはトラックタイトルに自動的に追加されることに注意してください。

2.14. 非プライマリのパフォーマー 演奏・歌唱しているアーティスト、合奏・合唱における個人、その他パフォーマンスに関するコントリビューターについては、適切な楽器名や役割をトラックレベルで指定する必要があります。なお、これらのアーティストは、該当レコーディングにおける「Primary」(プライマリ)「Featuring」(フィーチャリング)「With」(共同作者)アーティストでない限り、アルバム/トラックの両レベルでこれらの役割を指定することはできません。バンドについては、個々のパフォーマーやバンドメンバーが明確であれば、バンド名をパフォーマーとしてクレジットする必要はありません。一貫性を保つため、「Apple Music仕様」の「推奨されるコントリビューターの役割」を参照してください。なお、一覧に記載されていない楽器や役割を含めてデリバリすることも可能です。

演奏・歌唱していない参加アーティストは、タイトルに名前のみを記載します。「Primary (プライマリ)」アーティストとして登録することはできません。クレジットする際は「Presenting (参加アーティスト)」を使用します。

例:The Beatles - Rubber Soul [アルバムレベル]

アルバムタイトル

Rubber Soul

アルバムアーティスト

The Beatles (プライマリ)

George Martin [非プライマリ] (プロデューサー)

George Martin [非プライマリ] (ミキシングエンジニア)

Norman Smith [非プライマリ] (スタジオエンジニア)

Norman Smith [非プライマリ] (ミキシングエンジニア)

Sean Magee [非プライマリ] (リマスタリングエンジニア)

Robert Freeman [非プライマリ] (写真)

例:The Beatles - “In My Life” [トラックレベル]

トラックタイトル

In My Life

トラックアーティスト

The Beatles (プライマリ)

John Lennon [非プライマリ] (リードボーカル)

John Lennon [非プライマリ] (リズムギター)

John Lennon [非プライマリ] (ソングライター)

Paul McCartney [非プライマリ] (ハーモニーボーカル)

Paul McCartney [非プライマリ] (ベース)

George Harrison [非プライマリ] (ハーモニーボーカル)

George Harrison [非プライマリ] (リードギター)

Ringo Starr [非プライマリ] (ドラム)

George Martin [非プライマリ] (ピアノ)

不明 [非プライマリ] (ベル)

例:Johnny Aloha - Lavapalooza (Richard Cheese Presents Johnny Aloha)

アルバムタイトル

Lavapalooza (Richard Cheese Presents Johnny Aloha)

アルバムアーティスト

Johnny Aloha (プライマリ)

トラックアーティスト

U.S.D.A. (プライマリ)

トラックタイトル

Cold Summer (Young Jeezy Presents U.S.D.A.)

2.15. 作曲と作詞 楽曲の作曲や作詞に関する根幹的な作業を担った人については、トラックレベルで適切な役割を指定する必要があります。1人のアーティストがアルバムに含まれる全楽曲の歌詞や台詞をすべて書いている場合、アルバム・トラックの両レベルでそのアーティストに適切な役割を指定する必要があります。アーティストが作曲も行っている場合は、そのアーティストに「Composer」(作曲者)の役割も指定してください。

作品に関わった人たちの内訳がわかる場合、作曲した人のクレジットには「Composer」(作曲者)、作詞に携わった人のクレジットには「Lyrics」(作詞)の役割を使用します。

1人のコントリビューターが作曲と作詞の両方に携わった場合や、その人の役割が明確ではない場合は、「Songwriter」(ソングライター)の役割を使用します。

民謡やグレゴリオ聖歌など、アルバムに作曲者が不明なトラックが含まれる場合、「Anonymous」や「Traditional」を作曲者として指定します。ただし、この役割を誤って使用していることが判明したデリバリは非表示となります。

2.16. プロダクションとエンジニアリング リリースのクレジットを指定する際は、「Producer」(プロデューサー)「Recording Engineer」(レコーディングエンジニア)または「Graphic Designer」(グラフィックデザイナー)の役割を使用してください。すべてのトラックでクレジットが一貫する場合、これらの役割はアルバムレベルでもクレジットを指定してください。制作会社やスタジオをクレジットするのではなく、リリースの制作やエンジニアリングに携わったスタッフをクレジットします。こういったスタッフの場合、アルバム/トラックの両レベルにおいて「Primary」の指定はできません。

ドルビーアトモスをデリバリする際は、「Immersive Mixing Engineer」(イマーシブミキシングエンジニア)または「Immersive Mastering Engineer」(イマーシブマスタリングエンジニア)を指定します。

2.17. 管理業務 プロダクトマネージャー、A&R(アーティスト・アンド・レパートリー)、アーティストマネージャー、配信担当など、レーベルやマネージメントの関係者がレコーディングにおいて携わった役割は、適宜指定してください。

2.18. 正確なクレジット情報 情報に抜けがなく正確なクレジットを提供することが求められます。クレジットの一部が明らかでない場合や匿名の場合、クレジット全体のデリバリを取りやめてください。「TBD」(後日公開)や「Pending」(保留)など、穴埋めの表現を入力することはお控えください。

2.19. サンプリングされたアーティスト リリース以前に存在するオーディオ(サンプル、ステムデータ、サンプリング元のビート)で、無料または借用、購入、ライセンス登録、リース対応のものを使用したトラックの場合、そのオーディオのアーティストは「Primary」(プライマリ)や「Featured」(フィーチャリング)のクレジット対象とはなりません。「Sampled Artist」(サンプリングされたアーティスト)の役割でクレジットします。

Everybody Dies In Their Nightmares

XXXTentacion (Primary Artist)

Shiloh Dynasty (Sampled Artist)

Everybody Dies In Their Nightmares (feat. Shiloh Dynasty)

XXXTentacion (Primary Artist)

Shiloh Dynasty (Featuring Artist)

Devotion (feat. Butch Masters)

DJ TRILLION (Primary Artist)

Butch Masters (Featuring Artist)

Rick Ross (Sampled Artist)

Devotion (feat. Rick Ross & Butch Masters)

DJ TRILLION (Primary Artist)

Butch Masters (Featuring Artist)

Rick Ross (Featuring Artist)

3. タイトル

一般的なルール

3.1. 正確さ タイトルの表記は正確に行います。トラック 1 やトラック 2、インストゥルメンタルなど総称的なトラックタイトルは、実際にトラックまたは着信音のタイトルである場合を除き、使用しないでください。

3.2. 追加情報 アルバム、トラック、またはミュージックビデオの標準的なオリジナルバージョンには、コンテンツの識別に必要でない限り、タイトルには追加情報を含めないでください。

使用が禁止されている例は以下のとおりです。 「限定」「限定版」「アルバムバージョン」「オリジナルミックス」「トーン」「通知音」「メッセージ着信音」「着信音」「着信音バージョン」「電子リリース」「デジタル限定」「デジタルダウンロード」「デジタルシングル」「電子版アルバム」「2 枚組 CD」「歌詞付き」「抜粋クリップ」「公式ミュージックビデオ」「ミュージックビデオ完全版」「フルバージョン」「アトモス」「ドルビーアトモス」「ロスレス」「ハイレゾ音源」「ハイレゾ」「空間オーディオ」「24-bit」「192 kHz」「128 kHz」「96 kHz」等

Apple Music や iTunes のバッジですでに示されているタイトルバージョン情報をデリバリしないでください。以下の情報のバッジまたは説明は Apple Music または iTunes のシステムにより自動的に表示されるのでタイトルには含めないでください。

  • Clean バージョン

  • Explicit バージョン

  • Apple Digital Master

  • ドルビーアトモス

  • ロスレス

理由

New York Eye & Ear Control

New York Eye & Ear Control (1964)

リリース日が含まれています

Dawns Welcome to the Club (feat. Ricky J)

Dawns Welcome to the Club - Album (feat. Ricky J)

「Album」が含まれています

I'll Be Walking Alone in a Crowd

12. I'll Be Walking Alone in a Crowd

トラック番号が含まれています

Campus Girl - Single

Campus Girl (T.J. Douglas プロデュース) - Single

アルバムレベルで追加情報が含まれています

Shadow

Shadow - Rock Top 40 Indie Pop

検索語句が含まれています

Draw the Line

Aerosmith - Draw the Line

アーティスト情報が含まれています

Rumours

Rumours (ドルビーアトモスバージョン)

ドルビーアトモスに関して言及されています

3.3. シングル 含まれている曲数が 1 ~ 3 曲で、各曲の長さが 10 分未満であるアルバムは、シングルと識別されます。「- Single」は、タイトルの最後に表記します。「- Single」がタイトルに追加されていない場合は、自動で追加されます。

メモ:ビデオは曲数に含まれません。

3.4. EP 次の条件を満たすアルバムは「EP」と識別されます。

  • 曲数が 1 ~ 3 曲で、少なくとも 1 曲が 10 分以上かつ合計演奏時間が 30 分以下

  • 曲数が 4 ~ 6 曲で、合計演奏時間が 30 分以下

「- EP」は、タイトルの最後に表記します。「- EP」がタイトルに追加されていない場合は、自動で追加されます。

メモ:ビデオは曲数に含まれません。

バージョン情報

3.5. アルバムのバージョン情報 アルバムに複数のバージョンが存在する場合、正確なバージョンを示すためにアルバムのタイトルバージョンを使用します。

アルバムで提供されるコンテンツの数が標準バージョンのアルバムよりも多い場合 (エクストラトラックやボーナスビデオなど)、タイトルでその違いを示します。CD と DVD セットの音声のみのバージョンを Apple Music または iTunes にデリバリする場合は、アルバムタイトルに「オーディオバージョン」という語句を含めます。ミュージックビデオのみを含むアルバムは、アルバムタイトルのバージョンに「ビデオアルバム」と記載します。

バージョン

ボーナス・トラック・バージョン

Sadecessary (ボーナス・トラック・バージョン)

デラックス版

Endless River (デラックス版)

エクステンデッドバージョン

Tear the Roof Up (エクステンデッドバージョン)

ボーナス・ビデオ・バージョン

Mi Quimera (ボーナス・ビデオ・バージョン)

ボーナス・デジタル・ブックレット・バージョン

Fallen Leaves & Dead Sparrows (ボーナス・デジタル・ブックレット・バージョン)

オーディオバージョン

Celebrate - Live At the SSE Hydro Glasgow (オーディオバージョン)

ライブビデオアルバム

Folk. Rock. Spirit. Reclaimed: Tuelo Live (ビデオアルバム)

3.6. 複数のバージョン情報 タイトルに複数のバージョン情報 (ライブ EP、サウンドトラック、ライブアルバム等) が必要となる場合は、最初のバージョン情報は丸括弧「( )」で囲み、追加情報は角括弧「[ ]」で囲みます。なお、タイトルバージョンフィールドを使用してコンテンツをデリバリすると、丸括弧および角括弧は Apple によって自動的に適用されます。

トラックタイトル

All of Me (Tiësto’s Birthday Treatment Remix) [ラジオエディット]

トラックタイトル

Numb (feat. B. o.B. & Yo Gotti) [ボーナストラック]

トラックタイトル

(Love Is Like A) Heat Wave [Martha Reeves スタイル]

3.7. 複数のアルバムとメドレートラック 「タイトル」フィールドに複数のアルバムタイトルまたはトラックタイトルを含める場合、各タイトルをスラッシュで区切る必要があります。スラッシュの前後にスペースを挿入する必要があります。

アルバムタイトル

The Sunset Sleeps / Hometown Gypsy - Single

アルバムタイトル

Blonde on Blonde / Blood on the Tracks / Time out of Mind

3.8. 表記形式 シリーズ内のタイトルには一貫した表記形式を使用します。「パート」と「ボリューム」という語は、それぞれ省略形で「Pt.」、「Vol.」と表記する必要があります。タイトルは、「タイトル, Vol. x」および「タイトル, Pt. x」という表記にします。「x」には数字が入ります。

アルバムタイトル

Dead Presidents, Vol. 1

トラックタイトル

The Payback, Pt. 1

3.9. トラックのバージョン情報 1 枚のアルバムで同じアーティストが演奏しているすべてのトラックタイトルは、同じトラックの異なるバージョンが「Parental Advisory (警告)」タグで区別されている場合を除き、一意である必要があります。同じトラックタイトルの複数のバージョンを区別するには、以下のような語句を括弧または角括弧で囲んで記載します。

  • オルタネイトテイク (1、2 など)

  • ライブ

  • インストゥルメンタル

  • シングルバージョン

  • ラジオエディット

  • 特別仕様のミックス (12 インチミックスなど)

  • エクステンデッド

  • セッション日のバージョン (1947 バージョンなど)

  • 不完全版

  • リハーサル

  • ブレイクダウン

  • 男性バージョン

  • TikTok バージョン

  • スピードアップ

  • スローダウン

  • Lo-Fi

  • カバーバージョン

ミュージックビデオのバージョン情報

  • ビジュアライザー

  • ライブオーディオ

  • 縦向き

  • リリックビデオ

トラックタイトルのバージョン情報には、省略形でなく標準的なスペルを使用してください。

3.10. 再録音バージョン トラックが再録音されている場合は、トラックタイトルに「Rerecorded (再録音)」と含める必要があります。オリジナルバージョンがヒット作品であり、Apple Music または iTunes で現在も配信されている場合は、編集上の理由から再録音されたトラックは非表示になることがあります。

アルバムタイトル

In the Still of the Night (Rerecorded Version)

トラックタイトル

In the Still of the Night (Rerecorded)

アルバムタイトル

The Legend of the Drifters (Rerecorded Version)

トラックタイトル

Stand by Me (Rerecorded)

3.11. 以前にリリースされているレコーディングのリマスターバージョンや新しいミックス 「2017 Remastered Version (2017 リマスターバージョン)」のように、リマスターした年をタイトルバージョンに挿入し、マスターのバージョンを適切に示します。アルバムやトラックでタイトルバージョンにリマスターと指定した場合、リリース日には当該レコーディングのオリジナルバージョンがリリースされた日、つまり最も古い日付を指定してデリバリしてください。

以前にリリースされているアルバムを完全に新しい形でミックスした場合も、そのアルバムのオリジナルバージョンの最も古いリリース日を指定してデリバリします。「2013 Mix」のように、新たにミックスした年を加えて記載します。

3.12. サウンドトラックのバージョン情報 サウンドトラックおよびスコア盤の場合、アルバムタイトルに丸括弧または角括弧で囲んだバージョン情報を含めます。

オリジナルサウンドトラックを意味する省略形「O.S.T.」は、スコア盤、映画、テレビ番組、ミュージカル、ビデオゲームのアルバムタイトルまたは曲のタイトルのバージョンとして使用しないでください。

別のサウンドトラックからのトラックは、そのトラックタイトルで収録されていたサウンドトラックを表記します (「サウンドトラック名」より)。

オリジナル映画のサウンドトラックからのシングルは、「トラックタイトル (「映画名」より)」の表記で、アルバムタイトルとトラックタイトルが同じになるようにしてください。

サウンドトラックのリミックスについては、トラックがオリジナルのサウンドトラックからのものでない場合、映画のタイトルを含めてはいけません。

ミュージカルは、公演またはリリースの年と場所を記載します。そのパフォーマンスが初演の舞台またはリリースでない場合、「オリジナル」という言葉を使用しないでください。

アルバムタイトルバージョン

オリジナル映画サウンドトラック

Interstellar (オリジナル映画サウンドトラック)

オリジナルスコア盤

Guardians of the Galaxy (オリジナルスコア盤)

ミュージック・インスパイアード・バイ・ザ・フィルム

Dazed & Confused (ミュージック・インスパイアード・バイ・ザ・フィルム)

オリジナル・オフブロードウェイ・キャスト

The Threepenny Opera (オリジナル・オフブロードウェイ・キャスト)

オリジナル・ゲーム・サウンドトラック

Dragon Age Inquisition (オリジナル・ゲーム・サウンドトラック)

オリジナル TV シリーズのミュージック

Cosmos: A SpaceTime Odyssey (オリジナル TV シリーズのミュージック)、Vol. 1

ミュージカル映画から抜粋したミュージックビデオには、(「映画名」より)、のようにその映画名の入ったタイトルバージョンを含めます。

  • メインタイトル (ゲーム・オブ・スローンズ シーズン 7 より)

  • メインタイトル (オズの魔法使いのサウンドトラックより)

  • フライング・テーマ (「E.T. the Extra-Terrestrial」より)

  • ルークとレイア (「ジェダイの帰還」より)

中国語のコンテンツについては、「その他のアジア太平洋諸国と地域」を参照してください。

3.13. DJ ミックスのバージョン情報 DJ ミックスアルバムの場合、アルバムタイトルにバージョン情報として「DJ Mix (DJ ミックス)」を含めてください。DJ ミックスアルバムに含まれるミックストラックには、他のバージョン情報の後に、角括弧で囲ったタイトルバージョン「Mixed (ミックス)」を記載します。

アルバムタイトル

Bargrooves Summer 2018 (DJ ミックス)

アルバムアーティスト

Jon White (プライマリ)

トラックタイトル

Can’t Get Enough! (Dr Packer エクステンデッドリミックス) [ミックス]

トラックアーティスト

Soulsearcher (プライマリ)

Dr Packer (リミキサー)

Eric Mathews (作曲者)

Gary Turner (作曲者)

Marc Pomeroy (作曲者)

トラックタイトル

Caught Up (feat. Yasmeen)

[Kings of Tomorrow リミックス] [ミックス]

トラックアーティスト

Sonny Fodera (プライマリ)

Yasmeen (フィーチャリング)

Kings of Tomorrow (リミキサー)

Sonny Fodera (ソングライター)

Yasmeen Sulieman (ソングライター)

3.14. リミックスコレクションのバージョン情報 特定曲のリミックスバージョン複数をまとめたアルバムの場合、その旨をアルバムタイトルで示します。トラックタイトルの重複を避けるため、各リミックスを区別できる十分な情報を各タイトルに必ず含めてください。

アルバムタイトル

Dancing in the Key of Life (リミックス)

トラックタイトル

Dancing in the Key of Life (M.I.K.E. Push リミックス)

Dancing in the Key of Life (Michael Gin リミックス)

アルバムタイトル

Somebody That I Used to Know (feat. Kimbra) [Tiësto リミックス]

トラックタイトル

Somebody That I Used to Know (feat. Kimbra) [Tiësto リミックス]

アルバムタイトル

Alors on danse (リミックス) - EP

トラックタイトル

Alors on danse (feat. Kanye West) [リミックス]

Alors on danse (feat. Erik Hassle) [リミックス]

Alors on danse (ソロリミックス)

3.15. ライブレコーディングのバージョン情報 ライブレコーディング音源を使用する場合、タイトルバージョンで「Live (ライブ)」と示します。各テリトリで使用される「ライブ」を意味する表記 (ポルトガル語の「Ao Vivo」、スペイン語の「En Vivo」または「En Directo」) がある場合は、そちらを使用してください。スタンダップコメディのアルバムに「Live (ライブ)」の表記を使用することはできません。

バージョンに日時と場所が含まれる場合は、「Live at 場所、日付」の表記で入力します。例:

  • One More Saturday Night (Live at Palladium, New York, 1977)

  • One More Saturday Night (Live at Red Rocks Amphitheater, Morrison, CO, 7/8/1978)

ミュージックビデオがライブと認証されるには、オーディオとビデオが一致している同一のパフォーマンスが収録されたものでなければなりません。事前に録音されたオーディオを別のパフォーマンスに合わせた映像は、ライブとは認証されません。

3.16. カラオケ音源、トリビュート曲、オルゴール曲、パロディ曲、着信音アルバムタイトル冒頭に、オリジナルバージョンのアーティスト名を記入することは避けてください。

たとえば、「Kelly Clarkson: The Bluegrass Tribute」はアルバムタイトルとして認められません。代わりに、「The Bluegrass Tribute to Kelly Clarkson」という表記のタイトルにします。

アルバムタイトル

A Tribute to Bob Seger

アルバムアーティスト

Bob Hollis (プライマリ)

South by South (プライマリ)

アルバムタイトル

Here Comes the Sun: A Reggae Tribute to The Beatles

アルバムアーティスト

Steel Pulse (プライマリ)

The Burning Souls (プライマリ)

カバー曲、オルゴール曲、パロディ曲、トリビュートのトラックタイトルまたは着信音タイトルでは、オリジナルのアーティストに言及しないでください。「によるオリジナル演奏」、「のスタイル」、「へのトリビュート」、「のカバー」などの語句を使用しないでください。

カラオケのトラックタイトルでは、オリジナルのアーティストに言及できますが、オリジナルのアーティストが演奏しているとカスタマーが誤解しないように、明確な表現を使用する必要があります。具体的に使用すべき表現は、「Originally Performed By (オリジナルのアーティスト名)」などです。

カラオケアルバムおよびカラオケトラックのタイトルでは、インストゥルメンタルバージョンまたはカラオケバージョンであることを示す必要があります。

バージョン

カラオケバージョン

Grenade (カラオケバージョン)

インストゥルメンタルバージョン

Don’t Stop Believin’ (インストゥルメンタルバージョン)

カラオケバージョン

Marguerite (カラオケバージョン)

3.17. サイレントトラック、隠しトラック、ゴーストトラック トラックがサイレントトラック、隠しトラック、ゴーストトラックである場合は、トラックタイトルでその旨を明示します。

バージョン

サイレントトラック

Outro (サイレントトラック)

隠しトラック

A Rockin' Good Way (feat. Maceo Parker) [隠しトラック]

ゴーストトラック

Open My Eyes (ゴーストトラック)

3.18. パフォーマンストラック、バッキングトラック、およびスプリットトラック トラックがパフォーマンストラック、バッキングトラック、またはスプリットトラックである場合は、その旨をタイトルに含めます。

3.19. ブックレットのタイトル デジタルブックレットのタイトルは、「Digital Booklet - アルバムタイトル」の表記形式にします。

大文字小文字とアクセントの表記

3.20. 大文字/小文字の非標準的な表記 タイトルは、すべてを大文字にしたり、すべてを小文字にしたり、大文字や小文字をランダムに並べたりしないでください。

3.21. 英語の大文字/小文字表記 タイトルを英語表記にする場合、一般的なタイトル表記の方法および以下で概説する大文字/小文字の規則に従ってください。また、ダッシュ (-)、スラッシュ (/)、コロン (:) の前後にある語は頭文字を大文字にする必要があります。

このセクションは、英語のタイトルのみに適用されます。このガイドに記載されていない一般的な表記方法については、「The Chicago Manual of Style」を参照してください。

次の単語は、いくつかの例外を除き、小文字で表記してください。

  • a、an、and、as、but、for、from、nor、of、or、so、the、to、yet

  • 4 文字以下の前置詞 (at、by、for、from、in、into、of、off、on、onto、out、over、to、up、with)。ただし、その単語が動詞句の一部である場合、または別の品詞 (副詞、形容詞、名詞、動詞など) として使用される場合は除きます。

例:

  • In the Still of the Night

  • (You Make Me Feel Like A) Natural Woman

  • To Be, or Not to Be

  • The One and Only

  • God Willing & the Creek Don't Rise

  • Some Kind of Trouble

  • Love: And a Million Other Things

  • Journey: Greatest Hits

  • I Need a Doctor

  • Just the Way You Are

  • Waiting for the End

  • The Ballad of Mona Lisa

  • Lost in a Pair of Eyes

  • I Got The - Single

  • The Love I’m Searching For

小文字表記の例外

タイトルの最初と最後の単語は常に大文字ではじめます。括弧内の最初と最後の単語は大文字ではじめます。

  • To Be, or Not to Be

  • What They're Looking For

  • War (What Is It Good For?)

  • (You Make Me Feel Like A) Natural Woman

意図的にスペルを変えた単語も適用対象です。

  • In da House

  • Kill 'Em n' Grill 'Em

  • It's fo' Realz

タイトルで大文字表記にする単語

Are、If、Is、It、Than、That、This

3.22. アクセント記号などの符号を含む文字 アクセント記号などの符号が使われる言語で表記する場合、記号や符号はすべて含めます。対象言語の一覧は、「iTunes パッケージミュージック仕様」の「言語コード」を参照してください。

例:

  • Hôtel d’Angleterre

  • Révérence

  • Kärlek är ett brev skickat tusen gånger

  • Max Gazzè

  • L’uomo più furbo

  • Les plus belles chansons françaises

  • Un monstre à Paris ! (du film « Un monstre à Paris »)

  • Vài Lần Đón Đưa

ドイツ語の名前およびタイトルでは、ドイツ語正書法に見られる文字 (Ä ä、Ö ö、Ü ü、ß) を使用します。二重音字は使用しないでください。

Ihre größten Erfolge

Ihre groessten Erfolge

1000 Träume weit

1000 Traeume weit

一部のジャンルには iTunes でジャンルページが用意されていません。また、ジャンルのリストは、随時変更される場合があります。ジャンルは、コンテンツで使用される言語に関係なく、このリストからのみ選択してください (たとえば、フランス語のヒップホップトラックは、「Hip Hop/Rap」としてデリバリします)。ジャンル名は、Apple Music または iTunes のテリトリごとに自動的に翻訳されます。

4.1. 正確さ リスト内コラム「GENRE AS SHOWN ON THE STORE」がプライマリジャンルとなり、該当コンテンツに合わせ最適なものを設定します。セカンダリジャンルは必須ではありませんが、適宜使用してください。いずれのジャンルも正確に設定してください (たとえば、「Hip Hop/Rap」を「Children's Music」に分類しないでください)。

メモ:複数ジャンルが設定されている場合、通常は最初のプライマリジャンルのみがチャート対象となりますが、ラテン語のジャンル、あるいは「K-POP」が設定されている場合は、プライマリとセカンダリの両方のジャンルにチャートされます。

4.2. ジャンルの正確な指定 ミュージックに該当する具体的なプライマリジャンルを使用してください(「Latin」や「Pop」などの総称的なジャンルではなく、「Pop in Spanish」や「Salsa y Tropical」など)。

サウンドトラックの場合、またはサウンドトラックからの着信音の場合、プライマリジャンルとして「Soundtrack」を使用します。

アニメからの音楽は、プライマリジャンルに「Anime」を使用します。

カラオケコンテンツは、プライマリジャンルに「Karaoke」を使用します。この対象となるのは、バッキングトラック、パフォーマンストラック、およびカラオケと見なされるその他のタイプのコンテンツです。

フィットネスリミックスおよびフィットネスカバーバージョンでは、「Fitness & Workout」を使用します。

4.3. インド音楽のジャンル インド音楽のアルバムでは、該当する場合、プライマリまたはセカンダリジャンルに少なくとも 1 つインド音楽のジャンルを指定します。インド音楽のサウンドトラックアルバムのプライマリジャンルにはインド言語特有のジャンルを指定してください。

ヒンディー語以外のインドの地域言語はすべてプライマリとして指定すべき対応するジャンルが用意されています。

アッサム語、ベンガル語、ボージプリ語、グジャラート語、ハリヤーンウィー語、カンナダ語、マラヤーラム語、マラーティー語、オディア語、パンジャーブ語、ラージャスターニー語、タミル語、テルグ語、ウルドゥー語。このリストにない地方言語については、プライマリジャンルに「Regional Indian」を指定できます。

インドのポップ、民謡、クラシック、ディボーショナル/スピリチュアル、スーフィー、ガザルのアルバムについては、それぞれの音楽ジャンルをプライマリジャンルに指定します。

一部の言語には、それぞれのコンテンツに適したプライマリジャンルを使用します。セカンダリジャンルが必要な場合は、以下の例を参照してください。

ヒンディー語の映画アルバム

プライマリジャンル

Bollywood

セカンダリジャンル

Soundtrack

インド地域言語の映画アルバム (タミル語、テルグ語、パンジャーブ語など)

プライマリジャンル

Tamil

セカンダリジャンル

Soundtrack

ディヴォーショナルおよびスピリチュアルのアルバム

プライマリジャンル

Devotional & Spiritual

インドポップのアルバム

プライマリジャンル

Indian Pop

セカンダリジャンル

Tamil

インド民謡のアルバム

プライマリジャンル

Indian Folk

スーフィーのアルバム

プライマリジャンル

Sufi

ガザルのアルバム

プライマリジャンル

Ghazals

インドボーカルクラシックのアルバム (ヒンドゥスターニー・クラシックとカルナータカ)

プライマリジャンル

Carnatic Classical

セカンダリジャンル

Tamil

クラシックインストゥルメンタルのアルバム

プライマリジャンル

Indian Classical

セカンダリジャンル

Instrumental

4.4. クラシックジャンル クラシック音楽を扱うアルバムには、ジャンルに「Classical」を指定します。当該ジャンルは、西暦 800 年頃から現在までの間に作曲された伝統的な西洋芸術音楽に該当するものをおおよその対象としています。

クラシックのアルバムは、プライマリジャンルとして「Classical」を使用し、より詳しい情報を提供するためにセカンダリジャンルとしてクラシックのサブジャンルを指定します。

例:バッハ - 無伴奏チェロ組曲アルバム

プライマリジャンル

Classical

セカンダリジャンル

Classical > Cello

Classical > Baroque Era

Classical > Solo Instrumental

次のタイプの音楽には、「Classical Crossover」のジャンルを使用します。

  • クラシックのスタイルで演奏されたポピュラー音楽。

  • 一般的なクラシック作品がポピュラー音楽のスタイルで演奏されたもの。

  • 作品は一般的なクラシック音楽ではないが、演奏・歌唱しているアーティストがクラシック分野でよく知られているか主に活動している場合。

  • 作品はクラシックの表現形式におおよそ従っているが、作曲や演奏、歌唱しているアーティストがクラシック音楽以外の分野でよく知られているか、主に活動している場合。

  • クラシックの表現形式におおよそ従っているが、クラシック音楽以外のリスナーを対象とした音楽。

  • 西洋クラシック音楽の系譜に沿っていない、または西洋クラシック音楽の作曲様式に当てはまらない音楽。

  • 一般的なクラシック作品とクラシック作品以外の曲が 1 つにまとめられたコンピレーションアルバムで、かつクラシック作品を普段あまり聴かないリスナー向けのもの。

ニューエイジ、サウンドトラック、民俗音楽、瞑想など、伝統的な西洋芸術音楽に該当しないアルバムには「Classical」や「Classical Crossover」のジャンルを使用しないでください。

5. オリジナルリリース日

5.1. 正確さ アルバム、トラック、ミュージックビデオは、リリースされた国/地域またはバージョンに関係なく、デジタルまたは物理メディアで最初にリリースされた日付でデリバリします。2000 年以降にリリースされたすべてのアルバムについては年月日を明記してください。2000 年以前にリリースされたアルバムについては、年月日の情報のいずれか分かる範囲でメタデータをデリバリします。

リリースの種類

リリース日(太平洋標準時)

ベストアルバム、その他/サウンドトラック

アルバムレベル:ベストアルバム(コンピレーション)やサウンドトラックがリリースされた日付です。

トラックレベル:トラックが最初にリリースされた日付です。

エクステンデッド

アルバムバージョン:オリジナルのアルバムバージョンがリリースされた日付です。

トラックバージョン:EPバージョンがリリースされた日付です。

インストゥルメンタル

インストゥルメンタルバージョンがリリースされた日付です。

カラオケ/カバー/トリビュート

カラオケ/カバー/トリビュートのバージョンがリリースされた日付です。

ライブ

ライブアルバムまたはライブのトラックが最初にリリースされた日付です。

メドレー/連続再生ミックス

メドレー/連続再生ミックスがリリースされた日付です。

リマスター

オリジナルバージョンがリリースされた日付です。

リミックス

リミックスバージョンがリリースされた日付です。

再録音

再録音バージョンがリリースされた日付です。

再リリース

ボーナスバージョン、デラックスバージョン、記念バージョン、EPバージョンなど、再リリースされたバージョンについては、アルバムレベルの日付は常に元のアルバムがリリースされた日付です。元のリリースに含まれていないトラックは、新しいリリース日を指定します。

ステレオ/モノラル

トラックやアルバムのステレオ/モノラルバージョンは区別されません。ステレオとモノラルのミックスのリリースが同時か別の時期であるかにかかわらず、トラックやアルバムはすべて元のリリース日を継承します。

未リリースのコンテンツ

リリースの経歴がないアルバムやトラックには、コンテンツが最初に公開された日付を指定します。コンテンツが最初に作成または録音された日付は使用しないでください。

6. Parental Advisory (警告)

6.1. 「Explicit」フラグの設定 露骨な内容を含むコンテンツには、「Parental Advisory (警告)」タグで「Explicit」フラグを設定する必要があります。アルバム、着信音、トラックのタイトルでは「(Explicit)」「(Explicit Version)」「(Dirty)」「(Dirty Version)」といった用語を使用しないでください。

6.2. 「Clean」フラグの設定 Explicit バージョンがあるコンテンツの Clean バージョンには「Clean」フラグを設定し、カスタマーが誤って Clean バージョンを購入しないようにします。該当トラックに Explicit バージョンがある場合のみ、トラックに「Clean」フラグを設定してください。

メモ:アルバムタイトル、着信音タイトル、トラックタイトルでは「(Clean)」「(Clean Version)」「(Edited)」「(Edited Version)」といった用語を使用しないでください。

6.3. 伏せ字 アルバムタイトルとトラックタイトルは、アーティストが意図した元来の表記を使って指定してください。不適切な単語が含まれている場合はApple MusicとiTunes Storeで自動的に伏せ字となるので(「F**k」など)、デリバリ時に自身でアスタリスクを挿入しないでください。伏せ字やアスタリスクを挿入した形でタイトルやアーティスト名をデリバリすると、リスナーのコンテンツの検索性に影響を及ぼすおそれがあります。

7. アートワーク

一般的なルール

7.1. 正確さ できる限りアルバムのオリジナルのカバーアートを配信します。汎用的なアートテンプレートは使用しないでください。配信するアルバムに合わないアートは使用しないでください。

誤解を招くようなアートワークは避けてください。たとえば、アルバム内で演奏・歌唱を担当していないアーティストに関して、目立つように描写したり言及したりすることは認められません。

7.2. 品質 画像は、低画質、ピクセル化している、位置合わせがずれている、回転しているなどの品質に関わる問題がないものを使用してください。

7.3. 情報の追加 アートワークに、Apple Music や iTunes Store の競合プロダクトを提供する企業の Web サイトアドレス、ロゴ、QR コードなどの情報を掲載しないでください。

また、オーディオファイル形式に関する情報 (アトモス、ドルビーアトモス、空間オーディオ、ロスレス、ハイレゾ音源、ハイレゾ、24-bit、192 kHz など) も含めることはできません。

アートで別の製品へのアップセルを行わないでください。また、「値下げ」「低価格」「990 円で購入可能」「販売促進用」など、価格に関する表現を含めないでください。

7.4. 物理パッケージ、デジタル製品、小売業者への言及 アートワークに、物理的パッケージ (CD、レコードなど)、デジタル製品、小売業者への言及を含めないでください。

7.5. ポルノグラフィ アートにポルノグラフィ、ポルノグラフィへのリンクが含まれている Web サイトの URL を含めないでください。

7.6. 文化的相違への配慮 アートは、人種、宗教、性別、性的指向、出身地/出身民族、その他のアイデンティティに基づくヘイトを助長するものであってはなりません。

アルバム用モーションアートワーク

7.7. 正確性 モーションアートワークはカバーアートに合わせたものとしてください。

7.8. モーショングラフィックス モーションアートワークは、モーショングラフィックスである必要があります。静止画や動画ファイルは使用できません。

7.9. Parental Advisory (警告) アートワークに Parental Advisory (警告) ロゴを含めないでください。

7.10. テキストの配置タイトルやその他のテキストはセーフエリア内に配置します。

7.11. ループするモーションアートワーク シームレスにループする一連の動きを作成してください。

7.12. 最重要要素の配置 アートの重要な要素やアーティストの写真や絵は、セーフエリア内に配置します。

7.13. 最初のフレーム 最初のフレームは、アルバムのカバーアートとほぼ同一である必要があります。

7.14. ドロップフレーム モーションアートワークには、ドロップフレームやフリーズフレームを含めないでください。

7.15. フレームエッジ モーションカバーアートにフレーム (枠) を付けないでください。

7.16. 激しい点滅 モーションカバーアートには激しい点滅や揺れなどの動作を使用しないでください。

7.17. アスペクト比 ピクセルアスペクト比は 1:1 (正方形ピクセル) にします。

7.18. 過多な編集 アルバムモーションには過多な編集を施さないでください。

7.19. 単色へのフェードアウト ループさせる方法として、フェードアウトを使用しないでください。

詳細については、「Apple Music アルバム用モーションパートナーガイドライン」を参照してください。

8. ミュージックビデオ

アセット

8.1. 品質 低品質 (コマ落ち、ピンボケ、不完全なビデオや音声、音声なし、音声とビデオ間のずれなど) のミュージックビデオは認められていません。

8.2. グラフィックを重ねた表示や字幕の表示 ミュージックビデオには、テロップやローワーサードを含めてはなりません。

8.3. リリース日や広告の挿入 ミュージックビデオには、リリース日、ロゴ、QR コード、広告のいずれも含めないでください。

8.4. 宣伝用の静止イメージビデオ プロモーション用ビデオ (カバーアートと音声のみ、またはスライドショーのみを表示するビデオなど) は認められていません。

8.5. 規定外のミュージックビデオ 曲やアルバムに直接関係しないミュージックビデオは、規定外と見なされ、配信することができません。

8.6. 予告編およびビデオの一部 予告編または一部抜粋版として短く編集されたミュージックビデオは認められていません。

8.7. メドレー メドレーは認められません。ミュージックビデオ (ライブビデオを含む) に含めることができるのは 1 曲のみです。

8.8. 年齢制限指定の焼き付け 韓国で制作され、韓国で配信権があるミュージックビデオには、冒頭に年齢制限指定情報を焼き付ける必要があります。ライブパフォーマンスのビデオは例外です。

8.9. 韓国における露骨なミュージックビデオに関する年齢制限指定 露骨なミュージックビデオのアセットについて、韓国での販売が許可されている場合、適切な年齢制限指定のグラフィックスタンプが焼き付けられている必要があります。

8.10. プレビュー ミュージックビデオのプレビュー再生位置は、プレビュー再生に適さないと判断される内容(ヌードなど)を含まない箇所をタイムスタンプで指定します。

アートワーク

8.11. カバーアート ミュージックビデオのカバーアートには、該当ビデオからのスクリーンキャプチャ画像を使用します。アルバムのカバーアートなど、ほかのイメージは認められていません。

8.12. フレームに合わせたクロップ フレームに合わせてクロップしたり、ビデオのマスキングやカバーアートに黒やその他の色のカラーバーを使用したりしないでください。ミュージックビデオのカバーアートには、非アクティブなピクセルや黒いバー、ビデオフレームの周囲に配置するようなレターボックスが含まれていてはなりません。クロップの仕様は、XMLファイルでメタデータとして指定することができます。「Apple Music仕様」の「ミュージックビデオシングルのクロップサイズのメタデータの注釈」セクションを参照してください。

ヨーロッパ、ロシア、中央アジア、および南アジアの言語に関するガイドライン

西ヨーロッパ

9.1. スペイン語とポルトガル語の大文字/小文字表記 スペイン語とポルトガル語のタイトルの場合、アルバム全体で統一されている限り、各単語の頭文字を大文字にするか、文の先頭文字だけを大文字にするかを決定できます。括弧または角括弧内の最初の単語は必ず大文字で表記します。

また、ダッシュ (-) またはスラッシュ (/) の後に続く最初の単語は大文字にします。コロン (:) の後に続く最初の単語は、シリーズとメドレーを除き、小文字にします。

例:

  • Luz da Tua Voz (Ao Vivo)

  • Popurrí: Guitarras de media noche / Ya no me quieres / Paloma querida (En directo)

  • Sevillanas: La vuelta del camino

  • Adiós querida mía: que te vaya bien

次のスペイン語の語句は、常に小文字にする必要があります。タイトルの大文字/小文字表記法を適用する場合でも、これらの語句に限り常に小文字を使用してください。

a

e

las

por

al

el

los

un

de

en

o

una

del

la

para

y

次のポルトガル語の語句は、常に小文字にする必要があります。タイトルの大文字/小文字表記法を適用する場合でも、これらの語句に限り常に小文字を使用してください。

a

das

nas

pela

à

de

no

pelas

ao

do

nos

pelo

aos

dos

o

pelos

as

e

os

por

pra

pro

às

em

ou

um

da

na

para

uma

9.2. スウェーデン語、フランス語、イタリア語、スカンジナビア諸語の文頭の大文字/小文字表記 タイトルの大文字/小文字は、各言語で使用されている規則に従います。文頭のみを大文字にする代表的な言語には、スウェーデン語、フランス語、イタリア語、スカンジナビア諸語があります。

メモ:フランス語の場合、2 つの要素から成る記号の前後にはスペースを 1 つ入れます。

アルバムタイトル

トラックタイトル

L’amour dans la rue

Jonques de pêcheurs au crépuscule

Il mondo che vorrei

Les chants magnétiques

C’è chi dice no

Il mondo che vorrei

Hoppa upp!

E adesso che tocca a me

För sent för edelweiss

Kärlek är ett brev skickat tusen gånger

Swing de Paris

Sur les monts d'Auvergne

9.3. ドイツ語の大文字/小文字表記 ドイツ語タイトルは、文頭を大文字にする形式で表記し、さらに、すべての名詞の最初の文字を大文字にします。

アルバムタイトル

トラックタイトル

Was ihr wollt

Ich tu dir weh

So ist das Spiel

Dicke Mädchen haben schöne Namen

9.4. Hörspiel (ヘールシュピール) の表記 Hörspiel (ドイツ語の放送劇または朗読) のタイトルは、以下のように表記します。

アルバムタイトル

Folge 103: Der Hexenschatz

トラックタイトル

Bibi Blocksberg Lied

Kapitel 1: Florian braucht Hilfe

Kapitel 2: Mit Sina zum Palast

Kapitel 3: Im Labyrinth der Steine

Kapitel 4: Braue den Hextrank!

メモ:すべてのパートまたはチャプターに相当する表現として、「Teil」または「Kapitel」を使用します。

シリーズの一部ではないものの、映画またはテレビ番組をベースにしている可能性がある Hörspiel は、以下のように表記します。

アルバムタイトル

Cars 2 (Das Original-Hörspiel zum Film)

トラックタイトル

Cars 2 - Teil 1

Cars 2 - Teil 2

Cars 2 - Teil 3

Cars 2 - Teil 4

東ヨーロッパ

9.5. キリル言語 キリル文字を使用する言語を用いたコンテンツは、字訳タイトルで提出することはできません。原語のタイトルフィールドにはキリル文字を使用し、英語は「English (英語)」のローカリゼーションフィールドに、字訳は使用可能な「Phonetic (発音)」フィールドに入力します。ローカリゼーションや字訳は必須ではありません。

フィールド名

ロシア語 (原語)

英語 (ローカリゼーション)

アルバムタイトル

О нём

About Him

アルバムアーティスト

Ирина Дубцова

Irina Dubtsova

トラックタイトル

Шёлк

Silk

トラックアーティスト

Ирина Дубцова

Irina Dubtsova

トラックタイトル

Перекрёстки

Crossroads

トラックアーティスト

Ирина Дубцова

Irina Dubtsova

フィールド名

ウクライナ語 (原語)

英語 (ローカリゼーション)

アルバムタイトル

Мiра

Measure

アルバムアーティスト

Океан Eльзи

Okean Elzy

トラックタイトル

День у день

Day by Day

トラックアーティスト

Океан Eльзи

Okean Elzy

トラックタイトル

Зеленi очi

Green Eyes

トラックアーティスト

Океан Eльзи

Okean Elzy

9.6. キリル文字の大文字/小文字表記 キリル文字のタイトルは、文頭を大文字にする形式にします。

インド

9.7. 音楽監督 音楽監督は必ず指定してください。インドのサウンドトラックアルバムでは、アルバム全体またはトラックの大部分が同じ監督によるものである場合、音楽監督をアルバムレベルで「Composer」(作曲者)と「Primary」(プライマリ)の両方の役割でクレジットします。トラックレベルでは、そのトラックのすべての音楽監督に「Composer」の役割を指定してください。5人以上の音楽監督によって編成されたアルバムの場合、アルバムレベルのプライマリアーティストを「Various Artists」にします。インドにおけるクラシックのアルバムでは、音楽監督に対してトラックレベルで「Composer」の役割を指定します。民謡、詩歌やスローガンの詠唱、聖歌や賛歌など、作曲者が不明なトラックがアルバムに含まれる場合は、作曲者に「Anonymous」(匿名)または「Traditional」(伝統音楽)と記入してください。

9.8. インドミュージカルの作詞者 作詞者はアルバムレベルで「Lyricist」と「Primary」の両方の役割としてクレジットします。トラックレベルでは、「Lyricist」としてのクレジットは必ず行い、「Primary」として記載するかは任意です。

9.9. 出演者 出演者には「出演者」の役割を指定し、サウンドトラックアルバムで「プライマリ」に指定しないでください。詳細については、「表記の慣習や規則」を参照してください。

9.10. クラシックのアーティストの役割 クラシックのアルバムの場合、主な演奏者をアルバム/トラックの両レベルで「Primary」として記載します。アーティストのリストには、特定の曲やアルバムに関わったすべてのアーティストとその他関係者を含めてください。ジュガルバンディ (Jugalbandi) のアルバムでは、すべてのアーティストをアルバム/トラックの両レベルで「Primary」として記載します。作曲者には「Composer」の役割だけを指定してください。

9.11. クラシックのトラックタイトルの表記 インドクラシック音楽のトラックタイトルには、歌詞、ラーガ (raga)、タラ (tala) の情報、さらにスムリ (Thumri)、カヤル (Khayal)、タラナ (Tarana) といったインドクラシックのジャンル情報を含めます。ラーガ (Raga) やタール (Taal) の変化形や省略形 (raaga、raag、rag、tal など) は、アルバムやトラックのタイトルで使用しないでください。また、バジャン (Bhajan)、ドゥン (Dhun)、ラガム (Ragam)、タナム (Tanam) などの一般的なタイトルも使用できません。

インドクラシックのヴォーカルアルバム

フィールド名

メタデータ

メモ

アルバムタイトル

Worship by Music: Pandit Jasraj (Live at Indian Night Stuttgart, 1988)

 

アルバムアーティスト

Pandit Jasraj (プライマリ)

歌手

Sabir Khan (非プライマリ)

タブラ奏者

Sultan Khan (非プライマリ)

サーランギー奏者

ジャンル

Indian Classical

プライマリジャンル

Vocal

セカンダリジャンル

トラックタイトル

Raga Ahir Bhairav: Khayal In Slow Ek Taal Rasiya Mhara/ Khayal In Fast Teen Taal Aaj to Anand (ライブ)

歌詞、ラーガ、ターラの情報を含むトラックタイトル。

トラックアーティスト

Pandit Jasraj (プライマリ)

歌手

Pandit Jasraj (プライマリ)

タブラ奏者

Sultan Khan (プライマリ)

サーランギー奏者

インドクラシックのインストゥルメンタルアルバム

フィールド名

メタデータ

メモ

アルバムタイトル

India's Maestro of Melody: Live Concert, Vol. 7

プレイリストに「ライブ」とマーク

アルバムアーティスト

Pandit Nikhil Banerjee (プライマリ)

シタール奏者

Anindo Chatterjee (非プライマリ)

タブラ奏者

ジャンル

Indian Classical

プライマリジャンル

Instrumental

セカンダリジャンル

トラックタイトル

Raga Maru Bihag: Alap, Jod (ライブ)

トラックに「ライブ」とマーク

トラックアーティスト

Pandit Nikhil Banerjee (プライマリ)

シタール奏者

Anindo Chatterjee (プライマリ)

タブラ奏者

インドクラシックのジュガルバンディ・インストゥルメンタルアルバム

フィールド名

メタデータ

メモ

アルバムタイトル

Jugal Bandi – Saxophone & Clarinet

 

アルバムアーティスト

Kadri Gopalnath (プライマリ)

サックス奏者

Narasimhalu Vadavati (プライマリ)

クラリネット奏者

ジャンル

Indian Classical

プライマリジャンル

Instrumental

セカンダリジャンル

トラックアーティスト

Kadri Gopalnath (プライマリ)

シタール奏者

Narasimhalu Vadavati (プライマリ)

タブラ奏者

その他のアジア太平洋諸国と地域

10.1. 中国人アーティストのローカリゼーション 中国語のコンテンツでは必ず、繁体字中国語と簡体字中国語の両方でアーティスト名を表記してください。その際、一方は原語フィールドに、もう一方をローカリゼーションフィールドに記入します。

10.2. 欧米名を持たない中国人または韓国人アーティスト アーティストが欧米名を持たない場合、アーティスト名の発音表記をローカリゼーションフィールドに「姓名」の順で記入することができます。アーティスト名の発音表記は、英語のローカリゼーションフィールドに記入します。

フィールド名

韓国語

英語

アルバムアーティスト

박지윤

Park Ji Yoon

10.3. 中国語のローカリゼーション 中国語のコンテンツは、繁体字中国語と簡体字中国語の両方のメタデータをデリバリしてください。その際、一方はプライマリ言語フィールドで使用し、もう一方をローカリゼーションフィールドで使用します。日本語のコンテンツは、繁体字中国語と簡体字中国語の両方のメタデータがある場合は、どちらもデリバリしてください。

10.4. Phonetics (発音) 発音を追加することで、コンテンツがユーザの目に触れる頻度を高めることができます。発音は、「Phonetic (発音)」フィールドに入力してください。日本語の場合はカタカナまたはひらがなを使用し、その他の言語ではローマ字を使用します。「Phonetic (発音)」フィールドには、記号 (星、ハートなど) を使用しないでください。以下に例を示します。

中国語 - ローマ字

日本語 - カタカナ/ひらがな

タイ語 - ローマ文字

10.5. サウンドトラックとスコア盤のタイトルバージョン情報に関する中国語での表記形式 サウンドトラックに指定された曲を中国語で表記する場合、映画やテレビドラマのタイトルは二重山括弧《》で囲ってください。このルールはアルバムレベルとトラックレベルのいずれにも適用されます。

アルバムタイトルの英語ローカリゼーション

中国語 (アルバムレベル)

中国語 (トラックレベル)

Dear EX (Original Motion Picture Soundtrack)

《谁先爱上他的》电影原声带

爱上你 (feat. 万芳) [《谁先爱上他的》电影主题曲]

Speed (Original TV Series)

《極速青春》劇集原聲帶

極速青春 (《極速青春》劇集同名主題曲)

10.6. アニメアーティストの名前 アニメアーティストについて記載する場合、キャラクター名と声優名の両方を 1 つのフィールドに含めても構いません。「CV」は「キャラクターボイス」を表す頭字語です。例:綾瀬陽菜 (CV:花澤香菜)

歌詞のガイドライン

リスナーの音楽体験を最大限に高めるため、歌詞は音声に合わせて正確に書き出してください。ボーカルパートはすべて歌詞に該当します。スタイルの都合上、提供された歌詞の表記形式を Apple が変更する場合があります。

表記形式全般

歌詞の表記形式と構成は、歌の構成と一致させてください。歌詞の構成は、パートや曲調の変化に合わせて改行や段落で区切ることが重要です。歌詞は行間を空けずにまとめ、A メロからサビへ変化する部分等、小節間でのみ 1 行空けてください。バックボーカルパートは、メインボーカルパートと同じ行に記載しないでください。

改行またはセクション区切りを使用するかどうかがわからない場合、一般的に次の点が参考になります。

  • 明らかなコーラス、序奏部、イントロ、間奏、さび

  • 曲のテンポが変化する。

  • アーティストが歌詞の表現方法を変えている (歌唱からラップへ)。

大文字の使用

歌詞の大文字/小文字の表記については、従来の文法ルールに従います。固有名詞は語頭を大文字にし、歌詞の行はすべて文頭を大文字にします。

以下に、語頭を大文字にする必要がある単語の例を示します。

  • 神および宗教的に特別な意味のある表記 (宗教的な曲における「God」「You」「Him」「Your」など)

  • 頭字語 (NASA、FBI)

  • 地域名 (「East Coast」「Southside」など)

  • タイトルの大文字/小文字

  • 括弧内の最初の単語の最初の文字

  • ブランド名

句読法

歌詞の行の末尾には、ピリオドまたはコンマを使用しないでください。句読点の記号類で行末に置けるものは、感嘆符、疑問符、引用符のみです。必要に応じて使用してください。

行の途中での使用については、伝統的な文法ルールに従うことが重要です。

その他の許容される句読点記号の例:

  • ハイフン:発音されなかった、あるいはスペルアウトする文字、頭字語に対して使用します (例:L-Y-R-I-C-S)。

  • アポストロフィ:一部のスラングや省略形 (「Ferrari」に対する「‘Rari」)

繰り返しの行

歌詞は音声に合わせます。歌詞が繰り返される部分は、その通りに書き出します。

正:

Until you respect me and my dogs

I’ll keep barking up the wrong tree

I’ll keep barking up the wrong tree

I’ll keep barking up the wrong tree

I’ll keep barking up the wrong tree

誤:

Until you respect me and my dogs

I’ll keep barking up the wrong tree

(繰り返し x3)

スポークンワード/会話のコンテンツ

現時点では、曲中のスポークンワードや会話などは書き出さないでください。

言葉でないボーカルサウンド

言葉以外のボーカル箇所は、物語的または様式化された表現であっても、曲の内容に影響を与えている場合に限り書き出してください。乱用は避けてください。

即興的なスキャットは、インストゥルメンタルコンテンツとして見なされるため、書き出しません。

歌詞の一部ではないが、調和に使われる言葉以外のサウンドは、書き出します。

例:「ooh」「ah」「whoa」「burr」「skrrt」などの擬音語。

歌詞にはコンピュータで作成した効果音を含めないでください (ドアが閉まる音、車のクラクション、電話が鳴る音など)。

Clean と露骨な歌詞

「Clean」という用語は、そのトラックに Explicit バージョンがある場合にのみ使用してください。Clean の歌詞では、削除または変更した部分はアスタリスクで表記します。

トラックの Explicit バージョンの場合、露骨な言語表現はすべて、オーディオ内で聞こえる通りに書き出す必要があります。

オーディオ:「I'm the motherfucking man」

歌詞: I'm the motherfucking man

一部または全部を伏せた単語は、単語全体をアスタリスクで表記します。

オーディオ:「I'm the mother (ビープ音) man」

歌詞: I'm the **** man

オーディオ:「I'm the (ビープ音) man」

歌詞: I'm the **** man

筆記に使用する文字

インド系言語の曲の場合、ローマ字で記載した歌詞をメインの歌詞としてデリバリすることが必須となります。元のブラーフミー文字 (インド系文字) で記載した歌詞も合わせて提供いただくことも可能です。その場合、メインの歌詞とは分けて、添付資料として提出してください。

歌詞同期 (Time-Sync)

Apple Music に実際に提供するオーディオのバージョンに合わせて同期した歌詞を設定してください。同じ曲でもバージョンが異なると、同期のタイミングは異なります。仕様については、「TTML ファイルのフォーマット」を参照してください。

クラシックのガイドライン

一般的なルール

欧米のクラシック音楽のコンテンツにおける標準的な作曲者名、アルバムタイトル、曲名、目録番号、その他の情報については、「Baker's Biographical Dictionary of Musicians」、「ニューグローヴ世界音楽大事典」、「International Music Score Library Project (国際楽譜図書館プロジェクト)」のウェブサイトを参照してください。

Apple MusicとiTunes Storeで使用することのできるクラシック作品目録の略称については、以下の表をご覧ください。

カタログ

略称

Alfred Wotquenne による Carl Philipp Emmanuel Bach 作品目録

Wq.

Hamburger Sonata in G Major for Flute and Continuo, Wq. 133

E. Eugene Helm による Carl Philipp Emmanuel Bach 作品目録

H.

Piano Sonata in E Minor, H. 6

Wolfgang Schmieder (略記「S.」) による Johan Sebastian Bach 作品目録 (Bach-Werke-Verzeichnis)

BWV

Partita for Solo Flute in A Minor, BWV 1013

András Szöllösy による Béla Bartók 作品目録

Sz.

Concerto for Orchestra, Sz. 116

Yves Gérard による Luigi Boccherini 作品目録

G.

Concerto for Cello and Orchestra No. 6 in D Major, G. 479

Georg Karstadt による Dietrich Buxtehude 作品目録 (Buxtehude-Werke-Verzeichnis)

BuxWV

Toccata in F Major, BuxWV 156

Wiley Hitchcock による Marc-Antoine Charpentier 作品目録

H.

Messe de minuit, H. 9

François Lesuré による Claude Debussy 作品目録

L.

La mer, L. 109

François Lesuré による Claude Debussy 作品目録 (新しい略称と採番方式を適用した場合)

CD

La mer, CD 111

Diana Poulton による John Dowland 作品目録

P.

Galliard in G Minor, P. 30

Jarmil Burghauser による Antonín Dvořák 作品目録

B.

Symphony No. 9 in E Minor, Op. 98, B. 178 “From the New World”

Richard Charteris による Giovanni Gabrieli 作品目録

C.

Canzon Noni Toni a 12, C. 183

Robert Offergeld による Louis Moreau Gottschalk 作品目録

RO

Grande tarantelle for Piano and Orchestra, Op. 67, RO 259

John Doyle による Louis Moreau Gottschalk 作品目録

D

Ardennes, Mazurka, D 143

Bernd Baselt による George Frideric Händel 作品目録 (ヘンデル作品主題目録番号)

HWV

Messiah, HWV 56

Anthony van Hoboken による Franz Joseph Haydn 作品目録

Hob.

Symphony No. 101 in D Major, Hob. I:101 “The Clock”

Lother Perger による Johann Michael Haydn 作品目録

P.

Symphony in B-Flat Major, P. 18

Charles H. Sherman および T. Donley Thomas による Johann Michael Haydn 作品目録

MH

Crucem Sanctam, MH 201

Humphrey Searle による Franz Liszt 作品目録

S.

Liebestraum in A-Flat Major, S. 541 No. 3

Max Schneider による Jean-Baptiste Lully 作品目録 (Lully-Werke-Verzeichnis)

LWV

Le bourgeois gentilhomme, LWV 43: Overture

Ralf Wehner による Felix Mendelssohn 作品目録

MWV

Double Concerto for Piano, Violin, and Orchestra in D Minor, MWV 04: I. Allegro

Manfred H. StattkusによるMonteverdi作品目録

SV

Vespro della Beata Vergine, SV 206

Ludwig Ritter von Köchel による Wolfgang Amadeus Mozart 作品目録

K. または KV

Requiem in D Minor, K. 626 または Requiem in D Minor, KV 626

Franklin B. Zimmerman による Henry Purcell 作品目録

Z.

Abdelazer Suite, Z. 570: II. Third Act Tune - Rondo

Marcel Marnat による Maurice Ravel 作品目録

M.

Boléro, M. 81

Potito Pedarra による Ottorino Respighi 作品目録

P.

Pini di Roma (The Pines of Rome), P. 141

Newell Jenkins、Bathia Churgin による Giovanni Battista Sammartini 作品目録

J-C-

L’addolorata Divina Madre, J-C- 123

Ralph Kirkpatrick による Domenico Scarlatti 鍵盤作品目録

Kk.

Keyboard Sonata in D Minor, Kk. 9

Alessandro Longo による Domenico Scarlatti 鍵盤作品目録

L.

Sonata in B Minor, L. 147

Giorgio Pestelli による Domenico Scarlatti の鍵盤作品目録

P.

Sonata in D Minor, P. 65

Otto Erich Deutsch による Franz Schubert 作品目録

D.

Die Winterreise, D. 911

Werner Bittinger による Heinrich Schütz 作品目録

SWV

Saul, Saul, was verfolgst du mich, SWV 415

Paul Brainard による Giuseppe Tartini のバイオリンソナタ作品目録

B.

Violin Sonata in A Major, B.A14

Minos Dounias による Giuseppe Tartini バイオリンコンチェルト作品目録

D.

Violin Concerto No. 4 in D Major, D. 15

Guido Viverit、Alba Luksich、Simone Olivari による Giuseppe Tartini 作品目録 (一部)

GT

Flute Concerto in E Major, GT 1.E05a

Werner Menke、Martin Ruhnke による Georg Philipp Telemann 作品目録

TWV

Fantasia for Solo Violin No. 1 in B-Flat Major, TWV40:14

Franz Giegling による Giuseppe Torelli 作品目録

G.

Trumpet Sonata in D Major, G. 1

Francesco Passadore による Giuseppe Torelli 作品目録

P.

Trio Sonata in D Major, P.A.3.3.10

David P. Appleby による Heitor Villa-Lobos 作品目録

W

Douze études pour guitare, W235

Peter Ryom による Antonio Vivaldi 作品目録

RV

The Four Seasons, Violin Concerto in E Major, RV 269 “Spring”

Friedrich Wilhelm Jähns による Carl Maria von Weber 作品目録

J.

Rondo brilliante, Op. 62, J. 252 “La gaite”

不在を意味するラテン語の「deesse」に由来します。目録略称の後ろに続けることで、特定の目録に含まれていない作品を指定することができます (例:K. deest)。複数形は「desunt」です。

deest

Larghetto and Allegro for 2 Pianos in E-Flat Major, K. deest

「Werk ohne Opuszahl (作品番号なしの作品)」は通常、未発表の作品か作曲者が作品番号を割り当てなかった作品です。

WoO

Bagatelle in A Minor, WoO 59 “Für Elise”

「Opus number (作品番号)」。一般的に、出版者か作曲者によって割り当てられたとされる、時系列による出版番号または作曲番号です。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン、ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー、セルゲイ・ラフマニノフの作品が含まれます。

Op.

Concerto for Violin and Orchestra in A Minor, Op. 53

クラシック音楽の調

地域や言語の違いにより、音楽用語の表記方法に影響を与えることがあります。Apple Music と iTunes Store は、英語を標準言語として使用します。メタデータを提出する際、使用できる調について次の表を参照してください。

調

C Major (ハ長調)/C Minor (ハ短調)

C-Sharp Major (嬰ハ長調)/C-Sharp Minor (嬰ハ短調)

D Major (ニ長調)/D Minor (ニ短調)

D-Sharp Major (嬰ニ長調)/D-Sharp Minor (嬰ニ短調)

D-Flat Major (変ニ長調)/D-Flat Minor (変ニ短調)

E Major (ホ長調)/E Minor (ホ短調)

E-Flat Major (変ホ長調)/E-Flat Minor (変ホ短調)

F Major (ヘ長調)/F Minor (ヘ短調)

F-Sharp Major (嬰ヘ長調)/F-Sharp Minor (嬰ヘ短調)

G Major (ト長調)/G Minor (ト短調)

G-Flat Major (変ト長調)/G-Flat Minor (変ト短調)

G-Sharp Major (嬰ト長調)/G-Sharp Minor (嬰ト短調)

A Major (イ長調)/A Minor (イ短調)

A-Sharp Major (嬰イ長調)/A-Sharp Minor (嬰イ短調)

A-Flat Major (変イ長調)/A-Flat Minor (変イ短調)

B Major (ロ長調)/B Minor (ロ短調)

B-Flat Major (変ロ長調)/B-Flat Minor (変ロ短調)

一般的な作曲者名

Apple Music と iTunes にすでにコンテンツがある作曲者については、既存の表記を使用してください。作曲者名の表記方法やスペルに関する疑問については、「Baker's Biographical Dictionary of Musicians」または「ニューグローヴ世界音楽大事典」を参照してください。次の表は、一部のよく知られる作曲者を一覧表示しています。

作曲者名

Thomas Adès

Edvard Grieg

Nikolai Rimsky-Korsakov

Isaac Albéniz

Sofia Gubaidulina

Gioacchino Rossini

Johann Sebastian Bach

George Frideric Handel

Camille Saint-Saëns

Mily Balakirev

Joseph Haydn

Domenico Scarlatti

Béla Bartók

Vincent d’Indy

Arnold Schoenberg

Ludwig van Beethoven

Mikhail Ippolitov-Ivanov

Franz Schreker

Vincenzo Bellini

Charles Ives

Franz Schubert

Alban Berg

Leoš Janáček

Clara Schumann

Luciano Berio

Aram Khachaturian

Robert Schumann

George Bizet

Elena Kats-Chernin

Alexander Scriabin

Alexander Borodin

Zoltán Kodály

Dmitri Shostakovich

Lili Boulanger

Édouard Lalo

Jean Sibelius

Johannes Brahms

Orlando di Lasso

Bedřich Smetana

Benjamin Britten

György Ligeti

Karlheinz Stockhausen

Ferruccio Busoni

Franz Liszt

Richard Strauss

Dietrich Buxtehude

Gustav Mahler

Johann Strauss I

Frédéric Chopin

Pietro Mascagni

Johann Strauss II

Francesco Cilea

Fanny Mendelssohn

Igor Stravinsky

Samuel Coleridge-Taylor

Felix Mendelssohn

Morton Subotnick

César Cui

Olivier Messiaen

Pyotr Ilyich Tchaikovsky

Claude Debussy

Claudio Monteverdi

Georg Philipp Telemann

Léo Delibes

Wolfgang Amadeus Mozart

Edgard Varèse

Frederick Delius

Modest Mussorgsky

Ralph Vaughan Williams

Josquin Des Prez

Michael Nyman

Antonio Vivaldi

Gaetano Donizetti

Niccolò Paganini

Giuseppe Verdi

Antonín Dvořák

Arvo Pärt

Tomás Luis de Victoria

Sir Edward Elgar

Krzysztof Penderecki

Richard Wagner

Manuel de Falla

Giovanni Pierluigi da Palestrina

Carl Maria von Weber

Gabriel Fauré

Amilcare Ponchielli

Anton Webern

César Franck

Florence Price

Eric Whitacre

Giovanni Gabrieli

Sergei Prokofiev

John Williams

Carlo Gesualdo

Giacomo Puccini

Hugo Wolf

Alexander Glazunov

Johann Joachim Quantz

Iannis Xenakis

Mikhail Glinka

Sergei Rachmaninoff

Alexander von Zemlinsky

Christoph Willibald Gluck

Maurice Ravel

Charles Gounod

Wolfgang Rihm

一般名なオーケストラ名と指揮者名

オーケストラ名と指揮者名の表記方法やスペルに関する疑問については、「Baker's Biographical Dictionary of Musicians」または「ニューグローヴ世界音楽大事典」を参照してください。次の表は、一部のよく知られるオーケストラと指揮者を一覧表示しています。

オーケストラ

指揮者

Academy of St. Martin in the Fields

Claudio Abbado

Berliner Philharmoniker

Marin Alsop

Boston Symphony Orchestra

Sir Thomas Beecham

Chicago Symphony Orchestra

Leonard Bernstein

Gewandhausorchester Leipzig

Karl Böhm

London Philharmonic Orchestra

Sir Colin Davis

London Symphony Orchestra

Wilhelm Furtwängler

Los Angeles Philharmonic

Valery Gergiev

Orchestra of the Age of Enlightenment

Herbert von Karajan

Orchestra dell'Accademia di Santa Cecilia

James Levine

Orchestre de l'Opéra de Paris

Kurt Masur

Philadelphia Orchestra

Sir Neville Marriner

Philharmonia Orchestra

Riccardo Muti

Saint Louis Symphony Orchestra

Seiji Ozawa

San Francisco Symphony

Sir Georg Solti

Wiener Philharmoniker

Bruno Walter

プライマリアーティスト

クラシック音楽用のプライマリアーティストのガイドラインは、ジャンルがクラシックの楽曲のみに適用され、クラシカル・クロスオーバージャンルの楽曲には適用されません。

11.1. アルバムレベルのプライマリアーティスト クラシックジャンルにおいて、メインのアーティストはアルバムレベルで「Primary (プライマリ)」と指定します。「Featuring (フィーチャリング)」や「With (共同作者)」の役割は使用しません。たとえば以下の場合、アルバムレベルで「Primary (プライマリ)」に指定します。

  • 単一のオーケストラと指揮者がベートーベンの交響曲を演奏して録音した場合、オーケストラと指揮者の両方をプライマリとして指定します。

  • 複数のオーケストラと同一の指揮者がベートーベンの交響曲を演奏して録音した場合、指揮者のみをプライマリとして指定します。

  • 複数のオーケストラと複数の指揮者がベートーベンの交響曲を演奏して録音した場合、「Various Artists」をプライマリとして指定します。

  • 同一のオーケストラと指揮者が、複数のソリストをフィーチャーして協奏曲を演奏して録音した場合、オーケストラと指揮者をプライマリとして指定します。

  • 複数のボーカルとピアニストがシューベルトの歌曲集を演奏して録音した場合、「Various Artists」をプライマリとして設定します。

  • オペラ全幕の場合、カバーアートに掲載されている指揮者、オーケストラ、メインソリストを「Primary (プライマリ)」として指定します。

11.2. トラックレベルのプライマリアーティスト 各トラックでは、演奏・歌唱しているアーティストをすべて「Primary (プライマリ)」として指定する必要があります。トラックレベルでは、アーティスト名に「V.A. (Various Artists)」と入力しないでください。「Featuring (フィーチャリング)」や「With (共同作者)」の役割は使用しません。たとえば以下の場合、トラックレベルで「Primary (プライマリ)」に指定します。

  • ピアノ伴奏があるヴァイオリンソナタの場合、ヴァイオリン奏者とピアニストの両方をプライマリとして指定します。

  • コンチェルトの場合、ソリスト、オーケストラ、指揮者の全員をプライマリとして指定します。

  • オーケストラによるトラックで優れたソリストが演奏する場合、オーケストラ、ソリスト、指揮者の全員をプライマリとして指定します。

  • ピアノまたはオーケストラが伴奏するコーラスの場合、コーラス、ピアノ伴奏者またはオーケストラ、指揮者の全員をプライマリとして指定します。

  • レコーディングが古い場合などアーティストの詳しい情報が不明な場合、アーティストについてできる限りの情報を提供してください。

  • なお、合奏・合唱作品において、各個人を「Primary (プライマリ)」に指定することは避けてください。

「Unknown Artist」は、トラックレベルで演奏者の役割についてのみ使用してください。「Unknown Artist」をプライマリとして指定しないでください。

オペラの場合、トラックに登場するすべてのアーティストをプライマリとして指定します。

作曲者

11.3. 作曲者の役割の指定 トラックレベルでは、作曲者名を1人以上設定する必要があります。アルバムレベルにおける作曲者の指定は、以下に挙げる場合にのみ行います。

  • 作曲者による作品全体が欠損なくアルバムに収録されている。

  • アルバムの半数以上のトラックが同じ作曲者によるものである。

この条件に合致する例は以下の通りです。

  • ベートーヴェンの交響曲第9番の4楽章すべてが揃っている場合、アルバムレベルの作曲者に「Ludwig van Beethoven」を指定する。

  • ドビュッシーの「Prélude à l’après-midi d’un faune」は、単一楽章でありそれをもって作品全部と見なされるため、アルバムレベルに「Claude Debussy」を指定する。

  • マーラーの交響曲第1番の第1楽章のみを収録し、アルバムに3曲以上の収録がある場合、アルバムレベルの「Gustav Mahler」の指定はできません。

11.4. 作曲者のプライマリ指定 作曲者が同時にソリスト、伴奏者、指揮者も務めていない限り、作曲者をプライマリとして指定しないでください。

11.5. 作曲者名の表記形式 作曲者名は正確に、かつ名姓の順で表記してください。たとえば、「Wolfgang Amadeus Mozart」と記載します。

11.6. 着信音の作曲者 クラシック音楽の着信音では、タイトルに必ず作曲者名を含めてください。楽曲名については、通称を使用することも可能です。

例:

  • Beethoven: Symphony No. 1

  • Beethoven: Moonlight Sonata

タイトル

11.7. アルバムタイトルの表記形式 アルバムタイトルでは、作曲者名の後にコロンを記載し、続けて作品のタイトル、目録番号、Sonata (ソナタ) や Preludes (前奏曲) など作品の種類を記載します。

作曲者名の表記形式は以下のとおりです。この形式はアルバムタイトルのみに適用されます。

  • 姓のみの表記:この表記形式は、この姓を持つ著名な作曲者が 1 人のみで、その作曲者を誰もが認識できるような場合に使用します(例:Beethoven、Zemlinsky、Ligeti)。

  • 名 (イニシャルのみ) + 姓の表記:この表記形式は、同じ姓を持つ著名な作曲者が複数いる場合に使用します(例:バッハ一族の場合。J. S. Bach、C. P. E. Bach、W. F. Bach など)。

  • 名 + 姓の表記:この表記形式は、下の名前のイニシャルおよび姓が同一の著名な作曲者が複数いる場合に使用します(例:Paul Viardot と Pauline Viardot、Felix Mendelssohn と Fanny Mendelssohn など)。

例:

  • Monteverdi: Vespro della Beata Vergine, SV 206

  • J. S. Bach: Jesu, meine Freude, BWV 227 – Vivaldi: Gloria in D Major, RV 589

  • Haydn: Complete Symphonies, Vol. 1

  • W. A. Mozart: Requiem in D Minor, K. 626

  • Beethoven: Violin Concerto in D Major, Op. 61 – Brahms: Symphony No. 1, Op. 68

  • Schubert & R. Schumann: Piano Sonatas

  • Chopin: Preludes & Nocturnes

  • Tchaikovsky: The Nutcracker & Swan Lake (抜粋)

  • Stravinsky: Le sacre du printemps

  • Britten: Choral Works

同じアーティストが作曲と演奏を行うアルバムの場合には、作曲者をアルバムタイトルに含める必要はありません。

メタデータ内で訳文を併記することは避けてください。エントリまたはローカリゼーションごとに 1 つの言語のみを使用します。「The Most Beloved Classical Masterworks」など、アルバムに正確なリリースタイトルがある場合はそのタイトルを使用しても構いません。

11.8. 調の情報 楽曲の調は必ず明記してください。たとえば「C-Sharp Major」のように表記します。

11.9. クラシック楽曲の略称 Apple で使用できるクラシック作品目録の略称については、こちらを参照してください。

11.10. トラックタイトルの表記形式 トラックタイトルは、正確かつ省略せずに表記し、また表記揺れのないようにします。

トラックに交響曲や協奏曲など、壮大な作品の一部を構成する楽章や曲目が収録されている場合、トラックタイトルには作品全体のタイトルを冒頭に記載します。トラックに含まれるのが楽章、曲、抜粋曲の一部である場合も、同様の記載方法とします。この場合、「Selection」「Excerpt」などの文言を () で囲った上で作品タイトルの末尾に記載してください。

作品に目録番号が割り当てられている場合、タイトルに目録番号を含めてください。目録番号は「International Music Score Library Project (国際楽譜図書館プロジェクト)」で確認できます。

交響曲、協奏曲、ソナタなど、複数楽章で構成される作品の楽章番号には、ローマ数字を使用します。たとえば、「I. Allegro」「II. Adagio」のように記載します。歌曲やオラトリオなど数編で構成される作品の編番号や、「6 Lieder」や「3 Morceaux」などのように、作品全体に番号が付けられているものには、算用数字を使用します。たとえば、「No. 1, Wiegenlied」「No. 2, In der Campagna」のように記載します。

楽章の表記例

クラシック作品のタイトルにおける各楽章の表記例。

楽章のみ記載する場合の表記例

クラシック作品のタイトルにおいて、楽章のタイトルのみ記載する場合の表記例。

連作歌曲集における歌曲の表記例

クラシック作品のタイトルにおいて、連作歌曲集を構成する歌曲 1 曲の表記例。

曲集における楽曲の表記例

クラシック作品のタイトルにおいて、曲集を構成する楽曲 1 曲の表記例。

複数の採番方式が適用されている作品の表記例

作品に時系列で採番された番号と、作品番号 (Op.) の両方が割り当てられている場合は、以下のように表記します。

  • Nocturne No. 17 in B Major, Op. 62 No. 1. Andante

上の例では、ショパンの夜想曲「作品 62」とされている 2 曲のうち 1 曲目は、ショパンの夜想曲「第 17 番」でもあることを示しています。

数階層で表現される作品の表記例

数階層で表現されるクラシック作品のタイトルにおいて、階層と階層の間にコロンを入れた表記例。
数階層で表現されるクラシック作品のタイトルにおいて、階層と階層の間にコロンを入れた表記例。
数階層で表現されるクラシック作品のタイトルにおいて、階層と階層の間にコロンを入れた表記例。

例:

  • Keyboard Concerto No. 5 in F Minor, BWV 1056: III. Presto

  • Serenade in G Major, K. 525 “Eine kleine Nachtmusik”: I. Allegro (抜粋)

  • Symphony No. 5 in C Minor, Op. 67: I. Allegro con brio

  • Piano Sonata No. 14 in C-Sharp Minor, Op. 27 No. 2 “Moonlight”: I. Adagio sostenuto

  • Die Winterreise, D. 911: No. 24, Der Leiermann

  • 1812 Overture, Op. 49 (抜粋:Finale)

  • Lyric Pieces, Op. 47: No. 1, Valse-Impromptu

  • L'isle joyeuse, L. 106

トラックに複数の楽節や楽章が収録されている場合、楽節や楽章の間にダッシュ( – )を記載します。以下はその例です。

  • String Quartet No. 1 in G Major, K. 80: III. Minuet - Trio

  • Pictures at an Exhibition: Promenade - The Gnome

作品全体のタイトルと、楽章や曲のタイトルとの区切りにはコロン ( : ) を使用します。以下はその例です。

  • Cello Suite No. 1 in G Major, BWV 1007: I. Prelude

  • Requiem, Op. 48: In paradisum

楽章のタイトルと速度標語との区切りにはピリオド( . )を使用します。以下はその例です。

  • Symphony No. 2 in D Major, Op. 36: III.Scherzo. Allegro

  • Symphony No. 3 in E-Flat Major, Op. 55 "Eroica": II. Marcia funebre. Adagio assai

作品の通称を記載する際には、引用符 ( " " ) を使用します。以下はその例です。

  • Variations on an Original Theme, Op. 36 “Enigma”: Var. IX. Nimrod

以下のトラックのグループは、表記形式が一貫しています。

  • Piano Concerto in G Major, M. 83: I. Allegramente

  • Piano Concerto in G Major, M. 83: II. Adagio assai

  • Piano Concerto in G Major, M. 83: III. Presto

以下のトラックのグループは、表記形式が一貫していません。

  • Piano Concerto in G, M. 83: I. Allegramente

  • Concerto for Piano and Orchestra in G Major, M. 83: 2. Adagio

  • Concerto in G, M. 83: Presto

以下のトラックのグループは、表記形式が一貫しています。

  • Orchestral Suite No. 1 in C Major, BWV 1066

  • Orchestral Suite No. 2 in B Minor, BWV 1067

  • Orchestral Suite No. 3 in D Major, BWV 1068

以下のトラックのグループは、表記形式が一貫していません。

  • Orchestral Suite No. 1 in C Major, BWV 1066

  • Suite for Orchestra in B Minor, BWV 1067

  • Suite pour orchestre n°3 en Ré Majeur, bwv 1068

11.11. オペラ作品の表記形式 オペラ曲のトラックタイトルは、オペラ全体の作品名、コロン ( : )、曲のタイトルの順に記載し、常に一貫した表記を用います。オペラ全幕が収録されているものの場合、オペラ全体の作品名、幕や場の情報、コロン ( : )、曲のタイトルの順に記載します。「トスカ」のように各幕につき場が 1 つしかない場合、「ラインの黄金」のように場は複数あるものの全体で 1 幕しかない場合、「サロメ」のように全体で 1 幕しかなく通作歌曲形式である場合、このルールは適用されません。次に例を示します。

オペラ選集タイトル:

  • Don Giovanni, K. 527: Il mio tesoro

  • La traviata: Libiamo, libiamo… (“Brindisi”)

  • Tosca: Vissi d’arte

オペラ全幕タイトル:

  • Falstaff, Act III Scene 2: Un poco di pausa

  • Falstaff, Act III Scene 2: Ogni sorta di gente dozzinale

  • Falstaff, Act III Scene 2: Tutto nel mondo è burla

オペラ選集アルバム内の 1 つのタイトルに役の情報が含まれる場合、そのほかのすべてのタイトルでも役の情報を含めます。次に例を示します。

  • La bohème, Act II: Quando m'en vo (Musetta)

  • Turandot, Act III: Nessun dorma (Calaf)

  • The Magic Flute, K. 620, Act II: O Isis und Osiris (Sarastro と合唱)

  • A Midsummer Night's Dream, Op. 64: Now until the Break of Day (Oberon、Tytania、Puck、妖精たち)

オペラ作品の表記例

オペラタイトルの表記形式の例。

11.12. クラシカル・クロスオーバーの表記形式 クラシカル・クロスオーバーのジャンルのコンテンツについては、トラックタイトルを曲名や楽章名、あるいは作品の通称で始めても構いません。この場合も、作品全体のタイトルと目録番号はタイトルに含めてください。ただし、末尾に括弧書きで示す形で問題ありません。クラシカル・クロスオーバーのタイトル限定で、こうした比較的自由な表記形式を使用できます。

例:

  • Dance of the Sugar-Plum Fairy (「The Nutcracker」Op. 71 より)

  • Eine kleine Nachtmusik (Serenade in G Major, K. 525 より第 1 楽章)

  • Nessun dorma (オペラ「Turandot」より)

  • Flight of the Bumblebee (オペラ「The Tale of Tsar Saltan」より)

  • Moonlight Sonata (Piano Sonata No. 14, Op. 27 No. 2 より第 1 楽章)

11.13. 作品 協奏曲や交響曲などのように、曲をまとめて 1 作品として扱う場合、作品には 2 曲以上含まれている必要があります。また、大きな作品から一部の曲のみ抜粋した場合は、1 作品として扱わないでください。

11.14. 録音日 アルバムタイトルまたはトラックタイトルに録音日を含める場合、タイトルの末尾に (Recorded ○○) という形で、「Recorded (録音)」+ 録音年を括弧書きで記載します。

例:

  • Mozart: Die Zauberflöte, K. 620 (Recorded 1954)

11.15. バージョン、編曲、トランスクリプション 原曲に変更を加えた作品の場合は、タイトルの末尾に楽器編成と編曲者を明記する必要があります。

例:

Gianni Schicchi: O mio babbino caro (ピアノ編曲 アーサー・スミス)

Toccata and Fugue in D Minor, BWV 565 (オーケストラ用トランスクリプション レオポルド・ストコフスキー)

作品の全楽章が同一の楽器構成、同一の編曲者によるものである場合は、タイトルでは作品全体の名称の後に楽器構成と編曲者名を記載し、その後にコロン (:) と楽章情報を続けてください。

例:

Violin Concerto No. 2 in G Minor, Op. 22 (Arr. for Piano by Georges Bizet): I. Andante sostenuto

Violin Concerto No. 2 in G Minor, Op. 22 (Arr. for Piano by Georges Bizet): II. Allegro scherzando

Violin Concerto No. 2 in G Minor, Op. 22 (Arr. for Piano by Georges Bizet): III. Presto

バージョン、編曲、トランスクリプションの表記例。

バージョンの表記例

改訂の表記例

  • Piano Concerto No. 1 in F-Sharp Minor, Op. 1 (1965 Version): III. Allegro scherzando – Maestoso

原曲作曲者が楽器編成を変更して編曲した楽曲の表記例

  • Orchestral Suite in D Minor (Version for Piano): IV. Allegro

トランスクリプションが作成者に帰属すると一般的に判断される場合、その人を作曲者として記載します。これに該当するのは、一般的な使用においてトランスクリプションを行った人に帰属する楽曲のみです。

例えば、フランツ・リスト (Franz Liszt) のトランスクリプションの多くは通常、元の作曲者ではなくフランツ・リスト (Franz Liszt) に関連付けられます。これらの作品については、フランツ・リスト (Franz Liszt) を作曲者としてクレジットし、元の作曲者をトラックタイトルに記載します。

例:

  • Lohengrin: Elsas Brautzug zum Münster (After Richard Wagner), S. 445 - フランツ・リストを作曲者としてクレジット

  • Il Trovatore: Miserere (After Giuseppe Verdi), S. 433 - フランツ・リストを作曲者としてクレジット

クラシックのタイトル (日本語)

11.7. アルバムタイトルの表記形式 アルバムタイトルでは、作曲者名の後に半角コロンを記載し、続けて作品のタイトル、目録番号、ソナタや前奏曲など作品の種類を記載します。

作曲者名の表記形式は以下の通りです。この形式はアルバムタイトルのみに適用されます。

  • 姓のみの表記:この表記形式は、この姓を持つ著名な作曲者が 1 人のみで、その作曲者を誰もが認識できるような場合に使用します (例:ベートーヴェン、ツェムリンスキー、リゲティ)。

  • 名 (イニシャルのみ) + 姓の表記:この表記形式は、同じ姓を持つ著名な作曲者が複数いる場合に使用します (例:バッハ一族の場合。J. S. バッハ、C. P. E. バッハ、W. F. バッハなど)。

  • 名 + 姓の表記:この表記形式は、下の名前のイニシャルおよび姓が同一の著名な作曲者が複数いる場合に使用します (例:ポール・ヴィアルドとポーリーヌ・ヴィアルド、フェリックス・メンデルスゾーンとファニー・メンデルスゾーンなど)。

例:

  • モンテヴェルディ: 聖母マリアの夕べの祈り SV 206

  • J. S. バッハ: イエス、わが喜び BWV 227 – ヴィヴァルディ: グロリア ニ長調 RV 589

  • ハイドン: 交響曲全集 Vol. 1

  • W. A. モーツァルト: レクイエム ニ短調 K. 626

  • ベートーヴェン: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 61 – ブラームス: 交響曲 第1番 Op. 68

  • シューベルト & R. シューマン: ピアノ・ソナタ

  • ショパン: プレリュードとノクターン

  • チャイコフスキー: くるみ割り人形 & 白鳥の湖 (抜粋)

  • ストラヴィンスキー: 春の祭典

  • ブリテン: 合唱作品集

同じアーティストが作曲と演奏を行うアルバムの場合には、作曲者をアルバムタイトルに含める必要はありません。

メタデータ内で訳文を併記することは避けてください。エントリまたはローカリゼーションごとに 1 つの言語のみを使用します。「The Most Beloved Classical Masterworks」など、アルバムに正確なリリースタイトルがある場合はそのタイトルを使用してもかまいません。

11.8. 調の情報 楽曲の調は必ず明記してください。たとえば「嬰ハ短調」のように表記します。

英語

日本語

英語

日本語

C Major

ハ長調

Db Minor

変ニ短調

C Minor

ハ短調

D# Major

嬰ニ長調

D Major

ニ長調

D# Minor

嬰二短調

D Minor

ニ短調

Eb Major

変ホ長調

E Major

ホ長調

Eb Minor

変ホ短調

E Minor

ホ短調

F# Major

嬰へ長調

F Major

へ長調

F# Minor

嬰へ短調

F Minor

へ短調

Gb Major

変ト長調

G Major

ト長調

Gb Minor

変ト短調

G Minor

ト短調

G# Major

嬰ト長調

A Major

イ長調

G# Minor

嬰ト短調

A Minor

イ短調

Ab Major

変イ長調

B Major

ロ長調

Ab Minor

変イ短調

B Minor

ロ短調

A# Major

嬰イ長調

C-Sharp Major

嬰ハ長調

A# Minor

嬰イ短調

C-Sharp Minor

嬰ハ短調

Bb Major

変ロ長調

D-Flat Major

変ニ長調

Bb Minor

変ロ短調

11.9. クラシック楽曲の略称 Apple で使用できるクラシック作品目録の略称については、こちらを参照してください。

11.10. トラックタイトルの表記形式 トラックタイトルは、正確かつ省略せずに表記し、また表記揺れのないようにします。トラックに交響曲や協奏曲など、大規模な作品の一部を構成する楽章や曲目が収録されている場合、トラックタイトルには作品全体のタイトルを冒頭に記載します。トラックに含まれるのが楽章、曲、抜粋曲の一部である場合も、同様の記載方法とします。この場合、「セレクション」「抜粋」などの文言を半角丸かっこ () で囲った上で作品タイトルの末尾に記載してください。

作品に目録番号が割り当てられている場合、タイトルに目録番号を含めてください。目録番号は「International Music Score Library Project (国際楽譜図書館プロジェクト)」で確認できます。

交響曲、協奏曲、ソナタなど、複数楽章で構成される作品の楽章番号には、ローマ数字を使用します。たとえば、「I. アレグロ」「II. アダージョ」のように記載します。歌曲やオラトリオなど数編で構成される作品の編番や、「6つの歌」や「3つの小品」などのように、作品全体に番号が付けられているものには、半角算用数字を使用します。たとえば、「第1番 子守歌」「第2番 カンパーニャにて」のように記載します。楽章のタイトルは原語のまま表記できます。例: I. アダージョ = I. Adagio

楽章の表記例

クラシック作品のタイトルにおける各楽章の表記例。

楽章のみ記載する場合の表記例

クラシック作品のタイトルにおいて、楽章のタイトルのみ記載する場合の表記例。

連作歌曲集における歌曲の表記例

クラシック作品のタイトルにおいて、連作歌曲集を構成する歌曲 1 曲の表記例。

曲集における楽曲の表記例

クラシック作品のタイトルにおいて、曲集を構成する楽曲 1 曲の表記例。

複数の採番方式が適用されている作品の表記例

作品に時系列で採番された番号と、作品番号 (Op.) の両方が割り当てられている場合は、以下のように表記します。

  • 夜想曲 第17番 ロ長調 Op. 62 No. 1 アンダンテ

上の例では、ショパンの夜想曲「Op. 62」とされている 2 曲のうち 1 曲目は、ショパンの夜想曲「第17番」でもあることを示しています。

数階層で表現される作品の表記例

数階層で表現されるクラシック作品のタイトルにおいて、階層と階層の間にコロンを入れた表記例。
数階層で表現されるクラシック作品のタイトルにおいて、階層と階層の間にコロンを入れた表記例。
数階層で表現されるクラシック作品のタイトルにおいて、階層と階層の間にコロンを入れた表記例。
  • タイトル内の次の部分は次のように翻訳できます。

    Book = 巻

    例:Book Ⅰ = 第1巻、 Book Ⅱ = 第2巻

  • 例:

    • 鍵盤協奏曲 第5番 へ短調 BWV 1056: III. プレスト

    • セレナーデ ト長調 K. 525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」: Ⅰ. アレグロ (抜粋)

    • 交響曲 第5番 ハ短調 Op. 67: I. Allegro con brio

    • ピアノ・ソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op. 27 No. 2「月光」: I. Adagio sostenuto

    • 冬の旅 D. 911: 第24番 辻音楽師

    • 序曲「1812年」 Op. 49 (抜粋: フィナーレ)

    • 抒情小品集 Op. 47: 第1曲 即興的なワルツ

    • 喜びの島 L. 106

    1 トラックに複数の楽節や楽章が収録されている場合、楽節や楽章の間に半角ハイフン (-) を記載します。以下はその例です。

    • 弦楽四重奏曲 第1番 ト長調 K. 80: III. メヌエット - トリオ

    • 展覧会の絵: プロムナード - 小人

    作品全体のタイトルと、楽章や曲のタイトルとの区切りには半角コロン (:) を使用します。以下はその例です。

    • 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007: I. プレリュード

    • レクイエム Op. 48: 「楽園にて」

    楽章のタイトルと、速度標語との区切りには半角スペースを使用します。以下はその例です。

    • 交響曲第2番 ニ長調 Op. 36: III. スケルツォ アレグロ

    作品の通称を記載する際には、かぎかっこ (「」) を使用します。以下はその例です。

    • 独創主題による変奏曲 Op. 36「エニグマ変奏曲」: 第9変奏 ニムロッド

    以下のトラックのグループは、表記形式が一貫しています。

    • ピアノ協奏曲 ト長調 M. 83: I. Allegramente

    • ピアノ協奏曲 ト長調 M. 83: II. Adagio assai

    • ピアノ協奏曲 ト長調 M. 83: III. Presto

    以下のトラックのグループは、表記形式が一貫していません。

    • ピアノ協奏曲 ト M. 83: I. Allegramente

    • ピアノとオーケストラのための協奏曲 ト長調 M. 83 II. Adagio

    • ピアノコンチェルト ト長調 M. 83: プレスト

    以下のトラックのグループは、表記形式が一貫しています。

    • 管弦楽組曲 第1番 ハ長調 BWV 1066

    • 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV 1067

    • 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068

    11.11. オペラ作品の表記形式 オペラ曲のトラックタイトルは、オペラ全体の作品名、半角コロン (:)、曲のタイトルの順に記載し、常に一貫した表記を用います。オペラ全幕が収録されているものの場合、オペラ全体の作品名、幕や場の情報、半角コロン (:)、曲のタイトルの順に記載します。「トスカ」のように各幕につき場が 1 つしかない場合、「ラインの黄金」のように場は複数あるものの全体で 1 幕しかない場合、「サロメ」のように全体で 1 幕しかなく通作歌曲形式である場合、このルールは適用されません。以下はその例です。

    オペラ選集タイトル:

    • ドン・ジョヴァンニ K. 527: 私の大切な人を慰めてやって下さい

    • 椿姫: 乾杯の歌

    • トスカ: ヴィッシ・ダルテ

    オペラ全幕タイトル:

    • ファルスタッフ 第3幕 第2場: Un poco di pausa

    • ファルスタッフ 第3幕 第2場: Ogni sorta di gente dozzinale

    • ファルスタッフ 第3幕 第2場: Tutto nel mondo è burla

    タイトル内の次の部分は次のように翻訳できます。

    Act = 幕、Stage = 場 = Part

    オペラ選集アルバム内の 1 つのタイトルに役の情報が含まれる場合、そのほかのすべてのタイトルでも役の情報を含めます。 以下はその例です。

    • ラ・ボエーム 第2幕: Quando m'en vo (ムゼッタ)

    • トゥーランドット 第3幕: 誰も寝てはならぬ (カラフ)

    • 魔笛 K. 620 第2幕: O Isis und Osiris (ザラストロと合唱)

    • 真夏の夜の夢 Op. 64: Now until the Break of Day (オベロン、ティターニア、パック、妖精たち)

    オペラ作品の表記例

    オペラタイトルの表記形式の例。

    11.12. クラシカル・クロスオーバーの表記形式 クラシカル・クロスオーバーのジャンルのコンテンツについては、トラックタイトルを曲名や楽章名、あるいは作品の通称で始めてもかまいません。この場合も、作品全体のタイトルと目録番号はタイトルに含めてください。ただし、末尾に括弧書きで示す形で問題ありません。クラシカル・クロスオーバーのタイトル限定で、こうした比較的自由な表記形式を使用できます。

    例:

    • 金平糖の踊り (「くるみ割り人形」Op. 71 より)

    • アイネ・クライネ・ナハトムジーク (セレナーデ ト長調 K. 525 より 第1楽章)

    • 誰も寝てはならぬ (オペラ「トゥーランドット」より)

    • 熊蜂の飛行 (オペラ「サルタン皇帝の物語」より)

    • 月光ソナタ (ピアノ・ソナタ第14番 Op. 27 第2番より 第1楽章)

    11.13. 作品 協奏曲や交響曲などのように、曲をまとめて 1 作品として扱う場合、作品には 2 曲以上含まれている必要があります。また、大きな作品から一部の曲のみ抜粋した場合は、1 作品として扱わないでください。

    11.14. 録音日 アルバムタイトルまたはトラックタイトルに録音日を含める場合、タイトルの末尾に (録音○○年) という形で、「録音」+ 録音年を括弧書きで記載します。

    例:

    • モーツァルト: 魔笛 K. 620 (録音1954年)

    11.15. バージョン、編曲、トランスクリプション 原曲に変更を加えた作品の場合は、タイトルの末尾に楽器編成と編曲者を明記する必要があります。

    例:

    ジャンニ・スキッキ: 私のお父さん (ピアノ独奏版 アーサー・スミス編)

    トッカータとフーガ ニ短調 BWV 565 (オーケストラ用トランスクリプション レオポルド・ストコフスキー編)

    作品の全楽章が同一の楽器構成、同一の編曲者によるものである場合は、タイトルでは作品全体の名称の後に楽器構成と編曲者名を記載し、その後に半角コロン (:) と楽章情報を続けてください。

    例:

    ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op. 22 (ピアノ独奏版 ジョルジュ・ビゼー編) : I. Andante sostenuto

    ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op. 22 (ピアノ独奏版 ジョルジュ・ビゼー編) : II. Allegro scherzando

    ヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 Op. 22 (ピアノ独奏版 ジョルジュ・ビゼー編) : III. Presto

    バージョン、編曲、トランスクリプションの表記例。

    バージョン、編曲、トランスクリプションの表記例

    バージョンの表記例

    改訂の表記例

    • ピアノ協奏曲 第1番 嬰へ短調 Op. 1 (1965年改訂版) III. Allegro scherzando – Maestoso

    原曲作曲者が楽器編成を変更して編曲した楽曲の表記例

    • 管弦楽組曲 ニ短調 (ピアノ独奏版): IV. Allegro

    トランスクリプションが作成者に帰属すると一般的に判断される場合、その人を作曲者として記載します。これに該当するのは、一般的な使用においてトランスクリプションを行った人に帰属する楽曲のみです。

    たとえば、フランツ・リストのトランスクリプションの多くは通常、元の作曲者ではなくフランツ・リストに関連付けられます。これらの作品については、フランツ・リストを作曲者としてクレジットし、元の作曲者をトラックタイトルに記載します。

    例:

    • ローエングリン: エルザの大聖堂への入場 (リヒャルト・ワーグナー) S. 445 - フランツ・リストを作曲者としてクレジット

    • イル・トロヴァトーレ: ミゼレレ (ジュゼッペ・ヴェルディ) S. 433 - フランツ・リストを作曲者としてクレジット