Compressor の環境設定を使う

「Compressor」の環境設定を設定するには、以下の手順に従います。

Figure. Compressor Preferences window.
「Compressor」の環境設定を開くには
  • 「Compressor」>「環境設定」と選択するか、または Command +カンマ(,)キーを押します。

環境設定ウインドウが表示されます。

電子メール通知の環境設定を設定するには
  1. 電子メール通知が起動されるときに使用されるデフォルトの電子メールアドレスを入力します。

    このアドレスは、「インスペクタ」ウインドウの「アクション」パネルで変更できます。

  2. このコンピュータが電子メールの送信に使用するメールサーバを入力します。

電子メール通知の詳細については、ポスト・トランスコード・アクションを使って作業するを参照してください。

「Share Monitor」が自動的に開くかどうかを設定するには
以下のいずれかの操作を行います:
  • バッチを実行したときに「Share Monitor」が自動的に開くようにするには、「Share Monitor を自動的に起動」チェックボックスを選択します。

  • 「Share Monitor」が自動的に開かないようにするには、「Share Monitor を自動的に起動」チェックボックスの選択を解除します。その場合でも、「バッチ」ウインドウから手動で「Share Monitor」を開くことができます。

バッチ内のジョブごとにサムネールイメージを表示するかどうかを指定するには
  • 「Compressor」にイメージを表示するときは、「ジョブサムネールを表示」を選択します。

  • 「Compressor」にイメージを表示しないときは、「ジョブサムネールを表示」の選択を解除します。

分散処理用スクラッチストレージに関するクラスタオプションを設定するには
  • 「クラスタオプション」ポップアップメニューからオプションを選択します:

    • 必要なときにソースをクラスタにコピー: 必要に応じて「Compressor」からソースファイルがクラスタのスクラッチストレージにコピーされます。
    • 常にソースをクラスタにコピー: 常に「Compressor」からソースファイルがクラスタのスクラッチストレージにコピーされます。
    • ソースをクラスタにコピーしない: 「Compressor」からソースファイルをコピーしないようにします。
    • クラスタとの間でファイルをコピーしない: 「Compressor」からどのファイルもコピーしないようにします。すべてのファイルが正しい位置にあるか、バッチが失敗します。
「Compressor」から処理クラスタへのソースファイル転送をただちに実行するかどうかを指定するには
以下のいずれかの操作を行います:
  • 「実行時にコピー(高い優先度)」を選択すると、「Compressor」からソースファイルがすぐに転送されます。

  • 「実行時にコピー(高い優先度)」の選択を解除すると、「Compressor」からソースファイルはすぐに転送されません。

デフォルトの設定を変更するには
  • 「デフォルト設定」ポップアップメニューで、既存の設定のリストから設定を 1 つ選びます。

選択した設定は、「バッチ」ウインドウに新しいソースファイルを読み込むと、デフォルトの設定として表示されます。

デフォルトの書き出し先を変更するには
  • 「デフォルトの書き出し先」ポップアップメニューで、既存の書き出し先のリストから書き出し先を 1 つ選びます。

選択した書き出し先は、「バッチ」ウインドウに新しいソースファイルを読み込むと、デフォルトの書き出し先として表示されます。

起動時に「Compressor」でバッチ・テンプレート・セレクタを表示するかどうかを指定するには
  • 起動時にバッチ・テンプレート・セレクタを表示するときは、「テンプレートセレクタを表示」を選択します。

  • 起動時にバッチ・テンプレート・セレクタを表示しないときは、「空のテンプレートを使用」を選択します。

「Share Monitor」を実行するほかのコンピュータでこのコンピュータのジョブの状況を表示できるようにするかどうかを指定するには
  • 「Share Monitor」を実行するリモートコンピュータでこのコンピュータのジョブの状況をモニタできるようにするには、「ほかのコンピュータからの接続を許可」を選択します。

    リモートコンピュータ側で知る必要があるのは、このコンピュータの IP アドレスまたはホスト名です。(パスワードはありません。)

リモート・ホスト・コンピュータの IP アドレスまたは範囲を入力するには
  1. 「Compressor」環境設定ウインドウの下部にある追加(+)をクリックします。

    ホスト・アドレス・ダイアログが表示されます。

    Figure. Host address dialog.
  2. ホスト・アドレス・ダイアログで以下のいずれかを実行します:

    • 「ホスト」を選択し、「ホスト名」および「IP アドレス」フィールドに入力して、「ホストを追加」をクリックします。

      メモ: または、ホスト名または IP アドレスのみを入力して、Tab キーを押します。対応するホスト名または IP アドレスが見つかった場合は、その値がフィールドに自動的に入力されます。

    • 「ホスト IP アドレスの範囲」を選択し、範囲のフィールドを入力して、「範囲を追加」をクリックします。

    ホストまたはホストの範囲が、メインの「環境設定」ダイアログの「ホスト」テーブルに表示されます。

重要: 「Compressor」の環境設定に加えた変更は、「OK」をクリックするまで有効になりません。指定した変更を使用したくない場合は「キャンセル」をクリックします。