アスペクト比(Apple デバイス用)

「デバイス」ポップアップメニューでの選択内容によって、エンコードファイルの幅が決まります。「アスペクト比」ポップアップメニューでの選択内容によって、エンコードファイルの縦が決まります。「Compressor」は、その縦の長さに合うようにソースビデオを縦方向に拡大/縮小します。つまり、意図するアスペクト比に合わせて拡大/縮小されることを見込んで、ソースビデオはアナモフィックである必要があります(縦長に見えます)。ネイティブのアスペクト比以外のアスペクト比に設定されている非アナモフィックビデオは、エンコードファイルでは歪んで表示されます。

重要: ソースビデオがレターボックスの場合は、黒帯を含むビデオフレーム全体に適合するアスペクト比を使用します。使用しない場合、最終的な出力ファイルには歪みが見られます。自動クロップ機能を使えば、レターボックスの黒帯を切り取ることができます。詳細については、画角設定を追加するを参照してください。

各「デバイス」オプションの「アスペクト比」ポップアップメニューには以下のオプションが表示されます:

各オプションの出力メディアファイルの高さはそれぞれ異なります。たとえば、「iPod / iPhone(VGA)」設定の場合、「4:3」オプションでは 640×480 のファイルになり、「16:9」オプションでは 640×360 のファイルになります。

ソースのメディアファイルが DV NTSC または HDV のいずれかで、ソースのメディアファイルのアスペクト比が分からない場合は自動ボタンをクリックします。このオプションは、ソースのメディアファイルのアスペクト比を解析し、適切なピクセル値を判断します。