タイムラインを使う

「タイムライン」は「Motion」インターフェイスの中でも非常に柔軟で役に立つ要素であり、ここでプロジェクトのタイミングをすべて制御できます。複数のオブジェクトが同時に開始または終了するようにオブジェクトを一列に並べたり、オブジェクトを延長または短縮したり、クリップの使用する部分を変更したりする場合、必要なツールはすべて「タイムライン」に用意されています。

各オブジェクトを選択したフレームで開始して終了するように配置できます。さらに、複数のエフェクトを配置して同時に適用することも可能です。オブジェクトの継続時間を制御するだけでなく、ノンリニアビデオ編集アプリケーションと同様に、一般的なトリム操作を実行してオブジェクトを編集することもできます。

追加のコントロールを使って、マスク、フィルタ、ビヘイビア、キーフレーム、およびオーディオ要素を操作できます。「タイムライン」のルーラを使用すれば、エフェクトのタイミングとの同期を正確に制御できます。トラックをロックして変更できないようにしたり、オブジェクトを一時的に隠したり、オーディオとビデオのリンクを管理したりする機能もあります。

キャンバスの下部(「タイムライン」とツールバーの上)には、ミニタイムラインと呼ばれる「タイムライン」の簡略バージョンが表示されます。このミニタイムラインによって、選択しているオブジェクトがプロジェクト全体のどこにあるのかがすぐに分かります。また、ここにあるコントロールを使えば、タイミングパネルを開かなくても、移動、トリム、スリップなどの編集をすばやく実行できます。