「時間」パネル
「Motion」環境設定の「時間」パネルでは、プロジェクトで時間を表示する方法を設定したり、再生とキーフレームのオプションを選択したりできます。コントロールは、「時間表示」、「再生コントロール」、および「キーフレーミング」の 3 つに分類されています。
時間表示
「Motion」環境設定の「時間」パネルにあるこのセクションのコントロールで、Motion ツールバーのタイミング表示でのカウント方法を設定します。
時間の表示形式: 2 つの項目のポップアップメニューです:
フレーム: タイミング表示で、フレーム番号が大きくなっていきます。
タイムコード: タイミング表示で、8 桁のタイムコードを表示します。
フレーム番号: フレームの開始番号(0 または 1)を選択するポップアップメニューです。
再生コントロール
「Motion」環境設定の「時間」パネルにあるこれらの設定では、プロジェクトの再生方法を制御します。
時間表示のアップデート: このポップアップメニューでは、プロジェクト再生時の「タイムライン」のアップデート方法を設定します。以下のメニュー項目があります:
アップデートしない: 再生しても「タイムライン」は前に進みません。パフォーマンスが向上します。
ページ単位でジャンプ: 再生ヘッドが現在の「タイムライン」の最後に来ると、次のトラック領域にジャンプして進みます。
連続スクロール: 再生ヘッドは静止したまま、背後で「タイムライン」がスクロールします。
再生速度をプロジェクトフレームレートに制限: エフェクトの複雑度やコンピュータの処理能力に基づいて、できるだけ高速にプロジェクトを再生します。このチェックボックスを選択すると、再生速度がプロジェクトのフレームレートを超えることはありません。つまり、書き出したムービーが再生されるのと同じフレームレートでプロジェクトの再生を見ることができます。このチェックボックスの選択を解除すると、再生速度はプロセッサの性能にのみ制限されるため、プロジェクトのフレームレートよりも高速に再生される場合があります。
スクラブしながらオーディオをループ: このチェックボックスを選択すると、再生ヘッドをドラッグした部分のフレームのオーディオが繰り返し再生されます。チェックボックスの選択を解除すると、これらのフレームのオーディオは 1 回のみ再生されます。
キーフレーミング
「Motion」環境設定の「時間」パネルにあるこのセクションには、キーフレームを時間的にロックするためのコントロール、およびサブフレームのキーフレーム設定を有効にするためのコントロールがあります。
キーフレームエディタでキーフレームの時間をロック: このチェックボックスを選択すると、「キーフレームエディタ」でキーフレームの値を変更することはできますが、キーフレームを時間的に前後に移動することはできません。これにより、値を調整するときに、アニメーションのタイミングが変更されるのを防ぐことができます。
サブフレームのキーフレーミングを許可: このチェックボックスを選択すると、再生しながら記録するとき、または「キーフレームエディタ」で「キーフレーム変形」ツールを使って複数のキーフレームをまとめて調整するときに、アニメーションを滑らかに保つことができます。