「時間」パネル

「Motion」環境設定の「時間」パネルでは、プロジェクトで時間を表示する方法を設定したり、再生とキーフレームのオプションを選択したりできます。コントロールは、「時間表示」、「再生コントロール」、および「キーフレーミング」の 3 つに分類されています。

時間表示

「Motion」環境設定の「時間」パネルにあるこのセクションのコントロールで、Motion ツールバーのタイミング表示でのカウント方法を設定します。

再生コントロール

「Motion」環境設定の「時間」パネルにあるこれらの設定では、プロジェクトの再生方法を制御します。

  • オーディオ同期ができなかった場合: オーディオとビデオは常に同期するように再生されますが、プロジェクトが複雑だと、オーディオとビデオの両方をスムーズに再生できなくなるため、いずれかを犠牲にする必要があります。2 つのオプションのいずれかを選択します:
    • ビデオフレームをスキップ: オーディオは引き続き再生されますが、ビデオフレームは遅れないようにスキップされます。
    • オーディオ再生を一時停止: 再生中にオーディオ再生が一時的に中断されます。
  • 再生速度をプロジェクトフレームレートに制限: エフェクトの複雑度やコンピュータの処理能力に基づいて、できるだけ高速にプロジェクトを再生します。このチェックボックスを選択すると、再生速度がプロジェクトのフレームレートを超えることはありません。つまり、書き出したムービーが再生されるのと同じフレームレートでプロジェクトの再生を見ることができます。このチェックボックスの選択を解除すると、再生速度はプロセッサの性能にのみ制限されるため、プロジェクトのフレームレートよりも高速に再生される場合があります。
  • スクラブしながらオーディオをループ: このチェックボックスを選択すると、再生ヘッドをドラッグした部分のフレームのオーディオが繰り返し再生されます。チェックボックスの選択を解除すると、これらのフレームのオーディオは 1 回のみ再生されます。

キーフレーミング

「Motion」環境設定の「時間」パネルにあるこのセクションには、キーフレームを時間的にロックするためのコントロール、およびサブフレームのキーフレーム設定を有効にするためのコントロールがあります。

  • キーフレームエディタでキーフレームの時間をロック: このチェックボックスを選択すると、「キーフレームエディタ」でキーフレームの値を変更することはできますが、キーフレームを時間的に前後に移動することはできません。これにより、値を調整するときに、アニメーションのタイミングが変更されるのを防ぐことができます。
  • サブフレームのキーフレーミングを許可: このチェックボックスを選択すると、再生しながら記録するとき、または「キーフレームエディタ」で「キーフレーム変形」ツールを使って複数のキーフレームをまとめて調整するときに、アニメーションを滑らかに保つことができます。