「アピアランス」パネル
「Motion」環境設定ウインドウの「アピアランス」パネルには、「Motion」インターフェイスの視覚要素を制御する設定が含まれていて、「タイムライン」、キャンバス、「サムネールプレビュー」、および「ステータスバー」に分類されています。
タイムライン
「Motion」環境設定にある「アピアランス」パネルのこのセクションでは、「タイムライン」でオブジェクトを表すバーをどのように表示するかを選択できます。
タイムバー表示: 「タイムライン」の表示に関する次の 3 つのオプションがポップアップメニューに表示されます:
名前: 「タイムライン」のバーにはオブジェクト名のみが表示されます。
名前とサムネール: この設定はデフォルトです。「タイムライン」のバーには、オブジェクトの最初のフレームを表すアイコンに続いてオブジェクト名が表示されます。
フィルムストリップ: 「タイムライン」のバーには、連続するフレームのストリップが表示されます。名前のテキストは表示されません。サムネールまたは連続するフレームのストリップが表示されるのは、レイヤーのみ(シェイプ、イメージ、イメージシーケンス、テキストなど)です。カメラ、ライト、ビヘイビアなどのオブジェクトには、サムネールが表示されません。
キャンバス
「Motion」環境設定にある「アピアランス」パネルのこのセクションには、キャンバスのエッジを越えるオブジェクトの不透明度を制御する設定があります。
全体表示の不透明度: 「表示」メニューの「表示領域をすべて表示」が有効になっている場合、このスライダにより、キャンバスの端を越えて背景まで伸びるレイヤーの部分の不透明度が制御されます。100 %に設定すると、レイヤーは透明です。0 %に設定すると、レイヤーは完全に不透明です。
サムネールプレビュー
「Motion」の「レイヤー」リストにサムネールを表示すると、そのウインドウで選択している項目の情報が得られるため便利です。部分的に透明な項目(アルファチャンネルが含まれている項目)に、イメージの背景を設定できます。
背景: サムネールの背景用の 2 つのオプションが表示されるポップアップメニューです:
チェッカーボード: 透明のピクセルが表示される部分にチェッカーボードのパターンが表示されます。
カラー: 透明のピクセルが表示される部分に単色が表示されます。
「背景」のカラーウェル: 「背景」ポップアップメニューから「カラー」を選択すると、このカラーウェルで、Mac OS X の「カラー」ウインドウまたは Motion ポップアップ・カラー・パレットから新しい背景色を選択できます。
ステータスバー
ステータスバーは、「Motion」のワークスペース内でキャンバスとプロジェクトのタイトルバーの間にある領域です。以下の設定を使用して、ステータスバーに表示される情報をカスタマイズできます。
動的ツール情報: このチェックボックスを選択すると、オンスクリーンコントロールを使ってオブジェクトを調整するときに変形情報がリアルタイムで表示されます。たとえば、キャンバスでオブジェクトを回転させると、元の回転の値と現在の変更角度がステータスバーに表示されます。
カラー: このチェックボックスを入にすると、ポインタを置いている部分のピクセルの色の値が表示されます。色は「表示色」ポップアップメニューで選択したフォーマットで表示されます。
座標: このチェックボックスを入にすると、現在のポインタ位置の X 座標と Y 座標が表示されます。
フレームレート(再生時のみ): このチェックボックスを入にすると、再生中にプロジェクトのフレームレートが表示されます。プロジェクトの再生中以外は、何も表示されません。
表示色: 「カラー」チェックボックスが選択されているときはこのポップアップメニューを使用して、色データを表示するスタイルを 3 つのオプションから選択します。
RGB: この設定では、各ピクセルの赤、緑、青、アルファ値が 0 〜 1 の範囲で表示されます。ただし、スーパーホワイトの値は 0 〜 1 の範囲を超えることがあります。
RGB(パーセント): この設定では、各ピクセルの赤、緑、青、およびアルファの値が 1 〜 100(パーセント)で表示されます。
HSV: この設定では、ヒュー、サチュレーション、値(ブライトネス)で色が表示されます。ヒューは 1 〜 360 のパーセント、サチュレーションと値は 1 〜 100 度です。アルファも 1 〜 100 度で表示されます。