「スタビライズ解除」のワークフロー

このセクションでは、「スタビライズ解除」ビヘイビアを使用して、カメラの振動や動きを終了したクリップに再適用する方法の一般的な概要を説明します。

「スタビライズ解除」ビヘイビアの唯一の機能は、「スタビライズ」ビヘイビアによって記録された動きをクリップまたはオブジェクトに適用することです。これにより、背景のクリップのカメラの動きを前景要素に一致させたり、スタビライズされたクリップをスタビライズ解除したりすることができます。

メモ: 「スタビライズ解除」ビヘイビアを使用するためには、記録されたモーションデータを持つ「スタビライズ」ビヘイビアがプロジェクトに含まれている必要があります。

「スタビライズ解除」ビヘイビアを使用するには
  1. スタビライズ解除するオブジェクトを選択し、ツールバーの「ビヘイビアを追加」ポップアップメニューから「モーショントラッキング」>「スタビライズ解除」と選択します。

    ビヘイビアが追加されます。(解析を終えた)「スタビライズ」ビヘイビアがプロジェクト内にある場合、スタビライズデータが「スタビライズ解除」ビヘイビアに適用されます。

  2. 自動的に選択された「スタビライズ」ビヘイビアを使用したくない場合は、以下のいずれかの操作を実行します:

    • HUD または「ビヘイビア」インスペクタで、「ソース」ウェルの右側にある「アクション」ポップアップメニューから「スタビライズ」ビヘイビアを選択します。

    • 解析済みのトラッキングビヘイビアを、HUD または「ビヘイビア」インスペクタにある「ソース」ウェルにドラッグします。

    動きが適用先オブジェクトに適用されます。