「タイリング」フィルタ

「タイリング」フィルタは、モザイク状に並べられたシェイプを使って、単純なものから複雑なものまでの幾何学模様を作り出します。

万華鏡

万華鏡を通してイメージを見た状態のエフェクトをシミュレーションします。自動的にはアニメートされませんが、「オフセットの角度」パラメータをアニメートすることにより、万華鏡を回してイメージパターンを回転させるようなエフェクトのシミュレーションを行うことができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Kaleidoscope filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 万華鏡の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • セグメントの角度: 各三角形タイルの頂点での角度を設定します。オンスクリーンコントロールの外側のハンドルをドラッグすると、この値が調整されます。
  • オフセットの角度: 万華鏡全体の回転を設定します。値の範囲は、0 〜 360 です。オンスクリーンコントロールの内側のハンドル(中心と外側のハンドルの間)をドラッグすると、この値が調整されます。
  • 部分セグメント: 部分セグメントを万華鏡の半径に合わせるかどうかを設定します。「部分セグメント」の選択を解除すると、万華鏡の半径方向に同じサイズのファセット(切り子面)をマップするためにセグメントが変形されることがあります。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: セグメントの角度 および オフセットの角度.

カレイドタイル

長方形のファセットを持つ万華鏡でのぞいた状態をシミュレートします。このフィルタは自動的にはアニメートされませんが、「角度」パラメータをアニメートすることにより、万華鏡を回してイメージパターンを回転させるようなエフェクトのシミュレーションを行うことができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Kaleidotile filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: カレイドタイルエフェクトの起点を設定します。オンスクリーンコントロール(ボックス)の中心をドラッグすると、キャンバスでこの値が調整されます。
  • 幅: カレイドタイルエフェクトの反射像の小面の幅を設定します。オンスクリーンコントロールの右または左の中心のハンドルをドラッグすると、この値が調整されます。コーナーハンドルをドラッグすると、「幅」および「高さ」パラメータが同時に調整されます。
  • 高さ: 反射像の各小面の高さを設定します。オンスクリーンコントロールの上または下の中心のハンドルをドラッグすると、この値が調整されます。コーナーハンドルをドラッグすると、「高さ」および「幅」パラメータが同時に調整されます。
  • 角度: 反射像の小面の回転角を設定します。コーナーハンドルを弧を描くようにドラッグすると、この値が調整されます。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 幅, 高さ, および 角度.

オフセット

オブジェクトをタイルとして扱い、横および縦の起点をオフセットしながらも、オブジェクト全体を表示します。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Offset filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 横オフセット: オブジェクトの横方向でのオフセットを設定します。
  • 縦オフセット: オブジェクトの縦方向でのオフセットを設定します。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 横オフセット および 縦オフセット.

平行四辺形タイル

平行四辺形のファセットを持つ万華鏡でのぞいた状態をシミュレートします。このフィルタは自動的にはアニメートされませんが、「角度」パラメータをアニメートすることにより、万華鏡を回してイメージパターンを回転させるようなエフェクトのシミュレーションを行うことができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Parallelogram Tile filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 平行四辺形タイルのエフェクトの起点の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 角度: 反射像の小面の回転角を設定します。
  • 鋭角: 平行四辺形の 2 辺がなす鋭角を設定します。
  • タイルサイズ: 反射像の小面のサイズを設定します。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 角度, 鋭角, および タイルサイズ.

変形タイル

イメージを無限にタイルし、シミュレーションによる 3 次元空間の格子の上にマップします。「変形タイル」を使うと、遠くまで広がっていくビデオの壁が無限に繰り返されます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Perspective Tile filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 左上: 格子の左上隅の位置を設定します。オンスクリーンコントロールのハンドルをドラッグすると、右と左のタイル値が調整されます。
  • 右上: 格子の右上隅の位置を設定します。
  • 右下: 格子の右下隅の位置を設定します。
  • 左下: 格子の左下隅の位置を設定します。

    メモ: オンスクリーンコントロールのハンドルをドラッグすると、「左上」、「右上」、「右下」、「左下」値が調整されます。

  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

なし.

ランダムタイル

円形パネルにイメージを不規則なパターンでタイル状に並べます。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Random Tile filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: タイルが生成されるオブジェクトの中心点を設定します。値は座標で表されます。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: 各タイルの半径を設定します。
  • ぼかし: 各タイルのエッジに適用するぼかしの量を設定します。
  • シード: タイルを配置したり重ねたりする際にシードとして使う数を設定します。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径, ぼかし, および シード.

タイル

イメージをタイル状に並べます。タイルの数は、「調整」パラメータの値によって決まります。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Tile filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: タイルのエフェクトの起点の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • ゆがみ: タイルに適用する歪みの程度を設定します。
  • 調整: タイルの調整の度合いを設定します。
  • ストレッチ: 縦方向に引き伸ばす量を設定します。
  • 角度: タイルの回転角を設定します。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: ゆがみ, 調整, ストレッチ, および 角度.

三角タイル

イメージを三角形のパネルでタイル状に並べます。効果としては、「万華鏡」フィルタに似ています。このフィルタは自動的にはアニメートされませんが、「角度」パラメータをアニメートすることにより、万華鏡を回してイメージパターンを回転させるようなエフェクトのシミュレーションを行うことができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Triangle Tile filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: タイルのエフェクトの起点を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 角度: 三角形の回転角を設定します。
  • タイルサイズ: 三角形のサイズを設定します。
  • ミックス: 元のイメージとフィルタを適用したイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 角度 および タイルサイズ.