「ディストーション」フィルタ

「ディストーション」フィルタは、オブジェクトのシェイプを変更するのに使用され、あらゆる方向に歪めたり、ねじったり、引っ張ったりすることができます。

ブラックホール

イメージの一部を特定の中心点に向けて吸い込むように消滅させ、さらに、上、下、および両側面を内側に曲げて、イメージをゆがませます。「量」パラメータの値を大きくすると、各サイドの曲がり具合が大きくなり、イメージが中心点に向けて消滅する割合も大きくなります。「ポーク」フィルタにも同じような効果がありますが、こちらのフィルタではイメージが消滅しません。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Black Hole filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 「ブラックホール」の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 量: オブジェクトを引き寄せる力の強さを設定します。値の範囲は、0(引力なし)〜 1000(オブジェクト全体がブラックホールに引き込まれる)です。

    メモ: 大きなイメージの場合、「ブラックホール」の中心に完全に引き込めない場合があります。

  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 量.

バルジ

あたかも何かに後ろから押されて外側に膨らんでいるかのように、イメージを変形します。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Bulge filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 膨らみの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 量: 膨らみの程度を設定します。
  • 調整: 突き出す方向と比率を設定します。値を低くするとイメージが手前側に突き出して見え、高くすると後方側に突き出して見えます。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 量 および 調整.

バンプマップ

凹凸のパターンを決めるソースのオブジェクトを用いて、あるオブジェクトを変形するもので、変位の程度を制御するパラメータがあります。ソースのオブジェクトとしては、どんなイメージ、ムービー、またはシェイプでも使うことができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Bump Map filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • マップイメージ: 選択したマップのサムネールを表示します。マップイメージを追加したり、現在のマップイメージを置き換えたりするには、オブジェクト(イメージ、シェイプ、テキストなど)をウェルにドラッグします。「マップイメージ」ウェルにオブジェクトを追加する方法については、「ソースウェル」を参照してください。
  • 方向: 「コントロール」ポップアップメニューが「方向と量」に設定されている場合は、バンプマップの凹凸の角度を設定します。
  • 適応量: 「コントロール」ポップアップメニューが「方向と量」に設定されている場合は、バンプマップの凹凸の程度を設定します。正の値では押し上げられ、負の値では押し下げられます。
  • 左右に縮小/拡大: 「コントロール」ポップアップメニューが「水平方向と垂直方向に縮小/拡大」に設定されているときに、マップオブジェクトの横方向の縮小/拡大率を設定します。
  • 上下に縮小/拡大: 「コントロール」ポップアップメニューが「水平方向と垂直方向に縮小/拡大」に設定されているときに、マップオブジェクトの縦方向の縮小/拡大率を設定します。
  • エッジの繰り返し: オブジェクトのエッジを繰り返すかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: マップイメージ, 方向, および 適応量.

ディスクワープ

イメージの中の、円形の領域の周辺で、イメージを外側に引き伸ばします。円の半径が大きくなるにつれて、イメージが外側へ押し曲げられるゆがみの程度が、強くなります。処理後の円盤の色は、その中心位置のピクセルの色の値によって決まります。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Disc Warp filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 円盤の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: 円盤のサイズを設定します。オンスクリーンコントロールの外側の円をドラッグすると、キャンバスで「半径」値が調整されます。
  • クロップ: オブジェクトを元の境界で切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径.

ドロップレット

水たまりの水面に水滴が落ちたようなエフェクトをシミュレーションするもので、イメージは波紋に置き換えられます。このフィルタは、自動的にはアニメートされませんが、「太さ」パラメータをアニメートすることにより、中心から波紋が広がるようなエフェクトを作り出すことができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Droplet filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: ドロップレットエフェクトの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: ドロップレットエフェクトの半径を設定します。オンスクリーンコントロールの内側の円をドラッグすると、キャンバスで「半径」値が調整されます。内側と外側の円の間をドラッグすると、「半径」パラメータと「太さ」パラメータが同時に調整されます。
  • 太さ: ドロップレットの波紋の幅を設定します。オンスクリーンコントロールの外側の円をドラッグすると、キャンバスで「レンズの厚み」値が調整されます。内側と外側の円の間をドラッグすると、「太さ」パラメータと「半径」パラメータが同時に調整されます。
  • 高さ: ドロップレットの波紋の高さを設定します。
  • クロップ: オブジェクトを元の境界で切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径, 太さ, および 高さ.

地震

地震で揺れているように位置を修正して、アニメーションによる変位をオブジェクトに作り出します。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Earthquake filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • ねじれ: 変位におけるオブジェクトの回転量を設定します。
  • 横揺れ: 横方向のイメージの最大変位量を設定します。
  • 縦揺れ: 縦方向のイメージの最大変位量を設定します。
  • レイヤー: 元のオブジェクトのコピーが重ねられる数を設定します。値を大きくするほど、モーションブラーの効果が出ます。
  • 震源: 地震の中心位置を設定します。ここを中心にしてツイストが発生します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで「震源」値が調整されます。
  • ランダムシード: フィルタで変更されるフレームを決めるために使用するランダムシードの値を設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: ねじれ, 横揺れ, 縦揺れ, レイヤー, および ランダムシード.

魚眼

魚眼レンズを通して見たかのように、オブジェクトをゆがめます。結果は、樽型歪曲という、超広角のゆがみのエフェクトになります。

「魚眼」フィルタを使って「適応量」を適当に負の値にすると、広角レンズで撮影したイメージに生じる樽型歪曲のエフェクトが得られます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Fisheye filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 半径: 魚眼レンズエフェクトの半径を設定します。
  • 適応量: ゆがみの量と性質を設定します。値を低くすると凹面にゆがみ、高くすると凸面にゆがみます。
  • 中心: 魚眼エフェクトの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径 および 適応量.

上下/左右反転

イメージを、上下、左右、または上下左右に、反転します。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Flop filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • ミックス: 元のイメージと反転したイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 上下/左右反転.

びっくりハウス

遊園地のびっくりハウスにあるような、不自然な形の鏡によって生じる、像のゆがみのシミュレーションを行います。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Fun House filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: びっくりハウスの鏡の、中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 幅: びっくりハウスの鏡の幅を設定します。
  • 量: びっくりハウスの鏡のゆがみの程度を設定します。
  • 角度: びっくりハウスの鏡の、据え付けの角度を設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 幅, 量, および 角度.

ガラスブロック

オブジェクトを一連のタイルに切り分け、各タイルの中を部分的なイメージでオフセットして、模様のような複製のエフェクトを作り出します。タイルの数や、各タイルがオフセットされる量を、調整することができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Glass Block filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: ガラスブロックエフェクトの起点の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 調整: 複製された部分の縮尺を設定します。
  • 角度: 複製した部分を抽出する際のオフセット角を設定します。
  • タイルサイズ: ガラスブロックのサイズを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 調整, 角度, および タイルサイズ.

ガラスディストーション

シミュレーションによって、ガラスの破片を通して見たように、オブジェクトを変形するエフェクトを作り出します。イメージウェルでは、ガラスの模様として使うオブジェクトを割り当てることができ、そのオブジェクトには、どのようなイメージ、ムービー、またはシェイプでも使うことができます。その他のパラメータでは、ゆがみの大きさや量を制御できます。

「ガラスディストーション」のフィルタを最初に適用した時点では、「入力を歪める」ウェルに真っ黒のイメージが適用されているかのような動作になり、結果として、対象のオブジェクトは変形されません。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Glass Distortion filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: ガラスディストーションの並びの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 入力を歪める: 選択したイメージマップのサムネールを表示します。「入力を歪める」ウェルにオブジェクトを追加する方法については、「ソースウェル」を参照してください。
  • 合わせる: マップイメージの相対的な大きさを設定します。
  • X 方向: マップイメージの水平方向の縮小/拡大を設定します(「合わせる」チェックボックスの選択が解除されている場合)。
  • Y 方向: マップイメージの垂直方向の縮小/拡大を設定します(「合わせる」チェックボックスの選択が解除されている場合)。
  • 量: オフセットの量を設定します。
  • 柔らかさ: マップイメージに適用するブラーの度合いを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 合わせる, X 方向, Y 方向, 量, および 柔らかさ.

複眼

六角形のディストーションパターンでイメージを敷き詰め、昆虫の視点を模倣します。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Insect Eye filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • サイズ: 六角形のサイズをピクセル単位で設定します。
  • 屈折: それぞれの六角形に適用するディストーションの量を設定します。
  • 境界のサイズ: 六角形の境界の幅をピクセル単位で設定します。
  • 境界のカラー: 六角形の境界の色を選びます。開閉用三角ボタンを使って「赤」、「緑」、および「青」の各スライダを表示し、色を正確に選ぶことができます。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: サイズ, 屈折, 境界のサイズ, および 境界のカラー.

鏡像

イメージを縦に半分に分割し、半分を反転して、反射の像を作り出します。分割の中心点と反射の角度を、調整することができます。このフィルタは、1980 年代のミュージックビデオで用いられていた魅力的な表現を再現するのに最適です。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Mirror filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 鏡像の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 角度: 鏡像の向きの角度を設定します。
  • 縁のピクセルを繰り返す: 「中心」または「角度」、あるいはその両方のパラメータが中心からオフセットされているときは、縁のピクセルが繰り返されてシェイプの残りの部分が埋められます。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 角度.

ページめくり

ページがキャンバスの左上隅から右下隅にめくられるように、イメージをアニメートします。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Page Curl filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 角度: ページめくりの角度を指定します。または、「角度」オンスクリーンコントロール(中心の円と矢印の間にある小さい円)と「回転」コントロール(矢印)を使用することで、ページめくりの方向が設定されます。たとえば、「角度」値が 180 度の場合、ページめくりはイメージの右端で始まります。
  • 回転: ページめくりの回転を指定します。または、「回転」オンスクリーンコントロール(中心の円と矢印の間にある小さい円)と「角度」コントロール(矢印)を使用することで、ページめくりの方向が設定されます。たとえば、「角度」を 180 度に設定し、「回転」を 130 度に設定すると、ページめくりはイメージの右上隅で始まります。
  • 半径: ページめくりのサイズを指定します。値が大きいほど、ページめくりがゆっくりになります。
  • フェードアウト: ページめくりアニメーションに対するイメージの透明度を定義します。1 に設定すると、イメージはアニメーション全体を通して不透明です。100 に設定すると、イメージはアニメーションの最後まで透明です。
  • シャドウ: イメージのめくれる部分の下に表示される影の暗さを制御します。
  • ハイライト色: ページの背面のハイライト色を指定します。
  • 背景色: ページの背面の色と不透明度を指定します。
  • アニメート: ページめくりエフェクトのアニメーションのオン/オフを切り替えます。
  • パーセント: 「アニメーション」チェックボックスの選択が解除されているときに、静止画像のページめくりの量を定義します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 方向, 角度, 回転, 半径, フェードアウト, シャドウ, ハイライト色, 背景色, アニメート, および パーセント.

ポーク

上、下、両側面を内側に曲げることによってイメージを歪ませ、特定の中心点でオブジェクトをキャンバスに押し出すように見せます。「量」パラメータの値が大きいほど、サイドが内側に大きく曲がるようになります。「ブラックホール」フィルタでも同じような効果が得られますが、イメージの一部が中心で消えます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Poke filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 突いた跡の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: ポークエフェクトの半径を設定します。値が高いほど、表示されるイメージが小さくなります。「調整」に 0 より大きい値を設定しなければ、「半径」パラメータは効果を現しません。
  • 調整: ゆがみの大きさを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径 および 調整.

極座標

イメージを直交座標から極座標に、またはその逆に変換します。

Figure. Canvas showing before and after effect of Polar filter.

ヒント: 「ストライプ」ジェネレータや「チェッカーボード」ジェネレータなど、横線や縦線が含まれるオブジェクトに使用すると効果的です。「ラインスクリーン」フィルタやその他の関連フィルタを追加することによって、どんなイメージでも同様の効果を作り出せます。

Figure. Canvas showing before and after effects of Polar filter on checkerboard and stripes generators.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 極座標から直交座標または直交座標から極座標へのゆがみの中心点を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 極座標から直交座標に: イメージに極座標から直交座標への歪みを適用します。このチェックボックスの選択を解除すると、直交座標から極座標への歪みが適用されます。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 極座標から直交座標に.

屈折

イメージにガラスのようなディストーションエフェクトを生み出します。オプションで等高マップを指定できます。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Refraction filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 柔らかさ: 屈折させたエッジに適用する柔らかさの程度を設定します。
  • 屈折: イメージをゆがませる量を設定します。
  • 等高マップ: 選択した等高マップのサムネールを表示します。等高マップは、イメージを屈折させる際のエッジを規定します。「等高マップ」ウェルにオブジェクトを追加する方法については、「ソースウェル」を参照してください。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 柔らかさ, 屈折, 等高マップ, および マップチャンネル.

リング状レンズ

イメージの上に輪の形をした歪みを作り出して、ドーナツのような膨らみを作ります。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Ring Lens filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: レンズの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: リングの半径を設定します。オンスクリーンコントロールの内側の円をドラッグすると、キャンバスで「半径」値が調整されます。内側と外側の円の間をドラッグすると、「半径」パラメータと「太さ」パラメータが同時に調整されます。
  • 太さ: リングの厚みを半径に対する比率としてパーセントで設定します。値の範囲は、0(厚みなし)〜 1.00(リング状レンズ中央の穴なし)です。オンスクリーンコントロールの外側の円をドラッグすると、キャンバスで「レンズの厚み」値が調整されます。内側と外側の円の間をドラッグすると、「太さ」パラメータと「半径」パラメータが同時に調整されます。
  • 屈折: レンズの屈折の強さを設定します。
  • クロップ: オブジェクトを元の境界で切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径, 太さ, および 屈折.

波紋

オブジェクトの表面で、波紋をアニメートします。このフィルタでは、自動的にアニメーションが行われ、適用先のイメージの表面に、波立つようなエフェクトが作り出されます。振幅を調整して、波紋のエフェクトを増減することができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Ripple filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: エフェクトの起点の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 波高: 波の間隔を設定します。
  • クロップ: オブジェクトを元の境界で切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 波高.

スクレイプ

「回転」パラメータに指定した角度で、イメージが擦り付けたように変形されます。「スクレイプ」のエフェクトは、中心点から始まり、オブジェクトのエッジまで続きます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Scrape filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: スクレイプの中心位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 回転: スクレイプの回転角を設定します。キャンバスで「回転」の値を調整するには、オンスクリーンコントロールの外側のハンドルをドラッグします。
  • 量: スクレイプ範囲に広がるピクセル数のしだいに変化する量を設定します。値の範囲は、0(非常に緩やか)〜 200(ハードエッジ)です。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 回転 および 量.

シミュレーションによって、イメージで球体を包んだようなエフェクトを作り出します。このフィルタを使用すると、マップのイメージを地球の形に変えることができます。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Sphere filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: 球の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: 球の半径を設定します。
  • クロップ: オブジェクトを元の境界で切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径.

スターバースト

オブジェクトの中心から、単色の光線を放射します。色は、選択した中心点の周辺でのピクセル値から引き出され、色の種類の数は、「半径」パラメータによって決まります。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Starburst filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: スターバーストの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 半径: 光線の色を決めるための、ピクセル抽出部分の半径を設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 半径.

ストライプ

イメージを一連の縦縞模様に変えます。生成される縞模様の角度を、「角度」パラメータで変更することができます。ストライプカラーは、「角度」パラメータで指定した角度で中心点を通るラインに沿ったピクセル値から導き出されます。色の配分は「オフセット」パラメータによって決まります。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Stripes filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: ストライプエフェクトの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 角度: 縞模様の角度を設定します。オンスクリーンコントロールの外側のハンドルをドラッグすると、キャンバスで「角度」値が調整されます。
  • オフセット: ピクセルカラー値の抽出の際の、ピクセル抽出の角度を設定します。
  • ミックス: 元のイメージと縞模様のイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 角度 および オフセット.

ターゲット

「中心」の値で決まる点から外側に向かって、同心円状の帯を描きます。「ターゲット」の色は、選択した中心点の周辺でのピクセル値から引き出され、色の配分は、「角度」パラメータによって決まります。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Target filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 中心: ターゲットの中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • 角度: ターゲットの同心円の帯のピクセルを選択するのに使用する線の角度を設定します。オンスクリーンコントロールの外側のハンドルをドラッグすると、キャンバスで「角度」値が調整されます。
  • クロップ: イメージの元の枠線からはみ出した部分を切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 角度.

渦巻き

フォークでスパゲッティを巻き取るように、イメージをくるくると回します。イメージは、左右から中心に向かって、引き伸ばされて渦を描くように見えます。渦巻きの量は、「渦」パラメータによって決まります。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Twirl filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 適応量: 渦の半径を設定します。値を大きくすると、イメージに与える影響が大きくなります。値の範囲は、0(イメージに与える影響なし)〜 1.00(イメージに与える影響の量が最大)です。オンスクリーンコントロールの外側の円をドラッグすると、キャンバスで量が調整されます。
  • 渦巻き: ねじれの量を設定します。オンスクリーンコントロールのハンドルをドラッグすると、キャンバスで「渦」値が調整されます。
  • 中心: 渦の中心の位置を設定します。「中心」オンスクリーンコントロールをドラッグすると、キャンバスで値が調整されます。
  • クロップ: オブジェクトを元の境界で切り取るかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと渦巻状のイメージをブレンドする割合を設定します。
  • OSC を公開: 「Final Cut Pro X」にフィルタのオンスクリーンコントロールを公開します。「Final Cut Pro」で使うコンテンツの作成について詳しくは、「Final Cut Pro X 用のテンプレートを作成する」を参照してください。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 適応量 および 渦巻き.

水中

イメージに歪んだアニメーションを適用して、水を通して見た眺めをシミュレーションします。3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Underwater filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • サイズ: 水中の波紋のサイズを設定します。値が小さいほど、水のシミュレーションに現れる波紋が多くなります。
  • 速度: 歪みをアニメートする速度を設定します。
  • 屈折: イメージをゆがませる量を設定します。
  • エッジの繰り返し: オブジェクトのエッジを繰り返すかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: サイズ, 速度, および 屈折.

イメージを歪めて、波打つ様子をシミュレーションします。「波」フィルタは自動的にはアニメートされませんが、「オフセット」パラメータをアニメートすることにより、波打つようなエフェクトを作り出すことができます。

パラメータのアニメーションについて詳しくは、「「パラメータ」ビヘイビア」を参照してください。

3D グループはこのフィルタによってラスタライズされます。ラスタライズについて詳しくは、「ラスタライズについて」を参照してください。

Figure. Canvas showing effect of the Wave filter.
「インスペクタ」のパラメータ
  • 波高: 波の振幅を設定します。
  • 波長: 波の長さを設定します。
  • オフセット: 波のオフセットを設定します。
  • 垂直: 波が、縦に進むか、横に進むかを設定します。
  • エッジの繰り返し: オブジェクトのエッジを繰り返すかどうかを設定します。
  • ミックス: 元のイメージと歪んだイメージをブレンドする割合を設定します。
HUD コントロール

HUD には以下のコントロールがあります: 波高, 波長, オフセット, および 垂直.