ジェネレータについて

ジェネレータもほかのファイルと同様に、「ライブラリ」からプロジェクトにドラッグして追加できます。また、ツールバーの「ジェネレータを追加」ポップアップメニューからジェネレータを適用することもできます。ジェネレータを追加すると、「レイヤー」リスト(および「タイムライン」)のレイヤーになり、キャンバスに表示されます。デフォルトでプロジェクトと同じ継続時間とサイズにジェネレータが設定されます。たとえば、NTSC D1 プロジェクトで作業しているときにジェネレータを追加すると、ジェネレータが 720 × 486(.90)ピクセルのアスペクト比になります。

ジェネレータを追加した後でプリセット値を変更できます。また、ジェネレータがアニメーションまたは静止画像のいずれであっても、ほとんどのパラメータをアニメートすることができます。変更したジェネレータは、後で使うために「ライブラリ」に保存できます。

メモ: ジェネレータの継続時間は「Motion」の環境設定にある「プロジェクト」の設定によって異なります。「レイヤーの作成位置」が「プロジェクトの先頭」に設定されている場合は、ジェネレータを追加したときの再生ヘッドの位置には関係なく、プロジェクトの先頭のフレームからジェネレータが開始します。「現在のフレーム」に設定されている場合は、再生ヘッドがあるフレームからジェネレータが開始します。

「Motion」のほかのオブジェクトと同様に、ジェネレータも移動、回転、複製、コピー&ペースト、およびアニメートすることができます。「レイヤー」リストでジェネレータの順序を変えたり、ブレンドモードを変更したりすることもできます。また、ほかのオブジェクト同様に、ジェネレータにビヘイビアを適用したり、ジェネレータの個々のパラメータにパラメータビヘイビアを適用したりすることも可能です。さらに、ジェネレータにフィルタを適用することや、ジェネレータをパーティクルセルまたはリプリケータセルのソースとして使用することもできます。

すべてのジェネレータは同じ方法で変更、アニメーション、および保存できます。ジェネレータの効果を知るには、実際にパラメータを試してみるのが一番です。

以下のセクションでは、ジェネレータのタイプ、プロジェクトにジェネレータを追加する方法、ジェネレータを変更およびアニメートする方法、および変更したジェネレータを「ライブラリ」に保存する方法を説明します。また、パラメータビヘイビアをジェネレータに適用する方法についても説明します。

ジェネレータの編集およびアニメーションの例については、「ジェネレータを編集する」を参照してください。

ジェネレータにビヘイビアを適用する例については、「ジェネレータにビヘイビアを適用する」を参照してください。

メモ: 解像度が大きくレンダリング品質が高く設定されたプロジェクトでジェネレータを使うと、パフォーマンスが大幅に下がるおそれがあります。

ジェネレータ・タイプ

「ライブラリ」にあるジェネレータには、「ジェネレータ」と「テキストジェネレータ」の 2 つのカテゴリがあります。「ジェネレータ」カテゴリには、「チェッカーボード」ジェネレータなどの静止したイメージと、「雲」ジェネレータのようにデフォルトでアニメートされるイメージが含まれます。静止したジェネレータは、デフォルトではアニメートされませんが、パラメータにキーフレームを設定すれば、アニメーションのパターンを作成できます。すべてのテキストジェネレータがアニメートされます。ジェネレータをそのまま使うことも、設定を変更して別のエフェクトを作成することもできます。

メモ: 「不透明度」と「ブレンドモード」のコントロールは、ジェネレータの HUD に表示されます。「Motion」のすべてのオブジェクトと同じように、ジェネレータの「不透明度」および「ブレンドモード」パラメータは「情報」インスペクタでも変更できます。

通常、インスペクタのスライダは特定の範囲に限られていますが、手動で値スライダの右の数値フィールドに入力すれば、この範囲外の値でも入力できます。