「テキストをスクロール」ビヘイビアを使うと、スクロールまたはクロールするテキストを作成できます。「テキストをスクロール」はシェイプやイメージなどのほかのオブジェクトにも適用できるので、調和感のあるクレジットやプロローグなどを作成できます。
読み込んだテキスト(RTF または TXT ファイル)または「Motion」内で作成したテキストに「テキストをスクロール」ビヘイビアを適用すると、「ビヘイビア」インスペクタで「スクロール方向」がデフォルトで「垂直」に設定され、「テキスト」インスペクタの「レイアウト」パネルで「レイアウト方法」が「スクロール」に設定されます。「スクロール方向」を「水平」に設定すると、「テキスト」インスペクタの「レイアウト」パネルで「レイアウト方法」が「クロール」に設定されます。「テキストをスクロール」ビヘイビアがテキストに適用されて有効になっているときは、「ビヘイビア」インスペクタで「レイアウトの書き換えを許可」チェックボックスを選択した場合を除いて、「レイアウト方法」パラメータは変更できません。
メモ: レイアウト方法が「スクロール」または「クロール」のときに、「グリフを変形」ツールは使用できません。
アニメートするオブジェクトに「テキストアニメーション」ビヘイビアカテゴリの「テキストをスクロール」ビヘイビアを適用します。
テキストビヘイビアの適用方法については、「テキストビヘイビアを適用する」を参照してください。
デフォルトで「スクロール方向」が「垂直」に設定され、「オフスクリーンを開始」チェックボックスが選択されるので、オブジェクトがスクロールを開始するためにキャンバスより下に移動します。スクロールの方向、位置、および速度は「インスペクタ」または HUD で変更できます。
再生ボタンをクリックします。
オブジェクトがキャンバス内を上方向にスクロールします。
テキストを編集する場合は、キャンバス内でテキストをダブルクリックします。
テキストのスクロールが停止し、テキストの上端にルーラが表示されて、スクロールコントロールがテキストの右端に表示されます。再生を続けるには、Esc キーを押すか、「レイヤー」リストまたは「タイムライン」のレイヤーリストの空白の領域をクリックして、テキストの選択を解除します。
スクロールコントロールについて詳しくは、「「レイアウト」パネルの一般的なテキストコントロール」を参照してください。
スクロールをカスタマイズする場合は、「ビヘイビア」インスペクタでパラメータを調整します。
「テキストをスクロール」ビヘイビアのパラメータについて詳しくは、「「テキストをスクロール」のコントロール」を参照してください。
アニメートするオブジェクトに「テキストアニメーション」ビヘイビアカテゴリの「テキストをスクロール」ビヘイビアを適用します。
テキストビヘイビアの適用方法については、「テキストビヘイビアを適用する」を参照してください。
「スクロールテキスト」HUD または「ビヘイビア」インスペクタで、「スクロール方向」ポップアップメニューから「水平」を選択します。
デフォルトで「オフスクリーンを開始」チェックボックスが選択されるので、オブジェクトがクロールを開始するためにキャンバスの右端に移動します。テキストが 1 行に配置され、「テキスト」インスペクタの「レイアウト」パネルで「レイアウト方法」が「クロール」に設定されます。
スクロールの方向、位置、および速度を「インスペクタ」または HUD で変更します。
再生ボタンをクリックします。
オブジェクトがキャンバス内を左方向にクロールします。
テキストを編集する場合は、キャンバス内でテキストをダブルクリックします。
スクロールが停止し、スクロールコントロールがテキストの下端に表示されます。再生を続けるには、Esc キーを押すか、「レイヤー」リストまたは「タイムライン」のレイヤーリストの空白の領域をクリックして、テキストの選択を解除します。
スクロールコントロールについて詳しくは、「「レイアウト」パネルの一般的なテキストコントロール」を参照してください。
スクロールをカスタマイズする場合は、「ビヘイビア」インスペクタでパラメータを調整します。
「テキストをスクロール」ビヘイビアのパラメータについて詳しくは、「「テキストをスクロール」のコントロール」を参照してください。
「タイムライン」で、以下のいずれかの操作を行います:
スクロールの速度を上げるときは、ビヘイビアのバーを左にドラッグします。
スクロールの速度を下げるときは、ビヘイビアのバーを右にドラッグします。
「タイムライン」でのビヘイビアの調整について詳しくは、「ビヘイビアのタイミングを変更する」を参照してください。
スクロールの方向、速度、および位置を調整するときは、「ビヘイビア」インスペクタのパラメータを使用します。
メモ: インターレース方式のディスプレイでちらつきを抑えるための最小速度は 2 ピクセル/フレームで、プログレッシブ方式のディスプレイでちらつきを抑えるための最小速度は 1 ピクセル/フレームであるため、「インターレース」オプションの方がスクロール速度が速いことがあります。