MIDI トラックとオーディオトラック(およびフォルダ)の両方に、トラックのソロボタンが用意されています。トラックをソロにすると、そのトラックだけが切り離されて再生され、それ以外のトラックはすべてミュートされます。トラックのソロボタンを表示したり隠したりするには、「トラックヘッダ設定」ダイアログを使用します。
実際の状況では、ほかのパートと合わせやすくするために、いくつかのトラック(ベースとドラムのパートなど)を単独で再生するのが便利なことがあります。
トラックヘッダまたは対応するチャンネルストリップ(アレンジまたはミキサー)のそれぞれの「S」ボタンを使用することで、トラックおよびチャンネルストリップでソロ状態を独立させることができます。
動作は、「Logic Pro」>「環境設定」>「オーディオ」>「一般」パネルで選択した「トラックのミュート/ソロ」の設定によって異なります:
メモ: 同じチャンネルストリップに送られる複数のトラックのソロ状態が連動します。ソロ状態は、同じチャンネルストリップを使うすべてのトラックで共通しています。
「トラックのミュート/ソロ」設定を「CPU 節約(低速)」にしている場合、いずれかのトラックのソロボタンを有効にするとソロ・ロック・モードがオンになり、そのトラックのすべてのリージョンがソロ・ロック・グループに追加されます。ソロ・ロック・モードでは、選択したすべてのリージョンのソロ状態がロックされます。詳しくは、リージョンをソロにするを参照してください。トランスポートのソロボタンが黄色に変わり、ソロ・ロック・モードを示す南京錠のアイコンが表示されます。
トラックのソロボタンを無効にすると、そのトラックのすべてのリージョンがソロ・ロック・グループから削除されます。また、どのトラックのソロボタンもアクティブでなければ、ソロ・ロックは無効になります。
トランスポートバー上のグローバルなソロ(ロック)ボタンを無効にすると、個々のトラックのソロボタンがすべてオフに設定されます。