「Logic Pro」では、作業を始める前にプロジェクトを開く必要があります。
プロジェクトには、ほかのアプリケーションで作成されたデータ(たとえば、旧バージョンの「Logic Pro」で作成されたソングや「Final Cut Pro」の XML ファイルなど)が含まれていることもあります。
「ファイル」>「開く」と選択します(または、対応するキーコマンドを使います。デフォルトはコマンド+ O キーです)。
すでに読み込まれているプロジェクトがある場合は、そのプロジェクトを閉じても良いかどうかを確認するメッセージが表示されます。このメッセージが表示されないようにするには、「Logic Pro」>「環境設定」>「一般」>「プロジェクト処理」と選択し、「プロジェクトを開くときに、現在のプロジェクトを閉じるか確認する」オプションの選択を解除します。
「開く」ダイアログボックスの「ファイルタイプ」ポップアップメニューでは、以下のオプションを選択できます:
個々のファイルタイプの詳細については、プロジェクトとファイルのやりとりを参照してください。
表示されるファイルタイプを制限する場合は、「ファイルタイプ」ポップアップメニューでファイルタイプを選択します。「すべての Logic 書類」を選択すると、サポートされるすべてのファイルが表示されて、アクセスできます。
ファイルの場所を参照してファイルを選択したら、「開く」をクリックします。
「ファイル」>「最近使った項目を開く」メニューと選択し、プロジェクト名を直接選択します。
「開く」ダイアログボックスが表示されます。「消去」メニューを選択すると、「最近使った項目を開く」メニューのすべての項目が消去されます。
ヒント: 「グローバル」環境設定の「プロジェクト処理」タブで「起動時のアクション」を「最後に使ったプロジェクトを開く」オプションに設定すると、「Logic Pro」の起動時に、最後に使用したプロジェクトが自動的に読み込まれます。プロジェクトを自動で開いて作成するを参照してください。
プロジェクトおよび標準 MIDI ファイルは、Finder からアレンジ領域にドラッグして開くことができます。マウスポインタの位置(マウスボタンを放したときの位置)によって、読み込まれるファイルの場所が決まります。
これには、最初のトラックの位置(最も近い小節の先頭にスナップされます)と方向が含まれます。標準 MIDI ファイルの詳細については、標準 MIDI ファイルを使って作業するを参照してください。
Logic Pro プロジェクトまたは MIDI ファイルを開くには、ファイルを Dock の「Logic Pro」アイコンの上にドラッグします。
「Logic Pro 5」、「Logic Pro 6」、「Logic Pro 7」、および「Logic Pro 8」で作成したプロジェクトを「Logic Pro 9」で開くことができます。「Logic Pro」の以前のいずれかのバージョンで作成したプロジェクトを読み込むと、そのファイルのフォーマットがバージョン 9 のフォーマットに変換されます。
以前のバージョンの「Logic Pro」で作成されたプロジェクトを開くと、チャンネルストリップの出力ルーティングが変更される場合があります。チャンネルストリップの出力ルーティングの詳細については、チャンネルストリップのステレオ出力を設定するを参照してください。
重要: 「Logic Pro 9」で保存されたプロジェクトは、旧バージョンの「Logic Pro」との下位互換性はありません。