トランスポートのキーコマンドを使う
トランスポート機能のうち、キーコマンドとしてしか使用できないものもいくつかあります。このような機能のキーコマンドのほとんどがデフォルトでは割り当てられていないため、キーコマンドを設定する必要があります。キーコマンドをコンピュータのキーに割り当てるを参照してください。
再生または停止: このコマンドを使ったときの状態(再生か停止か)に応じて、再生と停止を切り替えます。デフォルトのキーコマンドはスペースバーです。
ヒント: サンプルエディタ、オーディオビン、ループブラウザのいずれかのウインドウにキーフォーカスがあるときに、スペースバーを使って、オーディオファイルやリージョンの再生を開始または停止できます。
前の小節から再生: 直前の小節の先頭から再生を開始します。
停止または最後の位置から再生: このコマンドを使ったときの状態(再生か停止か)に応じて、現在の再生ヘッド位置で再生を停止するか、直前の再生ヘッド位置から再生を開始します。
停止して左ロケータに移動: 再生を停止し、再生ヘッドを左ロケータ位置に移動します。
メモ: 直接このコマンドを停止ボタンに割り当てることができます。これを行うには、Control キーを押しながら停止ボタンをクリック(または右クリック)し、メニューで設定を選択します。
最後に指定した位置に移動: 位置設定コマンドで最後に到達した位置、またはマウスやルーラを使って位置を直接設定した再生ヘッド位置に、再生ヘッドを移動します。
停止して最後に指定した位置に移動: 上記のコマンドと同じですが、まず再生を停止します。
メモ: 直接このコマンドを停止ボタンに割り当てることができます。これを行うには、Control キーを押しながら停止ボタンをクリック(または右クリック)し、メニューで設定を選択します。
再生または停止して最後に指定した位置に移動: このコマンドを使ったときの状態(再生か停止か)に応じて、現在の再生ヘッド位置から再生を開始するか、再生を停止して直前の再生ヘッド位置に移動します。
停止して先頭に移動: 再生を停止し、再生ヘッドをプロジェクトの開始位置に移動します。
シャトル巻き戻しおよびシャトル早送り: このキーを何度も押すと、巻き戻しまたは早送り速度が速くなります。相反するシャトルキーを何度も押すと、シャトルスピードが遅くなり、最終的には巻き戻しまたは早送りの方向が変わります。シャトルにすると、サイクルモードは無効になります。シャトルは停止コマンドで中止できます。
選択部分の末尾に移動: 再生ヘッドを、アクティブウインドウで最初に選択されているリージョンまたはイベントの最後に移動します。
メモ: また、マーカーに使用できる移動用キーコマンドも多数あります。詳細については、マーカーで移動するを参照してください。