AAF ファイルを使って作業する

AAF(Advanced Authoring Format)は、「Pro Tools」など、ほかの DAW アプリケーションで使用されるファイルフォーマットです。AAF フォーマットでは、トラックおよび時間位置への参照情報、音量のオートメーション情報を維持したまま複数のオーディオトラックを読み込むことができます。

現在のプロジェクトを AAF ファイルとして書き出すには
  1. 「ファイル」>「書き出す」>「プロジェクトを AAF ファイルとして」と選択します(または「プロジェクトを AAF ファイルとして書き出す」キーコマンドを使います)。

  2. 「AAF ファイルを別名で保存」ダイアログで、以下のポップアップメニューのオプションを設定します:

    • サンプルレート:「44.1 kHz」、「48 kHz」、「88.2 kHz」、「96 kHz」のいずれかを選択します。

    • ビット数:「16 ビット」または「24 ビット」を選択します。

    • ファイルフォーマット:「WAVE」または「AIFF」を選択します。

    • ディザタイプ:「なし」を選択するか、または 4 つのディザアルゴリズムのいずれかを選択します(バウンスとディザリングを参照)。

    Figure. Save AAF file as dialog.
  3. 保存先を選択し、ファイル名を入力して「OK」をクリックします。

使用したすべてのリージョンが、トラックおよび時間位置への参照情報、音量のオートメーション情報を維持したまま、AAF ファイルとして書き出されます。

AAF ファイルを読み込むには
以下のいずれかの操作を行います:
  • 「ファイル」>「読み込む」と選択し(または対応するキーコマンドを使い)、「読み込む」ダイアログで AAF ファイルを選択します。

  • 「ブラウザ」で AAF ファイルを選択し、「開く」ボタンをクリックします。

AAF ファイルを開くには
  1. 「ファイル」>「開く」と選択します。

  2. 「開く」ダイアログで AAF ファイルを選択します。