オーディオファイルを移動する

オーディオファイルをシステム内の別の場所へ移動する場合は、オーディオビンで「オーディオファイル」>「ファイルを移動」と選択します(デフォルトのキーコマンドは Control+M です)。

移動元と移動先のディスクドライブまたはパーティションが同じであれば、ファイルは単純にほかのフォルダに移動されます。ドライブとプロジェクトを構成を変えたい場合、この方法ならば時間も手間もかかりません。

プロジェクトで使用されているすべてのオーディオファイルを新しいフォルダへ移す場合などに便利です。

ヒント: オーディオファイルを移動する前に、「オーディオファイル」>「ファイルを Finder に表示」コマンドを使うこともできます(または、Control キーを押しながらオーディオビンをクリックするか、対応するキーコマンドを使います)。移動するファイルのパスと場所を Finder のウインドウで確認できるので便利です。フォルダ名やメモ、またはフォルダ内のほかのファイルを手がかりに、ファイルを移動しても問題ないかどうかを確認します。問題ないと確信できない場合は、「コピー」または「変換」コマンドを使用する方が安全です(オーディオファイルをコピーまたは変換するを参照してください)。

使用中のすべてのオーディオファイルを新しいフォルダに移動するには
  1. オーディオビンメニューで、「編集」>「使用されている項目を選択」と選択します。

    アレンジ領域で使用中のすべてのオーディオファイルがオーディオビン内で選択されます。

  2. オーディオビンメニューで、「オーディオファイル」>「ファイルを移動」と選択します。

    移動するファイルの数を示すメッセージが表示されます。

  3. 「移動」ボタンをクリックします。

  4. 表示されるダイアログで、フォルダを選択し(または新しいフォルダを作成し)、「保存」をクリックします。アレンジ領域で使用中のオーディオファイルが、指定したフォルダに保存されます。

    現在開いているすべてのプロジェクトで、使用しているオーディオファイルのパス情報が自動的にアップデートされます。これにより、オーディオファイルを移動しても、プロジェクトで簡単に管理できるようになります。ファイルを移動した後は、開いているプロジェクトをそれぞれ保存して、すべてのオーディオファイルの保存先参照をアップデートします。

警告: この方法でファイルを移動すると、移動元のフォルダ内のファイルはすべて削除されるので注意が必要です。ほかのプロジェクトが同じオーディオファイルを使っている可能性もあります。その場合、オーディオファイルを使っているプロジェクトを開くときに、移動したファイルを検索するよう指示されます(参照先不明のオーディオファイルを検出して置き換えるを参照してください)。