マーキー選択を使ったタイムストレッチ

マーキーツールでリージョン内をドラッグして選択してから、ポインタツールで選択部分をクリックすると、4 つの Flex マーカーが作成されます。マーキーの境界に 2 つと、マーキー選択の外側にある前後のトランジェント位置に 2 つ作成されます。

Figure. Two audio regions showing the region before and after four flex marker are added.

その後、マーキー選択の外側にあるオーディオ素材をタイムストレッチできます。

マーキー選択を使ってオーディオ素材のタイミングを編集するには
  1. マーキーツールでリージョン内をドラッグして選択します。

  2. ポインタツールで選択領域の上半分をクリックし、強調表示された領域(2 つ目と 3 つ目の Flex マーカーの間)をいずれかの方向にドラッグします。

    Figure. Region area showing marquee selection area being dragged to the left.

これにより、1 つ目と 2 つ目、または 3 つ目と 4 つ目の Flex マーカーの間にあるオーディオ素材を圧縮または拡張できます。2 つ目と 3 つ目の Flex マーカーの間にあるオーディオ素材は一切変更されません。

マーキー選択領域を左に移動したことにより、1 つ目の Flex マーカーが前の Flex マーカーと交差した場合、前の Flex マーカーは前のトランジェントマーカーまで戻ります。これにより、Flex タイミング編集の範囲を左に拡張できます。

マーキー選択領域を右に移動したことにより、4 つ目の Flex マーカーが次の Flex マーカーと交差した場合、次の Flex マーカーは次のトランジェントマーカーまで進みます。これにより、Flex タイミング編集の範囲を右に拡張できます。